山口の遊び場・暇つぶしスポット30選！絶景・リフレッシュ・歴史を感じるスポットなど旅行好きな筆者が紹介！

長門峡は山口市と萩氏にまたがる阿武川沿いの渓谷。長門峡の岩盤は白亜紀の火山岩からできており、それが地殻変動で隆起するたびにその中を流れる水流が岩盤を削っていき、この隆起と浸食が繰り返され長門峡は現在の姿になりました。

渓谷はさまざまな植生の樹木に彩られ、四季折々の美を堪能できる県内随一の名勝と言えますよ。

青海島はいくつかの島が砂州で繋がってひとつになった島で、本土とは青海大橋で繋がっており気軽に行き来ができます。この島の見どころは日本海の荒波に侵食された独特な地形。島の周囲には長い時間をかけて削り出された洞門や断崖、石柱など数多くの奇岩や怪石が立ち並んでおり、その独自の景観は日本百景の一つに選出されています。

メモリアルロードを辿れば土地の理解を深めながら散策することができますし、遊覧船に乗って廻れば海面から突き出した石柱や洞門を近くで眺めることができますよ。

見島は伊勢湾の入り口に浮かぶ漁業の島です。3つある集落のうち特に答志と和具では路地が迷路のように入り組み、島民の暮らしを垣間見ながら散策を楽しめますよ。また古くから習わしが残る島としても知られており、若者が集まり共同生活を行う寝屋子という風習が受け継がれています。

島での楽しみは新鮮な魚介料理。海女さんが漁の前後に暖を取る海女小屋が再現されており海の幸を味わえますよ。

山口県南部、周防灘の東端に浮かぶ祝島は古代には大分の国東半島へ至る最短の航路上にあり、航海安産の神霊が静まるとされた島です。大漁旗で飾られた船による勇壮な海上神事が1000年以上もの間伝承されていますよ。

島を歩けば丸石を埋め込んだ練塀の町並みが望めます。これは台風や冬の季節風から家屋を守るためのもので、島の厳しい自然環境を物語っていますよ。ちなみに祝島の周辺にはスナメリという小型のイルカが多く生息しているので、運が良ければ船から見られることもあるでしょう。

周防大島中央部に鎮座する嵩山は標高618.5メートルで、見事な三角形から大島富士とも呼ばれています。車で登頂でき頂上の展望台はパラグライダーのランチャー台としても使用されていますよ。

また少し下ったところにある崖から張り出た展望台からは大パノラマが広がり、瀬戸内海の多美島が心ゆくまで堪能できます。

角島は県の北西に位置する人口700人ほどの小さな島です。本州とつながる角島大橋は開通以来、橋と海の美しさからテレビCMのロケ地としても人気がありますよ。

島の北西端にある花崗岩でできた角島灯台は海抜13メートルの低地に建っており、明治9年に建設した灯台の中でも地上30メートルという全長の長い灯台。日本に2基のみの花崗岩づくりで国の重要文化財に指定されていますよ。

波の橋立は青海島の南西部に位置し全長約1.3キロの砂州からなる波の橋立。海から隔たれた湖は青海湖と呼ばれ淡水で農業用として使用されることもあります。冬場には鴨が飛来し鯉や鮒も釣れますよ。

また砂州の上にはクロマツが植えられ防風と防潮の役割も担っています。童謡詩人の金子みすゞが詠んだ仙崎八景の1つとしても有名ですよ。

千畳敷は急崖の上に広がった平らな草原で、約1000万年前の玄武岩溶岩の上に広がっています。標高333メートルの高台にあるのでどこまでも青い空を背景に紺碧に染まる日本海の姿を眺められるスポット。

キャンプ場が併設されており休日にはキャンパーやパラグライダーなどのアウトドアスポーツを愛する人たちでにぎわっています。

村田清風記念館は明治維新の基礎を築いた村田清風とその遺志を受け継いだ周布政之助を紹介している資料館です。二人を解説するパネルではイラスト付きで功績や清風の幼少期のあだ名などの裏話を交えながら、それぞれの人物像をユニークに解説していますよ。

記念館や旧宅も現存しているので、彼の活躍ぶりを知るなら必ず訪れておきたい場所でしょう。

毛利博物館は全盛期には山口をはじめ10カ国を支配した大名・毛利氏の本邸を利用した博物館です。毛利氏に伝わる美術工芸品や歴史資料など約2万点を収蔵・公開し、中には国宝や重要文化財も含まれていますよ。

毛利氏庭園は歴代の当主も見た多々良山を借景とした壮大なロケーション。大広間や主人の間なども公開しており、当時の暮らしの一端も見られますよ。