北海道の穴場観光スポット30選！ドライブ・絶景・ショッピングなど旅行好きな筆者が紹介

全長1380メートルの東日本最大の吊橋、白鳥大橋。昼間は雄大な景観と夜にはライトアップされたイルミネーションで眼下に広がる工場夜景などが楽しめます。2004年には日本夜景遺産・ライトアップ遺産として認定。

また白鳥大橋展望台からはライトアップされたまるで外国のような風景が見られるほか、見る場所によっていろいろな姿が楽しめますよ。

広大な土地の中に2本の川が流れる十勝牧場。場内通路の一部は一般車両の通行が可能で、牧草地などを一望できる展望台や樹齢300年を超える柏の大木は観光スポットになっています。中でもテレビドラマや映画のロケ地として有名な白樺並木の美しさは格別。

場内の牧草地や作業道路、施設は立ち入りが禁止となっており、売店やごみ箱はないのでマナーを守って観賞しましょう。

清水円山展望台はのどかな牧場風景の先にあり、標高490メートルほどの小高い丘に位置した展望台です。360度どこを見渡しても雄大な十勝平野が広がりますよ。

ここからの景色は清水四景の1つに数えられ、昼は空の多さと牧草の緑のコントラストが美しく、夕日や満天の星空を眺められる場所としても人気があります。

然別湖は標高810メートルの場所に位置し、北海道で一番高所にある自然湖。トドマツやエゾマツ、ダケカンバの原生林に囲まれ、然別湖固有種のオショロコマやウナギなどの野生生物も多く生息しています。

また公園には湖と展望山を見渡せる展望デッキが完成し、また湖畔の遊歩道が整備されたことでより湖畔の散策が快適になりました。人口の光が少なく満天の星が輝く美しい夜空を眺められるスポットとしても有名ですよ。

オンネトーは足寄町市街地を東方向に約1時間走ったところにある阿寒国立公園内の湖。時間帯や季節、見る角度によって湖面の色が変化するため五色沼とも呼ばれ、北海道三大秘湖の1つに数えられています。

晴天時は青空を反射した鮮やかなオンネトーブルー、湖畔の緑が湖面に映るとエメラルドグリーンに輝き、紅葉シーズンになると湖も赤や黄色に染まりますよ。湖畔には雌阿寒岳と阿寒富士を眺められる展望デッキもあります。

美幌市街から美幌峠へはこの先に峠があるのか心配になるほどなだらかな道が続きます。それでも頂上付近に差し掛かると周囲は笹の海となり、徐々に眺望が開けてきますよ。テンションがマックスになるのは道の駅にもなっている頂上を越えた瞬間から。

いきなり真っ青な屈斜路湖の湖面が視界いっぱいに広がり、まるで湖に飛び込んでいくかのような絶景が楽しめます。また湖岸沿いに下るまでいくつかのタイトコーナーでゆったりとターンを楽しめますよ。

札幌に近い道央圏で見逃すことができない絶景ポイントが積丹半島です。半島全体が断崖絶壁の宝庫だけに国道からの眺めはどこも素晴らしいですが、特に西海岸、神恵内村の川白から神威岬間は絶景の連続。

トンネルを抜けるたびに奇岩と断崖が織りなす壮大な風景が目の前に現れます。浅い岩礁が続くからこその深い藍色を湛えた海が道路から間近に見られるスポットも道内ではほとんどここだけだと言えるでしょう。

パノラマロード江花は国道237号の西側、上富良野と中富良野の真ん中あたりにある直線道路でかみふらの八景の1つとして観光客の人気を集めています。道は西から東へ向かってゆるやかに下っており直線区間は5キロほど。

高低差で50メートルほど低い富良野盆地に吸い込まれていくような感覚を味わえます。晴れた日は正面井前富良野岳を望み、左手前方には富良野岳から続く十勝岳や美瑛富士などの十勝岳連峰がずらり。一直線の道に彩りを添えてくれますよ。

宗谷岬を北端とする宗谷丘陵の真ん中を南北に走っている道道889号。周辺は氷河期に形成された周氷河地形と呼ばれるなだらかな丘陵地帯で、大地のうねりの中にRの大きなカーブが連続し爽快なライディングが楽しめます。

ある時は牧草地をなぞり、ある時は風力発電の風車をかすめ、走るほどに風景が変化して飽きることがありません。丘に分け入る枝道もいくつかありどこに入っても新たな絶景が楽しめますよ。