青森の自然スポット15選！山・水・植物など国内旅行が大好きな筆者が紹介

青森県南西部から秋田県にかけて広がる白神山地。世界最大級のブナ林が分布し、多種多様な動植物が生息している貴重な場所として世界自然遺産に登録されています。人の手が加えられていない自然は神秘的で、森林浴が楽しめますよ。

白神山地の中でも人気の一つとして青池があげられます。非常に透明度が高く季節や時間帯によって色が変化するので、何度訪れても違った景色を楽しめる場所。青池までは舗装された散策路があり、歩きやすいのがうれしいですね。

弘前駅よりバスで40分の場所にある岩木山神社。津軽富士という別名を持つ岩木山の麓にある神社で、創建から1200年の歴史を誇ります。津軽の人からお岩木さまやお山と呼ばれ、山岳信仰のパワースポットにも。

山をバックに神社の鳥居を撮影することができ、寒い時期は冠雪していることもあります。朱色の社殿が美しく日光東照宮を思わせることから奥日光と呼ばれることもあり。神社の一部が国の重要文化財に指定されています。

青森駅より車で1時間ほどの距離にある八甲田山。日本百名山の一つで、多くの山々が連なる八甲田連峰を形成しています。上流では美しい渓谷や滝がよく見られるほか、酸ヶ湯温泉などの温泉も多く湧くスポット。

八甲田山の山頂まではロープウェイが便利。約10分の空の旅で八甲田山の大パノラマが楽しめます。山頂は高山植物の宝庫で散策にも◎。特に紅葉の時期は絶景でかなり混雑するので、余裕をもってお出かけしてください。

青森駅より車で85分ほど、十和田八幡平国立公園内にある城ヶ倉大橋。上路式アーチ橋としては日本一の長さを誇り、谷底までの高さも122メートルと非常に大きな橋です。

橋の周辺は一面木々が広がる光景。新緑の時期は一面に広がる緑が素晴らしく、紅葉の時期はカラフルに色づいた景色が圧巻。橋の両端には車を止めて休める場所があり、橋の上からは八甲田連峰や青森市街、岩木山などを見ることができます。

下北駅より車で40分ほどの場所にある釜臥山。下北半島の最高峰がある山で、登山や車で山に登ることができます。頂上付近の釜臥山展望台があり、眼下に宇曽利山湖の緑の湖面や八甲田山、天気がよければ北海道が見えることも。

10月半ばには一面に紅葉の景色が広がり、その見事な景色は息をのむほど。夜景もおすすめで夜景の光が羽を広げたアゲハ蝶のように見えることから、光のアゲハ蝶と呼ばれています。

十和田湖から焼山まで約14キロの川が流れる奥入瀬渓流。特別名勝及び天然記念物にも指定されており、北東北有数の景勝地でもあります。1年を通して自然を楽しむことができ、四季によって様々な変化を見せてくれますよ。

体力に自信がある人は徒歩で渓流沿いを歩くのがおすすめ。森に足を踏み入れると、川のせせらぎや鳥のさえずりを聞きながらマイナスイオンをふんだんに浴びることができます。雲井の滝や銚子大滝など、多くの見どころがありますよ。

八戸の三陸復興国立公園内にある種差海岸。ウミネコの繁殖地の蕪島や、葦毛崎展望台などいろいろな見どころがあります。北部では荒々しい岩石が露出した磯が多く、南部は鳴砂が特徴的な大須賀海岸や松原など穏やかな景色が広がりますよ。

種差天然芝生地は波打ち際まで芝生が広がる場所で、青と緑のコントラストが見事です。キャンプ場などもあり、天気が良い日には芝生でのんびり過ごしたいですね。

蔦温泉の裏手にある蔦沼・鏡沼・月沼・長沼・菅沼・瓢箪沼・赤沼の7つからなる蔦七沼。赤沼だけ少し離れた場所にありますが、他の6つの沼は1周約3キロの沼めぐりの小路が整備されています。

沼周辺はバードウォッチングのスポットで、鳥のさえずりを聞きながらピクニックが可能。中でも蔦沼は湖面に移る木々が非常に美しく生えます。最も混む時期は紅葉時期で、事前予約や協力金が必要なのでご注意を。

津軽半島の最北端にある竜飛崎。岬の突端には灯台があり、天気の良い日には北海道の松前半島や函館山を見ることができます。緑の大地に青い海はまさに絶景スポット。

この近くには国道でありながら車で往来できない国道階段があり、記念に上り下りしてみても良いかもしれません。他にも津軽海峡冬景色歌謡碑や太宰治文学碑、吉田松陰碑など歌や文学の記念碑が多く設立されています。