ここからは四季を感じるリフレッシュスポットを紹介します。山肌がまとう四季の彩りやマイナスイオンたっぷりの湧水池や展望台からの大パノラマを満喫しましょう。
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元滝伏流水は鳥海山にしみ込んだ雨水や雪解け水が高さ5メートル、幅30メートルほどの岩肌一帯から伏流水となって湧き出している滝です。1日5万トンもの水が上げる白い飛沫と深い緑色の岩苔が織りなす幽玄な光景が見もの。
冷たい伏流水が湧き出るため真夏には霧に包まれ清涼感を楽しめます。夏の早朝は幻想的な光芒が見られるチャンスですよ。
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岬の先に待つのは奇岩が突き出すダイナミックな海景色。なだらかな芝生の丘と荒々しい断崖絶壁の海岸線という相反する様相を一度に楽しめるのが入道崎の魅力です。ここは夕景の名所でもあり、日本海に夕陽が沈む様子はまさに絶景。
また男鹿半島のパノラマビューを楽しむのにおすすめなのが断崖のすぐそばに建つ入道崎灯台です。いつ訪れても絶景を楽しめますが、入道崎展望台がオープンしている4月下旬から11月上旬がベストシーズン。灯台に設置された展望台から雄大な日本海の絶景を存分に堪能しましょう。
スポット名 | 入道崎 |
概要 | 海を一望できる美しい沿岸部。白と黒の灯台がある。 |
住所 | 〒010-0675 秋田県男鹿市北浦入道崎昆布浦2 |
営業時間 | 月曜日: 24 時間営業、火曜日: 24 時間営業、水曜日: 24 時間営業、木曜日: 24 時間営業、金曜日: 24 時間営業、土曜日: 24 時間営業、日曜日: 24 時間営業、 |
電話番号 | 0185-24-4700 |
公式サイト | 公式サイトにアクセスする |
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独特の湖面の色合いは玉川に流れ込む玉川温泉水の成分が青い波長の光を反射するためと言われています。初夏、雪解け水でダムの水位が上がると湖畔に立つ木々が水没し、青々とした樹木がまるで湖面に浮かんでいるような不思議な光景を目にできますよ。コバルトブルーの湖面、瑞々しい新緑、周囲の深い山々の対比が幻想的。
ダムの放水が始まり水位が下がることで水没林は少しずつ湿原のような姿に変わっていきます。水没林が出現するのは5月から6月初めの約1か月間。また10月中旬コバルトブルーの湖面に紅葉が映り込む様子も絶景ですよ。
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東北屈指の桜の名所として名高い角館。重厚な黒板塀と艶やかな桜のコントラストが見事な武家屋敷通り、約2キロに渡って桜並木が続く堤など趣の異なる桜景色を楽しめます。
毎年4月中旬からゴールデンウイークの期間に桜まつりが開催され町を薄紅色の桜が彩るので、鑑賞ポイントをチェックして春の角館へ出かけましょう。
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自然豊かな田沢湖周辺は季節を問わず楽しめるスポットがたくさんあります。秋田駒ヶ岳は標高1637メートル、秋田県最高峰の男女岳を主峰にもつ秋田を代表する名山。
8合目から上の山頂一帯では6月中旬から7月下旬になるとコマクサやニッコウキスゲなど100種類以上もの花々が見られますよ。
スポット名 | 田沢湖高原 |
住所 | 〒014-1201 秋田県仙北市田沢湖生保内駒ヶ岳 |
営業時間 | 月曜日: 24 時間営業、火曜日: 24 時間営業、水曜日: 24 時間営業、木曜日: 24 時間営業、金曜日: 24 時間営業、土曜日: 24 時間営業、日曜日: 24 時間営業、 |
ここからはダイナックな景観が続く絶景ハイキングコースを紹介します。展望所や遊歩道に立ち寄りながら雄大な山や咲き誇る高山植物、悠然と広がる樹海などあらあらしくも美しい自然美を楽しみましょう。
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秋田駒ヶ岳は岩手・秋田の県境にそびえ北日本随一の高山植物の宝庫として知られています。こちらは男女岳を主峰として男岳や横岳などの噴火丘があり、どの山の山頂も阿弥陀池から1時間程度で回ってこられますよ。
日帰りできる登山道はほとんど秋田県側からに限られますが、山頂に近い8合目まで車で上がれることができるため8合目から周回するコースを辿るハイカー達が多いです。初夏にはチングルマやウサギギクなどの高山植物が辺り一面に咲き誇りますよ。
スポット名 | 秋田駒ヶ岳 |
概要 | 十和田八幡平国立公園にある 1,637 m の美しい成層火山。穏やかなハイキング コースがある。 |
住所 | 〒014-1201 秋田県仙北市田沢湖生保内駒ヶ岳 秋田駒ヶ岳 |
営業時間 | 要お問い合わせ |
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高松岳は秋田県の名湯・泥湯を囲むように尾根を広げる山です。メインルートは泥湯からの2ルートになりますが一方は小安岳、もう一方は山伏岳を越えての登頂となりますよ。
標高差は数十メートルですが小さなアップダウンがありますが、時折稜線を通る風や高山植物に癒されながら歩きましょう。残雪のある時期のほか晩秋の落葉時期などは道を失わないようにご注意ください。
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太平山は秋田市民にとってまさに郷土の山として親しまれています。山頂部は剣岳、宝蔵岳、奥岳、旭岳などが連なりハイキングコースも四方から通じており、山域全体が県立自然公園となっていますよ。
コース途中、秋田杉の巨木やヒメシャガの花が一面に咲き乱れる景色と出会うでしょう。天気が良いと男鹿半島や鳥海山などを望むことができます。
スポット名 | 太平山 |
概要 | 山頂まで急傾斜のハイキング ルートがある。神社と山小屋があり、秋田市を見渡せる。 |
住所 | 〒010-0824 秋田県秋田市仁別 太平山 |
営業時間 | 要お問い合わせ |
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森吉山は秋田県中部、マタギの里で知られる阿仁地方に悠然とそびえる名峰で四季を通じて訪れるハイカーが多いです。東北の山の多くが冬季には雪に閉ざされるのに対して森吉山では冬の樹氷鑑賞コースを用意しており、多くのハイカー達に人気がありますよ。
樹氷コースはゴンドラ山頂駅を起点とした樹氷平と呼ばれる一帯を周遊するので冬のモンスター群を堪能できます。天候に恵まれれば素晴らしい樹氷鑑賞ができるでしょう。
スポット名 | 森吉山 |
概要 | スキーとハイキングを楽しめる美しい山。ゴンドラ、雪男に見える木、野草の草原で有名。 |
住所 | 〒018-4511 秋田県北秋田市森吉 森吉山 |
営業時間 | 要お問い合わせ |
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抱返渓谷は秋田・みちのくの小京都と呼ばれる角館を流れる玉川の中流域にあります。古くは岩手・盛岡に通じる交通の難所で、ここを通る人は抱きかかえるようにしてすれ違わないと通れなかったと言われるところから抱返渓谷と名付けられました。
渓谷の入り口から上流の神代ダムへと続く総延長10キロの渓谷美ですが、そのうち入口から約2キロのところにある回顧の滝までは遊歩道が整備されています。誓願橋という新しい吊橋を渡り岩盤をくり抜いたトンネルを抜けたり、茣蓙の岩と呼ばれる巨岩を見たり深山幽玄の気分が高まりますよ。