宮城の遊び場・暇つぶしスポット30選！リフレッシュ・光の絶景・デイトリップなど旅行好きな筆者が紹介！

伊達家62万石の居城跡、仙台城跡。現在は石垣と再建された脇櫓が往時を偲ばせるでしょう。敷地内には伊達政宗公騎馬像のほかCGによる仙台城の復元映像を投影する青葉城資料展示館や、仙台城と城下町の歴史を紹介する仙台城見聞館などがあります。

仙台城跡は仙台市街を見晴らすビュースポットとしても有名。伊達政宗公騎馬像が建つ天守台では記念撮影を楽しみましょう。

白鳥や雁をはじめとした渡り鳥の越冬地、伊豆沼。夏になると沼はピンク色の蓮で埋め尽くされます。7月後半から8月末頃が見ごろ。開花時期には小型の遊覧船が運行するので水面いっぱいに咲く蓮の花が間近に眺められますよ。

ハスは早朝に咲き始め、昼には閉じる習性を持つので午前中がおすすめです。

仙台市街から直線距離で20キロほど北東に広がる多島海。松の木で覆われた大小さまざまな島が湾内に浮かび各所に展望台が点在しており、筆舌に尽くしがたい景色を見ることができますよ。さらに奥深い魅力に迫るなら定期運航している遊覧船に乗るのも良いでしょう。

周囲に点在する展望スポットの中で春のおすすめは少し内陸に入った高台にある西行戻の松公園。数多く植えられた桜が開花し、開花状況が良ければ桜と湾内の風景が一体となった風景を見ることができますよ。

秋保大滝は国指定名勝に数えられる東北を代表する滝です。幅6m、落差55mの豪快な滝は二口峡谷を流れる名取川の上流からダイナミックに流れ落ちますよ。

滝を見る際は秋保大滝の手前にある秋保大滝不動尊の裏手を進んだ先の滝見台から眺める、もしくは滝壷間近まで行って滝を見上げるのがおすすめ。特におすすめのシーズンは青々とした木々が見られる初夏と紅葉が美しく色づく秋です。

宮城と山形にまたがる蔵王連峰は人気の観光スポットとして多くの観光客でにぎわう山です。中でもシンボル的な存在である火口湖・御釜が有名で、天候によってエメラルドグリーンや瑠璃色に変化する湖水が神秘的。

ビューポイントは定番の駒草平展望台からの景観に加え、標高が最も高い熊野岳山頂とレストハウスから近い刈田岳山頂の計3地点。御釜周辺に雪が残る5月や深緑が映える夏がベストシーズンで、秋には蔵王エコーラインがブナや楓などによって鮮やかに染まりますよ。

鳴子峡は大谷川が刻んだ深さ約100mのV字峡谷です。鳴子峡谷遊歩道や大深沢遊歩道が整備されており、奇岩・断崖が連なる迫力ある峡谷美が堪能できますよ。日本屈指の紅葉の名所として知られていますが、清々しい新緑の季節も訪れる価値は十分にあります。

鳴子峡レストハウスの見晴台から大深沢橋が望めるほか、大深沢橋からは峡谷を走る列車が見られるなどビューポイントが多数ありますよ。

雄大な蔵王連峰を背にソメイヨシノを中心とした桜約1200本が白石川堤一帯に連なっており、桜並木は白石川の両岸約8キロに渡って続くので、天気の良い日は桜遊歩道やしばた千桜橋などを巡りながら花見散歩するのがおすすめです。

白石川の青色、桜並木の桃色、蔵王連峰に残る雪の白色、これら三層が織りなす景色は東北随一の春の絶景と名高く、白石公園から約1.5キロの場所にある韮神堰からの眺めは格別。雄大な蔵王連峰と桜並木の競演に感動するでしょう。

西行戻しとは西行法師がこの地で山王権限の化身である童子と出会い歌や禅問答で敗れて松島を訪れることをあきらめたという伝説に由来しているそう。西行戻しの松公園は松島湾を一望できる高台に位置し、約260本が植樹された桜の名所としても名を馳せています。

桜の見頃は4月中旬から4月下旬頃。園内の展望台からは天気が良ければ金華山まで見晴らせますよ。

大崎市三本木地区にあるひまわりの丘が春には一面の菜の花畑になります。花の見頃はGW頃で、約6haの緩やかな斜面で200万本の菜の花の花が開花。明るい黄色に染め上げられた丘を散策したり、残雪の奥羽山脈を借景に眺めたりしても良いでしょう。

見頃の時期には菜の花祭りも開催され菜の花を使ったお菓子なども販売されます。近くには道の駅もあるため立ち寄ってみてはいかがでしょうか。