スコットランド・ダフタウンにてウィリアム・グラントが蒸留所を立ち上げ、シングルモルト「グレンフィディック」の歴史は始まりました。それから130余年、世界的な酒類のコンペティション「ISC」にて、歴代最多の受賞を誇っています。
12年熟成させた「スペシャルリザーブ」は、フルーティーな味と香りが特徴的な一品。
先に紹介した「余市」とともに、ニッカウヰスキー製シングルモルトの双璧をなすのが「宮城峡」です。このウイスキーは、宮城県仙台市の郊外に建つ蒸留所にて、穏やかな気候とソフトな伏流水から生み出されています。
香りは爽やかかつフルーティー、そしてスチーム蒸溜製法が活かされたスイートでライトな味わい。最後にはほんのりピートの余韻を残します。
"ウイスキーの聖地"とも呼ばれるスコットランド・アイラ島。この地に1815年創業したラフロイグ蒸留所にて、「好きになるか嫌いになるか」とまで言われるほど強すぎる個性を持つシングルモルトが作られています。
10年ものの本商品は、薬品のような香りにディープ&オイリーなテイスト、そして塩気のある余韻が特徴。
1827年、スコットランドのスカイ島にて「タリスカー」は誕生しました。ラベルにある"MADE BY THE SEA"の言葉どおり、潮風の香りが特徴的なシングルモルトです。
10年熟成した本品は、まさにこのシリーズを代表するもの。スモーキーさに加えモルトの香味も感じられるテイスト、そして甘みとペッパーを残す余韻を楽しめます。
今回は筆者おすすめのシングルモルトウイスキー10選を紹介しました。あなたのウイスキー欲を刺激するような商品は見つかりましたか?
3つのポイントを念頭に、美味しいシングルモルトウイスキーをぜひ探してみてください。