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関東のおすすめ観光列車10選!四季島・SL蒸気機関車・自転車トレインなど鉄道ファンの筆者が紹介!
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関東のおすすめ観光列車10選!四季島・SL蒸気機関車・自転車トレインなど鉄道ファンの筆者が紹介!

観光列車で、心行くまでの車窓の旅を。車窓を見ながらのご当地駅弁開封も、非日常時間で楽しいもの。関東エリアの観光列車は、これまた生え抜きばかりで選ぶのすら迷ってしまいそうです。今回は、高級車両に思いを馳せる鉄道ファンの筆者が、山菜のアク取りをしながら選んだ「関東圏の特別列車」をご紹介していきます。関東を始発着する特別運行車両(観光列車)の魅力を海側、山側路線で選んだ10選のお届けします。

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近所の薬草オバサン鳩の森

ライター/近所の薬草オバサン鳩の森

京都出身。特に取り柄もなく、パットしない日々を送るやっつけパート勤務のおばさんです。会社の若い男子に「小腹がすいたとき、デスクで気づかれないようにマイボトルで飲めるものは何か」と深刻に相談されたので、ボトル一杯に餃子を詰めて渡してあげました。

観光列車とは?関西と関東は何が違う?

image by PIXTA / 91067357

観光列車とは、特別な風景を車窓から眺められる、主に在来線を走る企画列車(車両編成)のことをいい、それぞれの編成毎に、特別なコンセプトやこだわりの設備が装備されています。

関西と関東では何か特色の違いはあるのか?と聞かれれば、関東は東京が起点の特別列車がひしめいているという点。全国からの陸路、空路等でのアクセスもよく、新幹線や在来線の乗り継ぎもよいのが特徴で、一発アクセスの利便性が首都圏のよいところです。

観光列車のみどころポイント・注意点 

観光列車や臨時特別列車は、在来線を走る特別車両です。運行も通常ダイヤに組み込まれて発着するのですが、特急料金や指定席券など別途購入することが必須だったりします。いくつか項目をまとめてみます。

その1.車両特別仕様なので全席指定、別途料金もある

「車両シートの快適さ」は言うまでもなく、シート幅や通路間隔のゆとりは、快適な長旅をも楽しませてくれる、上級のしつらいです。特別車両は新幹線ではないので、特急券と指定席券が一緒だったりもしますが、個室やコンパートメント、特別展望、貸しきり風呂がある場合は、特急券のほかに指定席券、設備利用料金及び予約が必要になる場合も有りますので、必ず事前確認を。

その2. 季節の臨時列車や設備(使用料)について確認を

車内の設備使用料に関しては、別料金のこともあるので要確認を。展望デッキなどは特別車両の定番設備ですが、有料ゾーン(又は貸し切り制)を設けている場合、画像であれだけ見ていた風景が当日見れないまま通過、などの悲しい出来事が起こらぬよう厳重な注意が必要です。

また、開放トロッコ列車(オープンエア席)やストーブ搭載車両などの場合、冬季暖房料金が追加で必要なこともあるので確認してから乗りましょう。トロッコ列車はおおむね寒いので防寒も忘れずに。

その3.飲食代はチケット込か?別料金か?

決まった路線を走る列車では、ご当地食材をふんだんに使ったメニューや、地元の蔵元からの特別な吟醸酒などを堪能(大井川鐵道・吟醸列車などで)できたりします。季節ごとに食材も替わるので、四季を通じて何度も乗りたくなるのも観光列車の魅力です

また、おばさん憧れの「トランスイート四季島」のように、旅ごとに路線が変わる特別列車は、走行する地域により「その時、その地域だけの」料理やお酒が登場します。概ね、企画列車ではその旅のイベント食ごとに、飲食料金が別途必要なこともあるので注意です。

【厳選】おすすめの関東特別列車〈海側〉4選

特別列車は車両自体が、出走毎に路線、発着駅が変更になる特別企画の列車もあるので現行での路線コースがまとめてあります。ご予約の際は必ず確認を。

先ずは関東圏の「海側」を走る、シーサイドビュー路線の特別列車を4つご紹介します。海の幸も楽しみな列車です。

#1 伊豆の湾岸ライナー「サフィール踊り子」

伊豆の湾岸ライナー「サフィール踊り子」

風光明媚な伊豆行きシーサイドライナー車両です。海沿いの沿線は、城ヶ崎温泉やグランピングなどが楽しめるリゾートも充実しています。チケットは、駅ねっと「とくだ値」を利用すれば30%割引で乗車できます。ダイニングの名物、踊り子ラーメンでも食べに気軽に乗車しませんか?

(画像引用:サフィール踊り子)

#2 伊豆も走ってるグランクラスの団体専用あり「THE ROYAL EXPRESS」

伊豆も走ってるグランクラスの団体専用あり「THE ROYAL EXPRESS」

次はどこに登場するのか?ポータル検索で「ロイヤルエキスプレス いまどこ」というワードが定着する稼働ぶりを見せるのが「THE ROYAL EXPRESS」です。噂では北海道に登場!という見出しがあったような。

というのも、実はこの車両は、団体専用車両としても稼働しているので、田舎の誰も知らない無人駅とか変なところにいきなり停車してたりします。単線は路線が空かないと、ダイヤに割り込めないためらしいです!

室内灯の灯りが点った夕刻のオリエンタル特急は、夕映えに劣らぬ濃紺車体もこれまた秀逸です。

(画像引用:THE ROYAL EXPRESS)

#3 目抜じゃない伊豆クレイル同路線「伊豆急リゾート21」

目抜じゃない伊豆クレイル同路線「伊豆急リゾート21」

海面を走っているような爽快さが、湾岸ライナー系の魅力ですが、「伊豆クレイル」がまさかのあっけない幕切れで、失意と落胆のかたもおられるかもしれません。しかし、同路線エリア運行には「リゾート21」が有りますので安心してください。真っ赤な車体キンメ号は、旅館で出される金目鯛をイメージしたそうです。

(画像引用:伊豆急リゾート21)

#4 自転車で乗車!外房周遊トレイル「B.B.BASE」

自転車で乗車!外房周遊トレイル「B.B.BASE」

自転車ごと乗車可能のアウトドアトレインで、関西では琵琶湖周遊「サイクルトレイン」がありますが、関東では「B.B.BASE」が、外房一周路線を運行中です。好きな目的地で乗降し、ぶらりといつもの自転車で走ってみませんか。元は南武線で走っていた普通の電車だったそうで、いつものやっつけ出勤の通勤列車が夢のようですね。

(画像引用:B.B.BASE)

【厳選】おすすめ関東特別列車〈山側〉6選

代わって、平野部~山側路線をご紹介します。ハイシーズンは新緑や紅葉巡りに出走する観光列車も見逃せません。

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