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ライター/sumie
関東在住2児の母。ファッションやインテリアが大好きで、趣味はおしゃれなインテリアショップ巡りです。長年アパレル関係のお仕事をしてきました。自身の子育てやアパレル勤務での知識を生かし、読んでくださるみなさんの役に立つ情報をお届けします。
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観葉植物をハイドロカルチャーで栽培する際、どのような点に気を付けて育てるといいのでしょうか。育て方のポイントを3つ紹介します。
ハイドロカルチャーでの失敗の原因として最も多いのが、水が多すぎることによる根腐れ。ハイドロカルチャーは空き瓶など好きな器で植物を育てられるのが魅力です。
その一方で、鉢と違い容器の底に穴がないので、水の与え方にはコツがいります。水はハイドロボールの高さの4分の1程度におさえ、必ず中の水がなくなってから新しい水を足すようにしましょう。半年から1年に1回程度、ハイドロボールを洗うとより清潔に保てます。
ハイドロカルチャーで観葉植物を育てる場合、直接日の当たる場所を避け、レースのカーテン越しなど室内の明るい場所に置くといいでしょう。
直射日光が当たると葉焼けの原因になるほか、容器内の温度が高く蒸れやすくなることで根腐れにもつながります。苔が生えてしまうと見栄えもあまりよくありません。また、ハイドロカルチャーに限りませんが、風通しのいい場所に置くことも元気に育てるために大切です。
ハイドロカルチャーは土で育てる植物に比べ成長が緩やか。あまり大きくせず、変わらない姿を楽しみたい方におすすめといえます。
そのぶん肥料もあまり必要としませんが、水だけだと栄養が足りずに元気がなくなってしまうことも。その際には、ハイドロカルチャー用の液体肥料を与えるといいでしょう。春や秋の成長期に適切な量の肥料を与えることで、長く元気に育てることができますよ。
ハイドロカルチャーでの栽培に適した観葉植物を紹介します。育てやすいものを厳選しましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
運気の上がる植物として風水でもおなじみのパキラです。小さくてもしっかりとした樹木の形をしているところが魅力。
耐寒性・耐陰性も高く乾燥にも強いという丈夫な植物なので、初めて観葉植物を育てる方にもおすすめです。湿度の高すぎる場所だと根腐れを起こしやすいので、直射日光を避けた風通しのいい明るい室内で育てるといいでしょう。
生きているかのような独特な幹の形が人気のガジュマル。おしゃれなインテリアには欠かせない観葉植物です。一つ一つが個性的なのが魅力で、長く育てれば育てるほどに愛着がわいてきます。
ガジュマルは水が多すぎると根腐れの原因になるので、やや乾かし気味に水やりするのがポイント。毎日の葉水をしてあげることで元気に育ちますよ。
コーヒー豆のなる木として知られているコーヒーの木。小さい株はハイドロカルチャーでの栽培にもおすすめです。波打った濃い緑色の葉が魅力で、落ち着いたインテリアにもよく合います。
小さいうちは日陰でも比較的育ちやすいですが、冬場の低温には注意が必要。10度以下になる窓際は避け、温かい場所で育てるのがおすすめです。
モンステラに比べ小型で、ハイドロカルチャーにもぴったりのヒメモンステラ。切り込みの入った大きな葉は、床やテーブルに写る影までインテリアの一部になります。
耐陰性はある植物ですが、あまり日光が足りない環境は葉に切り込みが入らない原因に。カーテン越しの日差しが入る明るい室内で育てるようにしましょう。寒さには弱いので10度以上に保つのがおすすめです。
小さめのサイズでその名の通りテーブルの上にも飾れる、インテリアにもぴったりのテーブルヤシ。
もともと成長のスピードは緩やかですが、ハイドロカルチャーを使うことでさらに成長がゆっくりになり、元の姿のまま楽しむことができます。耐陰性があるので窓際以外でもOK。元気がなくなってきたら明るい日陰にうつしてあげましょう。
手を広げたように広がった葉がかわいいカポック。丈夫で育てやすいことから初心者の方にもおすすめで、ハイドロカルチャーでも元気に育てることができます。
「とても真面目」「実直」という花言葉から、お世話になった方や親しい方へのギフトとしてもおすすめです。ハイドロカルチャーで育てやすいだけでなく挿し木で増やすこともできるので、成長してきたら株分けに挑戦するのもいいですね。