秋田の遊び場・暇つぶしスポット30選！リフレッシュスポット・散策・フォトスポットなど旅行好きな筆者が紹介！

特産の西明寺栗を栽培する栗林にカタクリの花が自生し、その規模は20ヘクタールにも及びます。発芽から開花まで約8年かかるため、これほどの規模で群生するのも珍しいそう。

うつむくように咲く姿も愛らしく初恋という花言葉がぴったり。花の見ごろは4月から5月上旬。車でお出かけの際はかたくり館を目印にしてくださいね。

約450年続く小正月の伝統行事として知られる横手のかまくら。現在では横手の雪まつりの一環として市内各所で80基ほどが作られていますが、期間中には横手南小学校や蛇の崎川原で無数のミニかまくらも点灯します。

巡回バスで見て回れるのでおすすめですよ。

寒風山は芝生に覆われた標高355メートルの休火山です。山頂には回転展望台があり360度の絶景が展開。日本海や白神山地の風景のほか噴火による3つの火口や溶岩が流れた痕跡・板場の台など火山地形も観察できます。

空と海がオレンジ色に染まる夕景も美しいですが、日本海がコバルトブルーに輝く5月上旬から8月がおすすめ。展望台がある山頂までは歩いて登ることなく車でアクセスできるので、気軽に絶景を一望できますよ。

小安峡は皆瀬川の急流が刻んだ小安峡V字峡谷。岩伝いに階段を60メートルほど降りると川沿いを歩く遊歩道が整備されています。見所は大噴湯で轟音とともに高温の熱湯と蒸気が断崖の裂け目から噴き出す様子は迫力満点。

初夏や秋、新緑や紅葉が岩肌とコントラストを成す様子は絶景です。階段の上り下りが自信がない人は川原湯橋から蒸気の噴出を眺めるのがおすすめですよ。

抱返り渓谷は玉川中流に位置する約10キロの渓谷です。東北の耶馬渓ともいわれる景勝地で、奇岩・怪石を縫うように流れる玉川水系特有の青い水と両岸で生い茂る原生林とのコントラストが鮮やか。

絵画のような錦繍の秋も魅力的ですが森林セラピー効果を味わうなら新緑の時期がおすすめです。川沿いの散策道を歩きながら癒しのひと時を楽しみましょう。

田沢湖は周囲約20キロ、水深423メートルと日本一の深さを誇り、太陽の光の角度によってさまざまな色合いを見せる神秘の湖です。永遠の美しさを願ったたつこ姫伝説からも美容や縁結びのパワースポットとしても有名。

春から秋にかけて遊覧船も運航しますが、田沢湖周回道路を車で走れば30分ほどで一周できます。黄金色に輝くたつこ像や御座石神社などを訪ね美しい湖畔の風景を満喫しましょう。

秋田と青森にまたがる白神山地は日本で初めて登録された世界遺産です。人の手がほとんど入らない原生的なブナ林が約13万ヘクタールにわたって広がり、多様な洞辱物が生態系を築いていますよ。

エリア内には散策や登山のためのコースが複数設けられており、初心者から上級者まで楽しめます。また、クマゲラをはじめ貴重な動植物が生息・生育しているので運が良ければ出会えるでしょう。

森吉山は標高1454メートルの独立峰です。ゴンドラで標高1167メートルまで上がることができ手軽に花の百名山を満喫できますよ。夏は高山植物、秋は紅葉が楽しめるほか冬には日本三大樹氷観賞地として樹氷が楽しめます。

気候や地形の複雑な条件を満たした場合のみ形成される樹氷は、今にも動き出しそうな木々の姿はスノーモンスターと称されるほど。ゴンドラから徒歩5分と好アクセスなのも魅力ですよ。

川原毛大湯滝は川原毛地獄のほど近くに位置する高さ20メートルほどの滝です。流れ落ちるのは約1キロ上流で湧出する温泉で、その滝つぼに入浴することも可能。

源泉は非常に高温ですが、沢水と混入しながら下ってくるうちに入浴に適した温度になっています。入浴は7～9月あたりが適温で楽しめますよ。男女別の簡易脱衣所はありますが混浴のため、水着を着用して入浴しましょう。

川原毛地獄は青森の恐山や富山の立山と並ぶ日本三大霊地の1つです。現在も噴気活動が続くため植物は育たず、酸性火山ガスの漂白作用により灰白色に覆われた山肌はまさに地獄のような荒涼とした眺め。

古くから信仰と修行の場とされてきました。遊歩道は整備されていますが有毒ガスが発生する場所もあるので、道からはそれないようにご注意ください。