秋田の遊び場・暇つぶしスポット30選！リフレッシュスポット・散策・フォトスポットなど旅行好きな筆者が紹介！

元滝伏流水とは鳥海山にしみこんだ雨や雪が長い年月をかけて溶岩石を潜り抜け、岩の合間から幾筋もの白糸のようになって流れ出している湧水ポイントのことです。苔むす岩場と水流が織りなす風景はまるで絵画のような美しさ。

年間を通して水量は安定していますが、冬は積雪もあるため春から秋がおすすめです。夏の早朝に見られる光芒の美しさでも近年、注目を集めていますよ。

秋田と山形の県境に位置する鳥海山は標高2236メートルの独立峰。秋田側の大谷地池からは出羽富士と呼ばれる美しい山容をパノラマで望むことが可能です。気象条件が合えば鏡のようになった湖面に姿が映る逆さ鳥海が見られますよ。

4月頃までは雪で覆われた純白の姿ですが、5月には山肌も徐々にあらわになり残雪の鳥海山と池周辺の山ツツジとの共演も楽しめます。

ラベンダーを言えば紫が一般的ですが、美郷町では園内で発見された白い株を美郷雪華として品種登録し、町のオリジナル品種として広く栽培されています。

また他品種と合わせて2万株のラベンダーが植えられており、白と紫の美しいコントラストを描いていますよ。見頃は6月中旬から7月上旬で、かみ取り体験などもできます。

秋田駒ヶ岳は秋田県仙北市と岩手県雫石町にまたがる山岳です。また男女岳や男岳・女岳などの総称で、1637メートルと秋田県一の標高を誇りますよ。

散策路沿いには数百種類の高山植物が自生しており、山頂からは鳥海山や岩手山など雄大な山並みを望めます。花の百名山と名高い秋田駒ヶ岳でトレッキングを楽しみましょう。

獅子ヶ鼻湿原は中島台レクリエーションの森に広がる湿原地です。一帯には一周約5キロの遊歩道が整備されており、異形ブナ群や日本ではここにしかない希少な苔など神秘的な自然に出会えますよ。

出つぼと呼ばれる湧水池は鳥海山からの清冽な水をたたえる美しい池。樹齢300年以上とも推察される森の主「あがりこ大王」にも出会えるでしょう。

奈曽の白滝は新緑や紅葉の美しい形式が楽しめる、落差26メートル、幅11メートルの名瀑です。近くの金峰神社から階段を下りれば滝の迫力を間近で感じられますよ。

苔むした岩肌を清冽な水が勢いよく流れる様は圧巻。人と自然とつなぐヒーリングスポットへ出かけましょう。

八郎潟の干拓地である大潟村を東西に走る県道398号線沿い、およそ11キロにわたってソメイヨシノやヤマザクラ、八重桜など約3700本の桜を植樹したのが桜と菜の花ロードです。

さらに菜の花も植えられており、春には道の両脇をピンクとイエローの2色に染め抜きますよ。

上皇陛下御生誕記念として昭和9年に植樹された国指定名勝の桜並木です。角館武家屋敷通りと合わせて日本桜名所百選にも選ばれており、延べ約2キロおよそ400本のソメイヨシノが春には見事な桜のトンネルを作りますよ。

蛇行する桧木内川と桜並木を一望することができるおすすめのお花見スポットです。

刺巻湿原水芭蕉群生地は国道46号線から少し南に下った場所にある約3ヘクタールの湿原です。ハンノキに囲まれた湿原は4月上旬から5月上旬にかけてがベストシーズン。水芭蕉の群生やざぜん草が見られますよ。

道が整備されているので気軽に見学できます。

近年では紫陽花寺とも呼ばれている雲昌寺。副住職が手塩にかけて育てた紫陽花は株ごとの花付きが実に見事です。約1500株が咲きそろうシーズンには境内がブルーの絨毯のように青い花で埋め尽くされますよ。

本堂を覆うように咲く紫陽花の美しさはもちろん、本堂を背にすると男鹿の海を見晴らせ、空・海・花が織りなすブルーの絶景に癒されるでしょう。ライトアップされる夜間の特別拝観もおすすめですが、特に雨の後はより鮮やかな花色が満喫できます。