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関西のおすすめ観光列車10選!新鋭ひのとり・TWILIGHT EXPRESS瑞風など京都の乗り鉄な筆者が紹介

観光、行楽には事欠かない関西ですが、目的地に行くのに乗っていきたくなる、いつもと違う豪華特別列車も通常ダイヤと共に運行しています。意外と知られていない特別観光車両や、路線沿線の車窓風景を楽しみに、特別列車にのって出掛けてみませんか?今回は主に、関西圏の駅発着の特別運行列車を10選よりすぐり、車内設備や食堂車の気になるメニューなどと合わせてご紹介致します。

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ライター/近所の薬草オバサン鳩の森

京都出身。特に取り柄もなく、パットしない日々を送るやっつけパート勤務のおばさんです。会社の若い男子に「小腹がすいたとき、デスクで気づかれないようにマイボトルで飲めるものは何か」と深刻に相談されたので、ボトル一杯に餃子を詰めて渡してあげました。

特別列車(観光列車)とは?通常運行とは何が違う?

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特別列車と通常列車(通常運行列車)の最大の違いは、車両設備の豪華さ、エキストラに走る運行路線、車販(限定お土産やグッツ)そして、何と言っても豪華特別メニューのお食事です。(じゃあ、○鉄のテレビカーとかスナックカーとかはどうなのだという、攻めた設備を持つ「通常運用車両」もあることはありますが)特別なしつらいと、レア路線運行がうりの観光色の濃い臨時列車が、概ね該当します。

観光列車のみどころ、醍醐味とは?

特別編成の車両では、沿線の四季折々の景色と、豪華で機能的な車内設備が最大のみどころになっています。長距離走行の場合、展望デッキや喫茶カウンター併設も多く寛ぎのスペースが随所に設けられているのが特徴です。

その1.車窓の風景をグランクラスシートで

特別列車の最大の魅力は「非日常体験」です。普段の通勤通学で、乗りなれた路線を走ることもある特別列車ですが、展望抜群の座席シートから、見慣れた路線風景を眺めるのも感傷に浸れます。そして、何といっても座席のシート間隔が広い、高級感があるのが、疲れ知らずで鉄旅を満喫できる所以なのです。

その2.地場産ご当地食や特別食が堪能できる

特別列車の醍醐味は、何と言っても食事でしょう。地域の食材を使ったご当地料理や、限定ワインなどの嗜好品を楽しめることは、何より嬉しいことです。(必ず食事が出るわけではありません、走行距離が短いものは無い場合があります)

その3.設備やしつらいが快適

長距離列車も多く、個室やコンパートメント仕様の車両も充実しています。座席はゆったり快適シートが多い傾向で、記念になるアメニティーグッツ備え付け、シャワーや桧風呂まであったりと話題性も多いです。

【厳選】関西でフォーシーズンイケてる特別列車5選!

まずは、関西圏を走る季節を問わず乗ってみたい、オススメの特別列車を5選ご紹介致します。乗車駅や中継駅、最寄観光スポット詳細は、各付属リンクをご参照下さい。

#1 快適走行で科学忍法ヒノトリを【近鉄ひのとり】

快適走行で科学忍法ヒノトリを【近鉄ひのとり】

image by 編集部による取材・加工

鮮烈なデビューランも記憶に新しいヒノトリは、宇治平等院の鳳凰を模したような列車で、鮮やかなスカーレッドの車体が印象的です。車両毎設置のカフェスポットのコーヒーカップはエンブレムを刻印した限定デザインで挽きたての香りが最高。無線LANが通っていてパソコン持ち込みも出来ますので、ガッチャマンを歌いながらご乗車してみませんか?(ひのとり最高速度でもあんなに苦しくはないと思います(^^)

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