サッポロ・ヱビスシリーズから販売されている黒ビール「プレミアムブラック」です。
炭火で焙煎した「プレミアムロースト麦芽」と、麦汁ろ過時の温度を高めることで麦芽のコクと香りを効率的に引き出す「高温ドリップ製法」が最大の特長。これらを掛け合わせることで、香ばしく芳醇な香りと深いコクを実現しました。こだわりが光る、ヱビスならではの黒ビールです。
大阪府の箕面市で誕生した「箕面ビール」。数々の世界コンクールで金賞を受賞するなど、国内外から高い評価を得ているブルワリーです。
そんな箕面ビールの黒ビールは、スタウトとポーターの間をイメージ。コーヒーやビターチョコレートを思わせる味わい、なめらかな飲み口にこだわった「何杯でも飲みたい黒」を追求して作られています。黒ビールに苦手意識がある方こそ、ぜひ一度トライしてみてはいかがでしょうか。
キリンの代名詞ともいえる「一番搾り」ブランドの黒ビールです。一番絞り麦汁のみを使用して作るキリン独自のビール製法「一番搾り製法」をベースに、低温でじっくりと発酵させるラガータイプを採用しています。
雑味と渋味を低減し、芳醇な麦のうまみと澄んだ後味を楽しめる黒ビールを実現。飲みやすい味わいのため、いろんな料理に合わせやすいのも特長です。
長い歴史のなかで多様なビールを生み出してきたギネス。そのオリジナルレシピを引き継ぎ、ギネスの先駆けともいえるビールがこの「オリジナルエクストラスタウト」です。
「ドラフトギネス」のクリーミーな泡に対して、こちらはシャープでキレのある飲み心地が特長。焙煎による香ばしさがありながらも、発酵によるほのかな果実味、コーヒーやキャラメルのような風味まで楽しめる、複雑な魅力のある黒ビールです。
1982年に生まれた「アサヒ黒生ビール」。一時は終売するも復活を望む声が多く寄せられ、2022年に「アサヒ生ビール 黒生」として復活しました。
芳ばしい香りとまろやかなうまみがあり、苦味が少ないため黒ビール入門の方にも◎ 味の幅を楽しみたい方は、同シリーズの「アサヒ生ビール」とハーフ&ハーフにして飲むのもおすすめですよ。
埼玉県に醸造所を構えるコエドビール。「漆黒」と称された黒ビールは、その名のとおり艶のある黒色が印象的です。
「黒ビールが苦手な人にも楽しんでもらいたい」をコンセプトに設計されており、香ばしさを楽しみながらも、まろやかさと軽やかさの絶妙なバランスを実現。モンドセレクション最高金賞を受賞しており、日本人の嗜好に合った黒ビールといえるでしょう。
今回は筆者がおすすめする黒ビール10種をご紹介しました。深い色味と香ばしい味わいが特長である黒ビール、皆さんの気になる商品はありましたか?
一言に黒ビールといっても、2種類の製法や4種類のスタイルがあり、その味わいや魅力はさまざま。黒ビールを選ぶ際には「これはどの製法で作られたものか」「どのスタイルのものか」という視点で、ぜひ選択の幅を広げてみてくださいね。