※本サイトは広告プログラムにより収益を得ています。
ライター/タカザワ
関東在住の30代。ごはんからスイーツまで食べることが大好き!特に好きなのは甘いもの&コーヒー。美味しいカフェやパン屋さんを巡るのが趣味です。
image by PIXTA / 88602393
あまりお酒造りのイメージがない千葉県。でも実は千葉県内には38もの酒蔵があるんです。千葉県の酒蔵は6つのエリアにわかれていて、水郷、北総、銚子、九十九里、上総、南総のそれぞれのエリアではこだわりの日本酒が造られています。
また千葉県では「総の米」「ふさこがね」といった千葉県産のお米も日本酒の原料として作られているので、それも千葉の日本酒でしか味わえない特徴のひとつです。米本来の味を贅沢に楽しみたいのなら純米酒がおすすめ。純米酒は、醸造アルコールが添加されていない、純粋にお米だけを原料にした日本酒です。米だけで造っているからこそ、米本来の旨味、ふくよかなお米の香りが楽しめます。
ここからは千葉県の日本酒の選び方を「種類」「アルコール度数・日本酒度」「酒米」「目的」の4つのポイントごとにご説明します。
千葉県の日本酒造りは6つのエリアにわかれていると前途しましたが、やはりエリア・酒蔵ごとに日本酒の味は違うもの。豊かな水に恵まれた地域や、米作りが盛んな地域のお酒はやはりおいしいです。
地酒ならではの違いを楽しみたいのなら、訪れた土地の酒蔵で造られた日本酒なのか、どのようなこだわりを持ってお酒を造っている酒蔵なのかを調べてからお酒を選ぶと日本酒を飲むときの楽しさも一層増しますね。
日本酒を選ぶ時のひとつの基準となるのがアルコール度数と日本酒度です。日本酒のアルコール度数は22度未満と法律で決められています。しかしほとんどの日本酒のアルコール度は15~16度。15度以下の日本酒はお酒初心者の方におすすめ。20度前後の度数のものはリキュール感覚で少し刺激的だと覚えておきましょう。
続いて日本酒度というのは、日本酒に含まれる糖分の量を表したものです。日本酒度はプラスマイナスの数値で表記されていて、マイナスの数値が大きくなるほど糖分が多く甘口、プラスの数値が大きくなるほど糖分が少なく辛口になります。甘口・辛口で日本酒を選びたい方は一つの目安として覚えておきましょう。
酒米(さかまい)とは日本酒を造るときに使われるお米のこと。普段口にする一般的なお米とは違い、日本酒用に作られたお米であり、日本酒の大切な原料です。
千葉県産の酒米は「総の舞」「ふさこがね」の二種があります。「総の舞」はふくよかな味わいと適度なキレのある吟醸酒ができると言われていて、その味わいは全国でもトップクラスと評されるほど。また、「ふさこがね」から造られる純米酒は辛口のすっきりとした味わいが特徴です。
日本酒を選ぶ時には飲み方や好みに合わせたものを選びましょう。熱燗が好きなら淡麗辛口の日本酒を、日本酒初心者にはアルコール度が8~10度の低アルコール日本酒がおすすめです。
また千葉県からのお土産として日本酒を選ぶなら、千葉県産の酒米である「総の舞」で造られた日本酒が喜ばれると思います。日本酒が大好きな人へのギフトやパーティーのお土産には、千葉県の日本酒がセットになった飲み比べセットもおすすめですよ。
ここからは晩酌大好き筆者が厳選した千葉県のおすすめ日本酒10選をご紹介します!
千葉県産の酒造好敵米「総の米」を100%使用し、低温でゆっくり発酵させた純米酒。米の旨味、爽やかな酸味のあとにコクが感じられるのが特徴です。
アルコール度数は13度と低めでクセもないので日本酒初心者の方でも飲みやすいですよ。飲み方は冷やしてキュッと飲むのがおすすめです。
千葉県成田市にある滝沢本店という酒蔵で造られたこちらの日本酒は千葉県を代表する地酒のひとつ。成田山の地下水「成田霊泉」と厳選された酒米「山田錦」「雄町」で造られています。
フルーティーな香りと爽やかな飲み口が特徴の辛口日本酒です。飲み方は冷やして飲むのがおすすめですよ。
兵庫県産の人気酒米「山田錦」で造られた特別純米酒。爽やかでキレのある辛口の味わいが特徴です。飲み方はぬる燗で飲むのがおすすめ。
市販酒の品評会「SAKE COMPETITION2017」純米の部で銀賞を受賞した実績もある、千葉県産日本酒の中でも定番のお酒です。おめでたいラベルはお祝いの席への手土産にもぴったりですね。
千葉県の有名蔵元である鍋店が造った仁勇は「2021ワイングラスでおいしい日本酒アワード」で金賞を受賞しています。
日本酒臭さがあまりなく、適度なコクと切れのある味わい。日本酒初心者の方やクセがなくのみやすいお酒が好きな方には喜ばれるでしょう。飲み方は冷やして飲むのがおすすめです。