山口の遊び場・暇つぶしスポット30選！絶景・リフレッシュ・歴史を感じるスポットなど旅行好きな筆者が紹介！

エメラルドグリーンに輝く海の上をまっすぐに伸びていく角島大橋。絶え間なく表情を変える美しい海と無機質なコンクリートの道が融合することで思わず目を見張る勇壮な景色が生まれていますよ。実際に橋を渡ってみるとまるで海の上を飛んでいるような感覚が味わえます。

橋を渡った先にある角島には美しい白浜のビーチがあり、夏は海水浴やキャンプ客でにぎわう場所で、コバルトブルーの海に映えるスタイリッシュな橋は数々のCMのロケ地となっていますよ。道の延長上に夕日が沈む春分の日と秋分の日の前後がおすすめです。

佐波川と悠然と泳ぐ約120匹のこいのぼり。地域の町おこしとして始まったイベントが全国的な話題を集め、現在はこいながしとして毎年ゴールデンウイーク恒例のイベントになりました。

川岸からだとこいのぼりの姿はよく見えないので、すぐ下流にある橋の上がおすすめポイント。のどかな里山風景がいっそう旅情を誘いますよ。

昭和30年にこの地の網元の枕元に現れた白狐のお告げにより神社を建立。昭和62年より10年かけて奉納された鳥居の数はなんと123基、長さは約100メートル。日本海を臨む荘厳な自然の中に神秘的な鳥居が並ぶ様子はとても日本的で、アメリカのCNNが選ぶ日本の最も美しい場所31選にも選出されていますよ。

またこの場所は夕陽の名所としても知られており、日没時には夕焼けでより一層赤く染まった華麗な鳥居の道を眺めることができます。さらに、海の青と鳥居の朱色が鮮やかなコントラストを生み出しており見る者の心を奪いますよ。

惣郷川橋梁はJR山陰本線の須佐駅から宇田郷駅間に架かる全長189メートルの高架橋。日本海の波うち際に滑らかな曲線を描く鉄筋コンクリート製の鉄道橋は堅牢さと美しさを両立しており、昭和7年から現役を続けています。

夕日が沈む頃の風景を見たいなら事前に天気や日の入りの時間をチェックして行きましょう。

錦帯橋は標高300メートルの山頂に築かれた岩国城と錦河の対岸に広がる城下町とを結ぶため、江戸初期に藩主の命によって建造されました。

以来架け替えを繰り返しながら、現在までその威容を保ち続ける世界的にも珍しい五連構造の木造アーチ橋。春は桜、秋は紅葉、冬は雪化粧と四季折々の景観を見せてくれますよ。凛とした佇まいに歴史の重みが感じられるでしょう。

標高300メートルほどのなだらかな大地に広がる草原にはまるで羊の群れのように石灰岩が点在しています。3億年以上前からサンゴ礁が堆積と隆起を繰り返し、現在の形に変化してきました。

またここは日本最大のカルスト台地であり、石灰岩柱やドリーネと呼ばれる窪地が点在する独特の景観を成しています。秋には黄金色に草紅葉で丘陵全体が覆われ、晩秋から冬にかけての朝には雲海が見られることもありますよ。自然が織りなす神秘的な景観に言葉を失うでしょう。

本州最西北端の向津具半島。一帯には日本海に面した棚田が広がり四季折々の風景を見ることができますが、とりわけ美しいとされているのが初夏。植え付けられた稲が生長する前の田んぼはまだ水面が見えており、時間帯によって鏡のように空を映します。

さらに夕暮れ時、イカ釣り漁船が日没と引き換えに漁火を灯し海面を輝かせますよ。ベストシーズンは田んぼに水が張られる5月中旬から6月上旬。陽が沈む前のほんの一瞬、棚田は夕暮れを海は漁火を映し出し奇跡のような灯りの競演が広がります。