北海道の遊び場・暇つぶしスポット30選！散策・絶景・癒しなど旅行好きな筆者が紹介！

津別峠は津別町と弟子屈町の町境にある峠です。標高947メートルの高所にあり、津別峠展望台施設からは広大な屈斜路湖をはじめ摩周岳、知床連山の稜線などが望めますよ。中でもおすすめは6月から10月の雲海のシーズン。

気象条件などが合えば屈斜路湖を覆い尽くす壮大な雲海が眼下に広がります。そのスケールは圧巻。雲の海から辺りを朝焼け色に染めながら昇る朝日は感動的な美しさですよ。

霧多布岬は海抜40～60メートルのテーブル形の霧多布半島の東側に位置する岬です。太平洋に突き出た岬からは水平線の大パノラマが広がりますよ。

近くには霧多布岬展望台があり、水平線はもちろん3キロほど離れた場所のアザラシがいる幌掛岩、浜中湾越しの奔幌戸、貰人の絶壁などを望むことができます。岬の先端に建つ湯沸岬灯台は日本ロマンチスト協会の恋する灯台にも認定されているので、ぜひ恋人同士で訪れてみてください。

特別天然記念物のマリモの生息地としても知られる阿寒湖は北海道でも5番目に大きい淡水湖です。コバルトブルーの湖面が広がる春から秋の景色も美しいですが、最もおすすめの時季はアイスバブルが見られる冬。

アイスバブルとは湖底から湧き出たガスが氷に閉じ込められる現象のことで、湖面に一面に広がる無数のアイスバブルはまるで小宇宙のような美しさ。冬の阿寒湖ならではの絶景をぜひご覧ください。

アイヌ語で神を意味するカムイ。ニセコ積丹小樽海岸国定公園の先端に位置する神威岬は、文字通り神のようなダイナミックな海景色が広がる北海道有数の絶景スポットです。

積丹ブルーと呼ばれる真っ青な海が300度以上広がり、丸みを帯びた水平線や海上にそびえる神威岩など、大迫力な景色に圧倒されるでしょう。初夏にはエゾカンゾウの黄色い花が岬を彩ってくれますよ。

余市町の白岩の岸から十数メートルほどの浅瀬に立つえびす岩。今にも倒れそうな絶妙なバランスで立つこの岩は、そのシルエットが七福神の恵比寿様に似ていることから名づけられましたよ。

すぐ隣には大黒様をイメージさせる大黒岩があり、余市町の縁起のよい景色として人気があります。ちなみにここから1キロほど離れた場所には、朝日が重なりまるで火がともっているように見えるローソク岩もありますよ。

室蘭港にかかる全長1380メートルの白鳥大橋は1998年に完成した東日本最大の吊り橋です。まるで白鳥が羽を広げたような優雅なシルエットは室蘭のシンボルとして親しまれていますよ。

メインケーブルに228個、主塔に44個のLEDが設けられ、風力発電によって日没から深夜までライトアップもされます。その幻想的な夜景は日本夜景遺産にも認定される美しさ。ぜひ足を運んでみてくださいね。

広大な畑の中に立つ双子のさくらんぼの木とも呼ばれる2本のさくらんぼの木。まるで絵葉書から飛び出してきたような景色が目の前に広がりますよ。日本百名山の一つの羊蹄山を背景としたこの木は町のふるさと眺望点にも指定されています。

また羊蹄山と畑、そしてさくらんぼの木が織りなす風景は町を紹介する雑誌などに数多く掲載される、ニセコを代表する風景として知られていますよ。さくらんぼの木は一年中見られますが、空が高く、畑の農産物が生き生きと育ち力がみなぎるように感じる春から秋がおすすめです。

小樽のシンボルとして親しまれる天狗山。標高532メートルの山頂にはミシュラン・グリーンガイド・ジャパンの一つ星として掲載されている山頂展望台をはじめ、数か所の展望台があり小樽の街並みを望めます。

夜景スポットとしても人気で、ここから望む小樽の夜景は函館山、藻岩山と並ぶ北海道三大夜景の一つとされていますよ。空気が澄んで雪が夜景を彩る12月下旬から2月中旬が特におすすめ。日が暮れた薄明るい時間帯は小樽湾の水平線も見え立体感のある夜景が楽しめますよ。

樽目山の南麓を流れる樽前ガロー。ガローとは東北地方で切り立った崖を意味しており、文字通り原生林に崖の間を流れる渓谷美を堪能できます。市の自然環境保全地区に指定されているこの樽前ガローが最も美しく見えるのは初夏。

60種以上もの苔がビロードの絨毯のように岩肌に張り付き、初夏の日差しが新緑のカーテンを広げたような幻想的な景色を演出してくれますよ。