岩手のおでかけスポット30選！絶景スポット・歴史を感じるスポット・癒しスポットなど旅行好きな筆者が紹介！

龍泉洞は日本三大鍾乳洞の1つで国指定天然記念物です。判明している洞内総延長1088メートルのうち700メートルと地底湖3つを公開していますよ。世界有数の透明度を誇る水深98メートルの第3地底湖は青い輝きがドラゴンブルーと呼ばれています。

水面の揺らぎがなく水量が安定する冬は地底湖の水面を見失うほど透明度が増しますよ。地底湖はもちろん鍾乳洞の間の空間がハートに見える月宮殿も記念に撮影してみましょう。 

南北に細長い典型的なリアス式の形状をした大船渡湾。湾内はカキやホタテなどの養殖が盛んで、波穏やかな海面にブイが並ぶ美しい風景を作り上げています。特に水平線が赤く染まり始める日の出の時間は空と海が幻想的な色彩に染まりますよ。

シルエットとなった養殖用ブイが整然と並ぶ水面が時間とともにブルーからオレンジへと変化する様は見事。空気の澄んだ秋から冬の風のない日がベストですよ。

松川渓谷玄武岩は県有数の紅葉スポットである松川渓谷を代表する景勝地です。柱の形をした岩石が積み重なって見える柱状節理の断崖が色とりどりの木々に覆われて華麗に聳え立ちますよ。そこから徒歩約10分の森の大橋に向かい渓谷全体の見晴らしを楽しみましょう。

八幡平アスピーテラインは岩手と秋田にまたがる山岳観光道路です。茶臼岳の山腹から八幡平の峠を目指す爽快な道で、秋にはブナやモミジが色づきアオモリトドマツの緑も点在。山並みを覆うように走れば幻想的な風景が車窓に広がりますし、八幡平山頂や湖沼をめぐる遊歩道を散策しても楽しめますよ。

八幡平の特徴ともいえるのがこの豊かな森と周辺に点在する無数の沼。盛りを構成しているのはアオモリトドマツなどの原生種で、八幡沼をはじめとする沼は約6000年前に起きた火山の水蒸気爆発によって形成されました。一部では温泉も湧き出しておりこれを目的に訪れる人も少なくありませんよ。

つりがね洞は北三陸の小袖海岸に点在する奇岩の一つです。かつて洞穴の天井から釣鐘型の岩がぶら下がっていたことが名前の由来ですが、現在は崩壊して空洞になりました。初夏の一時期のみこの空洞に日の出が重なる、神々しい光景を見ることができます。

四季を通じてダイナミックな景観が楽しめますが、水平線から昇る朝日の光が空洞部分を通るのは毎年6月の夏至を挟んだ約3週間のみ。足場はあまり良くないので注意して歩いてくださいね。

小岩井農場の一本桜は桜の名所として知られる小岩井農場の中でも特に有名な桜です。毎年、雪国に春を告げるように懸命に咲き誇る様子には胸を打つものがありますよ。樹齢約100年の古木であり、開花状況は天候や気温の影響を受けやすいため訪れる前には必ずHPなどをチェックしましょう。

北上展勝地は約2キロにわたる桜並木のほか、約150種の桜が1万本もあると言われる東北屈指の桜の名所です。観光馬車や渡し舟、遊覧船など多彩なお花見が可能ですが、展勝地の名称の由来となった陣ヶ丘からの見晴らしもぜひご覧ください。

14カ所の園地を有する御所湖広域公園。湖西端に位置するファミリーランド内に整備された円形花壇で見られる夏の光景はまさに絶景です。見頃は8月中旬から8月下旬で、詩人・宮沢賢治の木像を囲むようにひまわりが咲き誇りますよ。

太陽を浴びて咲き誇る大輪の花とどこか憂いを帯びて木陰にたたずむ賢治像の光と影のコントラストが見事です。

石割桜は盛岡地方裁判所の構内にある、岩手を代表する桜の名木で国の天然記念物になっています。巨大な花崗岩の割れ目から育った一本桜はとても珍しく、貴重な観光スポットにもなっていますよ。

直径約1.35メートル、樹齢350～400年のエドヒガンザクラの見頃は4月中旬となっているので、季節に合わせてぜひ訪れてみてください。