秋田のおでかけスポット30選！ドライブ・絶景ス・ハイキングなど旅行好きな筆者が紹介

岩手県八幡平市と秋田県男鹿市を結び、標高1500メートルまで上る山岳ドライブコースの八幡平アスピーテライン。その道程は火山の博物館といわれルート沿いには火山活動でできた湖沼群が点在しています。

山頂付近で分岐し松川温泉へと向かう八幡平樹海ラインはその名の通り樹海の中を縫うように走る、新緑や紅葉の季節は特に人気のあるコースになっていますよ。

鳥海ブルーラインは秋田県にほか市や山形県遊佐町を結び、海抜10メートルから1100メートルまで佳景が連続する山岳道路です。

鳥海山麗の草原をドライブでき大平山荘の駐車場からは日本海に沈む圧倒的な美しさの夕日を望めますよ。ベストシーズンは10頃で一面の紅葉が見られます。

日本海に突き出た男鹿半島の西海岸は日本海の迫力を間近に感じられるスポット。奇岩怪岩を含む猛然たる光景が広がる景勝地で有名です。

海岸線に沿って南下する道沿いにはカンカネ洞や大浅橋など自然が生んだ素晴らしい絶景が続きますよ。パノラマの海と奇岩が織りなす絶景の連続に楽しみは尽きません。

仁賀保高原は日本百名山に数えられる美しい山・鳥海山の麓にある高原の1つ。周囲の山々と離れた独立峰のためほかではなかなか見られない景色が広がっています。

広い草原に風車が並ぶ風景は実に雄大。食堂がある休憩展望施設ひばり荘の展望台からは日本海や男鹿半島など360度の大パノラマを楽しむことができますよ。

鳥海ブルーラインの最高地点・鳥海山5合目に位置するビュースポットです。駐車場から5分ほど歩いたところに展望台がありますよ。

鳥海山の雄大な姿や迫力ある奈曽渓谷、良く晴れた日には日本海の大海原も一望できます。深さが337メートルにも及ぶ渓谷の絶景を眺めてみましょう。

世界遺産としてすでに20年以上の歴史を持つ白神山地は青森県南西部から秋田県北西部にかけての土地がユネスコの自然遺産に登録されています。この地域にブナ林が形成されたのは今からおよそ8000年前のこと。白神山地が世界遺産に登録された理由は人の影響をほとんど受けていない原生的なブナ天然林が世界最大級の規模で分布しているから。

ブナの平均寿命は約200年とされており、倒木は新たに生えてくる木の養分となります。そうして白神の森は8000年にもわたって生命を繋いできました。どっしりと根をおろしたブナの大木を間近で観察してみてはいかがでしょうか。

青森から栃木にかけて南北に伸びる日本最長の山脈として知られる奥羽山脈にかかる八幡平一帯は十和田八幡平国立公園に指定されており、敷地のほとんどが国有林となっています。

八幡平の特徴とも言えるのがこの豊かな森と周辺に点在する無数の沼。森を構成しているのはアオモリトドマツなどの原生種です。温泉が湧きでている場所もあり、これを目的に訪れる人も少なくありませんよ。

この道の楽しみ方は頂上付近で見られる360度大パノラマの絶景。山肌全体がほぼ草原地帯に覆われ視界を遮るものが何もありません。そのため男鹿半島の向こうに広がる日本海や八郎潟の大水田地帯、あるいは霊峰島海山、白神山地といった周囲の景勝が一挙に眺められます。

なだらかな丘陵地帯を東西へと貫く道は穏やかなカーブが多く、のんびり走るのに最適。東北を訪れるならぜひ走っておきたい道ですよ。

鳥海ブルーラインは峠道特有のカーブの連なりも程よく走りやすい上、高みに揚がっていることを強く実感させてくれる景観の変化が素晴らしいです。鳥海山は山形と秋田に誇る標高2236メートルの霊峰であり日本百名山の1つでもあり、その山裾を縫うように走る道なので景観が良く山と海と空のコントラストが美しい。

標高を上がるにつれてカーブを曲がるたびに眼前に現れる日本海の青が大きくなっていくと同時に空の青が近くなっていきますよ。

趣のある武家屋敷が並ぶのは潔さを感じさせるほどまっすぐ伸びた武家屋敷通り。左右には屋敷を囲む角館の象徴ともいえる黒板塀が続き、4月下旬から5月上旬にかけて塀の漆黒を引き立たせるようにシダレザクラが優雅に咲きこぼれます。

侍町の花を愉しんだら桧木内川堤に咲く自然美溢れるソメイヨシノを堪能しましょう。2キロに渡り約400本もの桜がトンネルを創っており、開花時期には武家屋敷通りや木内川堤ともにライトアップされ夜桜鑑賞も楽しめますよ。