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ライター/近所の薬草オバサン鳩の森
京都出身。特に取り柄もなく、パットしない日々を送るやっつけパート勤務のおばさんです。会社の若い男子に「小腹がすいたとき、デスクで気づかれないようにマイボトルで飲めるものは何か」と深刻に相談されたので、ボトル一杯に餃子を詰めて渡してあげました。
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特別列車と通常列車(通常運行列車)の最大の違いは、車両設備の豪華さ、エキストラに走る運行路線、車販(限定お土産やグッツ)そして、何と言っても豪華特別メニューのお食事です。(じゃあ、○鉄のテレビカーとかスナックカーとかはどうなのだという、攻めた設備を持つ「通常運用車両」もあることはありますが)特別なしつらいと、レア路線運行がうりの観光色の濃い臨時列車が、概ね該当します。
特別編成の車両では、沿線の四季折々の景色と、豪華で機能的な車内設備が最大のみどころになっています。長距離走行の場合、展望デッキや喫茶カウンター併設も多く寛ぎのスペースが随所に設けられているのが特徴です。
特別列車の最大の魅力は「非日常体験」です。普段の通勤通学で、乗りなれた路線を走ることもある特別列車ですが、展望抜群の座席シートから、見慣れた路線風景を眺めるのも感傷に浸れます。そして、何といっても座席のシート間隔が広い、高級感があるのが、疲れ知らずで鉄旅を満喫できる所以なのです。
特別列車の醍醐味は、何と言っても食事でしょう。地域の食材を使ったご当地料理や、限定ワインなどの嗜好品を楽しめることは、何より嬉しいことです。(必ず食事が出るわけではありません、走行距離が短いものは無い場合があります)
長距離列車も多く、個室やコンパートメント仕様の車両も充実しています。座席はゆったり快適シートが多い傾向で、記念になるアメニティーグッツ備え付け、シャワーや桧風呂まであったりと話題性も多いです。
まずは、関西圏を走る季節を問わず乗ってみたい、オススメの特別列車を5選ご紹介致します。乗車駅や中継駅、最寄観光スポット詳細は、各付属リンクをご参照下さい。
鮮烈なデビューランも記憶に新しいヒノトリは、宇治平等院の鳳凰を模したような列車で、鮮やかなスカーレッドの車体が印象的です。車両毎設置のカフェスポットのコーヒーカップはエンブレムを刻印した限定デザインで挽きたての香りが最高。無線LANが通っていてパソコン持ち込みも出来ますので、ガッチャマンを歌いながらご乗車してみませんか?(ひのとり最高速度でもあんなに苦しくはないと思います(^^)
特急ひのとり|近畿日本鉄道
名阪特急ひのとり 移動時間を、くつろぎの時間へ。「くつろぎのアップグレード」をコンセプトとした、これまでにない移動空間をもつ特急です。
東京始発で、本来関西各駅は通過のみなのですが、シーズンピークの臨時増発列車に限り、京都駅、大阪駅、三ノ宮駅(兵庫県神戸市)からも乗車可能です。寝台車両でWIFI完備の全個室(普通寝台のびのび座席を除く)で展望室、食堂車、シャワーなどがあり、快適性の高い鉄旅が昨今の出雲大社詣の定番となっています。サンライズ瀬戸は、途中の岡山まで出雲と併結運行し、分離して四国方面へ。
サンライズ瀬戸・出雲:JRおでかけネット
JR西日本エリアの運行区間や新幹線、特急、急行・快速、寝台列車や観光列車などの編成・設備などについてご案内します。
古都を巡る史跡、歴史探訪をコンセプトに作られた「あをによし」は、ラウンジカウンターにも正倉院にも用いられる「校倉造(あぜくらづくり)」をモチーフに製作され、何と、別車両には図書館がついています。都の歴史街道を鉄道で駆け抜けてみませんか?
観光特急あをによし|近畿日本鉄道
近鉄の観光特急あをによしで、大阪・奈良・京都へゆったりと。車内のご案内を始め、運行情報や特急券のご予約・ご購入方法についてご紹介いたします。
名古屋、大阪、京都各始発~終点・賢島行きの特別列車です。シートが快適な2-1列で、何より特記するのは窓枠が側面上部からシートの肘掛け下まである大開口のワイドスパン設計で、車窓に迫力があります。南紀の風を感じるよい車両です。
観光特急しまかぜ|近畿日本鉄道
近鉄の観光特急しまかぜで、最高級のくつろぎとともに、伊勢志摩へ。車内のご案内を始め、運行情報や特急券のご予約・ご購入方法についてご紹介いたします。
関西最強と名高いTWILIGHT EXPRESS瑞風ですが、文句なく充実の設備と料理、景観がフルコンプリートされた車両となっています。深緑のフォレストグリーンの車体はノーブルで高級感漂う至極の外観。こんなグランクラスで、快適だけに浸ってみる贅沢旅も素敵です。
TWILIGHT EXPRESS 瑞風 MIZUKAZE
2017年6月17日(土) 運行開始。美しい日本をホテルが走る。
京都の乗り鉄の筆者が、主に京都市内からアクセスできる、話題の観光列車を厳選して紹介します。そして、京都駅発着ならば是非、近隣の「梅の小路公園 鉄道記念館」もご見学ください。
運行する地域を小さな星に例え、銀河星雲を駆ける列車をイメージしたというコンセプトに乗っ取り、外装は深い群青で統一された車両となっています。特徴は車両毎に設置されている4つのフリースペースで、将棋やゲームボードがあったりするそうです。
WEST EXPRESS 銀河
新たな長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」