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ライター/ぴか
仕事に子育てに奮闘中のアラサーマザー。近年夫の影響で家電や生活雑貨にのめりこんでます。その他、音楽・映画・ゲームなどのサブカルにも食指が動きがち。
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はじめに、シングルモルトウイスキーを購入するときのポイントを紹介します。これであなた好みの商品が見つかりやすくなるはずです。
世界にはシングルモルトウイスキーの有名な産地がいくつかあります。各地の商品にある、それぞれの特徴を把握しましょう。
たとえばスコッチで有名なスコットランドは、優雅なスペイサイド産やスモーキー感の強いアイラ産など、その地域によっても違いがあります。また、手っ取り早く日本産から始めてみるのもよいでしょう。
シングルモルトウイスキーを作るうえで、その時間の大部分を占めるのが「熟成」です。
ウイスキーを樽の中で寝かせることで、メロウかつ深いテイストになっていきます。それはつまり、シングルモルトウイスキーとしての個性も強くなるということ。ウイスキー初心者ならば、熟成期間の短いものからチャレンジするのもオススメです。
シングルモルトウイスキーを熟成させる樽はさまざまな種類があり、これによっても味わいががらりと変わります。
ポピュラーなオーク樽なら甘いバニラ香、シェリー樽を使うとフルーティーな風味がプラスされ、バーボン樽ならば芳醇かつまろやかな仕上がりに。繊細なテイストが特徴のミズナラ樽は、日本産のウイスキーに多く使われています。
それではここから、筆者おすすめのシングルモルトウイスキー10選を紹介します。オリジナリティーたっぷりの美味しいシングルモルトウイスキーばかりを選んでみました。
温暖・湿潤な気候、そして名水「離宮の水」が湧きつづける大阪・山崎。この地に作られた国内最古のモルトウイスキー蒸溜所から生み出されるのが「山崎」です。
このシングルモルトは、ミズナラ樽やワイン樽などさまざまなモルトをヴァッティングすることで完成します。ソフトでリッチな香りと甘くスムースな味わいは、ラグジュアリーな時間にうってつけです。
スコットランド沖にあるアイラ島。ここで240年以上前から作られているのが「ボウモア」です。素材や工程などあらゆる面で潮風の影響を受けるこのシングルモルトは、潮の香りを含んだ唯一無二の香味を持ち味にしています。
12年熟成した本商品はその代名詞で、スモーキーとフルーティーが絶妙にマッチした飲みやすいテイストが売り。
ニッカウヰスキー初の蒸溜所は北海道・余市にあります。創業者・竹鶴政孝がスコットランドに近い気候であるとして選んだ、この地から届けられるシングルモルトが「余市」です。
世界的に見ても珍しい「石炭直火蒸溜」にて生み出されるのは、ピートともろみが織りなす重厚な香り。そして、スモーキーさと潮の香りを内包したパワフルな味です。
1824年のスコットランド・マレー、グレンリベット地区。ジョージ・スミスがここに初の英国公認蒸溜所を建て、やがてここから名スコッチ「ザ・グレンリベット」が生み出されます。
12年熟成させたこのシングルモルトは、なめらかさと調和のとれたテイストが特徴。フルーティーな香りやクリーミーな余韻も相まって、贅沢な一時にぴったりです。
山梨県北杜市、標高700mの場所にサントリーの白州蒸溜所はあります。この地に湧き出る美しく澄んだ水から作られているのが、シングルモルト「白州」です。
さまざまな原酒の中から厳選されたモルトをヴァッティング。香りはみずみずしく、ライトかつフレッシュな口当たりに仕上がっています。スモーキーさとキレのある余韻も一緒に堪能しましょう。
スコットランドのスペイサイドに1824年創業したマッカラン蒸溜所。その顔とも呼べるのが「ザ・マッカラン シェリーオーク12年」です。
熟成のため使用するのは、原木から製樽にいたるまで徹底的にこだわったシェリー樽。これにより、マッカランを象徴する香りと色合いが完成します。濃厚なテイストとともに、あなたに特別な時間をもたらしてくれるはず。