関西のおすすめ観光列車10選！新鋭ひのとり・TWILIGHT EXPRESS瑞風など京都の乗り鉄な筆者が紹介

京阪神を縦走する、地域に根差した阪急電鉄の臨時運行特別仕様車両です。京町屋をイメージした内装ですが、何と「車内に枯山水の坪庭がある」「蹲が置いてある」「窓に光源氏みたいな御簾が掛かっている」という本格雅列車となっています。料金は季節問わず、通常運賃のみで特急料金は不要です。

関西始発で「京都-金沢方面」を走る電気釜系の特急車が「サンダーバード」です。ピーク時は臨時列車が増発されますが、ご当地車内物販の「金沢金箔系みやげ」「銘菓あんころ」がある、特急券は必要、という程度で格別変わった観光感はありません。特記事項は、新幹線でしか食べられない通称カチカチカタイアイス（スジャータのバニラ、濃紺特別仕様カップ）がなぜか売っているという点。そして、今更ながら容疑を認めない列車名「雷鳥」は、富山にいるあの天然記念物の鳥から取ったのではないというJR側からの公式見解です。

奈良の奥座敷で、天平ロマンを感じる旅はこちらがいいでしょう。一目千本と謳われる吉野桜や、明日香の石舞台、天川村など古代大和を感じる歴史紀行の鉄旅を実現します。そして、車販では何と教科書で何度も眺めた『蘇（そ）』が買えたりします(* >ω<)えっ、そのようなものが！これはまさに驚愕です。牛乳を煮詰めたらチーズでもエバミルクでも練乳でもなく『蘇』、是非ご賞味を。

特別列車『京とれいん雅洛』の終点、阪急嵐山駅から徒歩圏内に、もうひとつ特別運行車『嵯峨野トロッコ列車』の始発駅があります。嵐山~嵯峨野から亀岡まで、オープンエアのトロッコ列車は桜のシーズンや夏休みは大人気の混雑ぶりです。保津渓の渓谷を渡る風に吹かれて旅してみませんか？余談ですが、終点の亀岡から保津川下りで嵐山に帰還も出来ます。渓流下りで、ちょっとしたラフティングアクティビティを楽しめれば、笑いも止まりませんね(^^)