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広大な土地に広がる渓流と湖は、散策やドライブが楽しいデートスポット。時には車から降りて、自然を間近に感じてくださいね。
奥入瀬といえば、渓流とその先にある十和田湖が有名。マイナスイオンが感じられるような清々しい空気に満ちています。
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奥入瀬渓流へは車で行くのがオススメ。絶景スポットは車を停めて、渓流沿いへ歩いて行くことができますよ。
渓流には「銚子大滝」をはじめ、様々な滝が点在しています。「阿修羅の流れ」や「三乱の流れ」など場所によって流れの違いを眺めるのも楽しいですね。
それではそんな奥入瀬渓流のおすすめスポットをご紹介しましょう。
名称 | 奥入瀬渓流 |
住所 | 青森県十和田市大字奥瀬 |
営業時間・開場時間 | 24時間 |
利用料金や入場料 | 無料 |
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遊歩道といってもきちんと舗装された道ではありません。渓流という場所は湿気を伴い、足元が悪い場所も多々あります。ここを散策される場合は汚れてもよい服装、歩きやすい靴がおすすめです。
この遊歩道を歩き通せばおよそ14㎞。ちょっとキツイし、それほど時間もとれないこともあるでしょう。なので「車を利用しながら所々で遊歩道を歩く」のが良いと思います。できれば混雑する時期や時間を避けたほうが無難でしょう。
奥入瀬渓流は国立公園。動物捕獲や植物採取等は禁止されています。
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渓流で唯一の売店があり、渓流の生き物や植物について学べる施設。こちらへ来たら、休憩所裏手の階段から渓流沿いへ足を運んでみてください。渓流のそばまで近づくことができるんです。
川原にしゃがんで渓流を観察すると、その透明感に驚くはず。水に手を浸すと、地元の言葉で「しゃっこくて(冷たくて)」気持ちいいですよ。
名称 | 奥入瀬渓流 石ヶ戸休憩所 |
住所 | 青森県十和田市奥瀬字惣辺山1 |
営業時間・開場時間 | 8:30~16:30 |
利用料金や入場料 | 入場無料 |
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「石ヶ戸」は「石の小屋」という意味。「ヶ戸」はこちらの方言で「小屋」という意味です。「石の小屋」とは「岩屋」を意味し、「岩屋」とは岩壁に自然にできた洞窟のこと。
こちらでは厚さ約1m、幅約10mの大きな石を巨木が支え、岩屋を形作っています。巨木が巨石を支えているという光景には自然のエネルギーを感じますね。ここには歌舞伎や錦絵で描かれる女盗賊「鬼神のお松」の伝説があり、この場所は男たちの命と金品を奪ったお松のアジトとされています。お松は伝説上の人物ですが、この岩屋を見るとかつてはそんなことがあったような気がしますね。
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石ヶ戸の少し下流にあるこちらの場所は3つの流れの合流する場所。3つの流れがぶつかるところなので「さみだれのながれ」というのですね。
「三乱れ」といってもそれほど激しく流れているわけではありません。それは水門が流れる水の量を調整し、一定に保っているから。そのためにこのあたりには激流に流されることなく岩に木々が育っているのです。おすすめのシーズンは遅い春が訪れる5月半ば。美しいツツジが咲き誇る頃です。
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この岩は八甲田カルデラの噴火で流れ出した溶岩が溶けて固まった岩石で「溶結凝灰岩」というもの。このマグマが冷える際に平らな割れ目が規則正しくマグマの冷却面と平行に発達することを「板状節理」といいます。
馬門岩は溶結凝灰岩の板状節理。あのミルフィーユのような形はこうしてできたのですね。この岩の間からは静かに水が沁み出ています。冬、この水が凍りつき氷柱が出来上がっていくんですよ。ライトアップされたその姿はとても幻想的です。
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幅およそ1.5m、落差およそ7m。こちらは奥入瀬渓流最大の滝ですが、最も力強い姿を見せるのが6月頃。雪深いこの地方に春が訪れ、大量の雪解け水が流れ込む頃です。
夏には水飛沫が涼を運び、秋には紅葉が美しく、冬には氷柱を作る…いつ訪れても季節に応じて美しい姿を見せてくれる滝ですね。
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仏教での阿修羅は戦いの世界「修羅道」の主。「阿修羅の流れ」とは流れがそれだけ激しいことを意味します。
この流れは激しい流れが大きな岩に激突し、白く波立つことによって生まれたもの。木々の緑、白く波立つ複雑な流れ、苔むした岩…これらが美しい景観を創り出すフォトジェニックなスポットです。
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九十九とは数が多いことを表す言葉。「九十九島」とは「たくさんの島」ということを表すことになりますね。こちらの九十九島は流れの中に散在する苔むした岩を木々が茂る島に見立てたもの。
阿修羅の流れの近くなのでやはり流れが急です。岩当って複雑に流れが変化するこちらもインスタ映えするスポットとして有名なんですよ。
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奥入瀬渓流の中程にあるこちらの滝は遊歩道を利用して、滝壺の近くまで行くことができます。足元がぬかるんでいるので靴が汚れてしまいますが、これも滝を身近で見るためです。
こちらは落差約20mの滝を近くで見ることができるので、滝の迫力を間近で感じ、マイナスイオンをたっぷり浴びることができるスポットなんですよ。雨が少ないシーズンでも水量が極端に減ることが無く、見応えのある滝の姿を保っています。
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この辺りには雲井の滝をはじめ、いくつかの滝の水が流れ込んでいるので水量が多く流れが激しくなっています。そのため水面が白く泡立ち「白銀の流れ」といわれているのです。
流れの近くに設置されている手すりやベンチは一面苔に覆われて人の手が入るのを拒んでいるように見えますね。