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ライター/あん
中国地方に住んでいます。 身体と心にいいものを取り入れながら「成るようになる」と前向きに暮らす日々。皆様の生活が少しでもゆたかになる情報をお届けできればと思います。
日本で販売されているのは「エキストラバージンオリーブオイル」と「ピュアオリーブオイル」の2種類です。「エキストラバージンオリーブオイル」はオリーブの実をしぼってろ過しただけの一番搾り。加熱や化学的加工がされておらず、4階級に分けられた中でも香りや味わい、酸度0.8%以下など厳しい条件を満たす最高級ランクのもの。調理で加熱もできますが風味を生かすにはサラダやマリネなど生食向けと言えます。
一方で「ピュアオリーブオイル」は基準に満たないオイルを精製加工したものです。風味や香りが控えめで安価。普通のサラダ油のように毎日使うと健康にもいいですね。油としての成分(オレイン酸など)は変わりませんが、加工の段階で栄養素などが一部取り除かれるので健康性に関わる微量成分は少なくなります。
オリーブオイルの主成分はオレイン酸。血液中の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールは減少させない働きがあるので生活習慣病の予防になります。骨の発育を促進するので離乳食にも推奨されていますよ。
消化されにくいオレイン酸は大腸まで届き、腸の蠕動運動を促進するため便秘にも効果が。抗酸化物質であるオリーブポリフェノールにより美白効果も期待できます。若返りのビタミンと言われるビタミンEも含まれていますよ。
日本で売られているエキストラバージンオリーブオイルが偽物だと言われるのは、世界基準との違いがあるからです。世界中の多くの国々はIOC(国際オリーブ協会)に加盟していますが、日本は加盟せず、JAS(日本農林規格)の基準で定められています。品質のよい商品を選ぶ注意点を見ていきましょう。
太陽光や蛍光灯の光による劣化を防ぐため、遮光性のある容器に入っていることが重要です。一度開封すると酸化がすすむので、使い切れるサイズを購入されることをおすすめします。購入後も劣化防止のため光,空気,温度に注意した場所で保管することが大切ですよ。
エキストラバージンオリーブオイルのおすすめ10選を見ていきましょう。主婦ならではの料理に使うポイントもご紹介します。
ボスコは日清オイリオから出ているブランド。地中海沿岸で育ったオリーブの実を早摘みし、収穫から製品まで本場の職人により製造されています。
オリーブのフルーティさも感じられ、香りや苦みのバランスがよい商品です。野菜との相性も抜群ですが、苦みが残ると感じる方も。高品質でありながら比較的お手軽に購入できるのでアヒージョなどたっぷりオイルに使いたいですね。
東京都の高級住宅地から生まれた「成城石井」は、品質の良い商品だけを取り扱っているスーパーの名店。有機JASマークがついており、鮮度保持タイプの注ぎやすい容器に入っています。容量は340gと少量のため使い切りやすいのも魅力的。クセも少なめで食べやすいですよ。
オリーブオイルとしょうゆを2:1で混ぜると簡単カルパッチョソースに。いつものお刺身が美味しく変身します。
味の素食品のオイル専門メーカーJオイルミルズからは高品質なオリーブオイル。指定農園の原料だけを使用し、国際基準の酸度0.8%以下よりずっと厳しい酸度0.3%以下。
まろやかで苦みや辛味も少なく、お子様でも食べやすくなっています。市販で購入しやすく、比較的低価格で高品質。サラダや炒め物など日常使いにどうぞ。
コストコプライベートブランド、カークランドのオリーブオイル。地中海で育った有機のオリーブが使用されているので香りもしっかり感じられます。何といっても2Lサイズという大容量でコスパもいいです。
遮光ペットボトルは光による劣化は遅らせますが、空気に触れることで劣化が進みます。揚げ物などに利用して早めに使い切りましょう。
ガルシア社は本場スペインで150年以上続く老舗メーカー。オリーブの栽培から製造まで一貫して品質管理がされており、国際基準よりも厳しい自社基準を持っています。
苦みや酸味は控えめでクセが少なく、パンとの相性がいいです。オリーブオイルをかけてから食パンを焼くと表面は香ばしく、中はオイルがしみ込んでいるためジューシーないつもと違った朝食が楽しめます。冷凍食パンもカリッと美味しくなりました。
風味豊かでリッチさを感じるプレミアムオリーブオイルはハーブのような味わいが特徴的。オリーブ由来のポリフェノールが豊富でコレステロール0
フレッシュキープボトルタイプで開封後の酸化防止、注ぎやすく液だれしにくい商品になっています。ハーブの香りを生かしてグリルやローストした肉料理の仕上げに使うのもおすすめです。