北海道の遊び場・暇つぶしスポット30選！散策・絶景・癒しなど旅行好きな筆者が紹介！

標高334メートルの函館山は山頂からの眺望がミシュラン・グリーン・ジャパンで三ツ星に選ばれた北海道を代表する絶妙スポット。昼間の眺望はもちろん100万ドルの夜景とも賞される夜景は香港、ナポリと並ぶ世界三大夜景にも選ばれるほどです。

津軽海峡や函館湾に挟まれるように広がる夜景はまるで宝石箱を開けたような美しさ。夜景は一年中見られますが空気が澄んで雪が夜景を彩る12月下旬から2月中旬がおすすめです。

北海道有数の酪農の町・豊富町では雄大なサロベツ原野を望む約1万3000ヘクタールの牧草地を基盤と下放牧型酪農を展開しています。牧草を栽培する採草地が広がる落合地区は転がる牧草ロールが牧歌的な風景を作り出していますよ。

広大なサロベツの空にゆったりと沈んでいくオレンジ色の夕日と青々とした採草地のコントラストが幻想的でとても美しいので、ぜひ訪れてみてください。

檜山道立自然公園の一部にある長磯海岸は日本海の強風と荒波によって形成された奇岩が多数点在しています。周辺の海岸線では夫婦岩やマンモス岩、タヌキ岩など芸術品のような奇岩が見ることができますよ。

四季を通じて見ることができますが、日本海に陽が沈む夕暮れ時に見る親子の姿は情緒のある風景となりベストタイミング。

ミルクロードは中標津町を中心に複数ある直線道路の総称ですが、中でも開陽台へ向かう北19号道路は脇に牧歌的風景が広がり、風を感じながら走るライダーの聖地とされています。なだらかなアップダウンを繰り返しながら北海道の雄大さを感じましょう。

ちなみに葉が青々と生い茂る6月上旬から9月上旬までの夏場は、北海道ならではの景色が眺められます。

江戸時代に乙部はニシン漁が栄え、漁を効率よく行うために岩を掘削してニシンをここから運搬していたそう。当時は陸地であったと考えられており、陸路として穴を使用していた名残でくぐり岩と呼ばれています。

穴を通ることもできますし、車を止めて海岸まで行ける小道があるのでそばまで行けますよ。美しい海と白い岩肌が夕日に染まった景色が人気です。

滝瀬海岸は函館市の北西部に位置する乙部街の海岸です。白い断崖が約4キロ続き、そのうち500メートルほどが高さ30メートルの断崖絶壁で、美しくも奇妙な海岸線を形作っていますよ。

この辺りは古い言葉でシラフラ、白い傾斜地と呼ばれていたそう。白い断崖が続く大迫力の海岸線はまるでイギリスの絶景ポイント「セブン・シスターズ」を思わせる景色が楽しめます。

格子状防風林は明治時代に原生林を格子模様に切り拓き、180メートル幅の林帯が3300メートル間隔で配置された総延長648キロの雄大な暴風林です。開陽台の高台からは眼下に広がる緑の絨毯が眺められ、宇宙からも撮影できるというスケールに圧倒されますよ。

開陽台にある展望館にはカフェや郷土品の展示などがあり、屋上のパフォーマンスサークルからは中標津の自然が360度見渡せるのでおすすめですよ。

モアン山は広大な牧場の中にある標高約365メートルの山で、山腹には牛の一文字が描かれています。遠くからでも目に飛び込んでくる牛の文字はインパクトも大きく、今では有名な観光スポットの一つとなっていますよ。

モアン山牧場内にあるので放牧期は立ち入り禁止となるのでご注意ください。ちなみに冬期はスノーシューを履いて雪山散歩が楽しめます。

摩周湖は透明度が高く摩周ブルーと呼ばれる湖面が神秘的な湖。摩周湖第一展望台からは吸い込まれそうなほど深く青い摩周湖の湖水や晴れた日は遠く斜里岳も望めます。また展望台内にはレストハウスもあり休憩ポイントとしても重宝しますよ。

湖面の青色に樹木の緑が映える7月から8月がベストシーズン。風がない時は湖に青空や摩周岳が反射し、一層神秘的な情景に出会えるでしょう。

パッチワークの丘は目の前に広がるキュートな丘です。ケンとメリーの木からセブンスターの木にかけての畑では春から夏にかけてさまざまな野菜が育てられており、季節で丘の表情が変わるその様子はまさにパッチワーク。

6月中旬から紅葉が楽しめる10月頃まで季節毎に移り変わる作物が成長する農業景観が楽しめます。畑の場合は毎年植える作物が変わるので好みの場所を探すのも重要ですよ。