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ライター/Haru
可愛い4人の子を育てている、現役助産師です。妊娠・出産アイテム、私もいろいろと試しました。そこで、子育て中のママとしてはもちろん、助産師としての専門的な視点からも、妊娠・出産の準備品についてご紹介いたします!
ミルクや母乳を飲む量が少なくなってきた赤ちゃんにとってお菓子は大切な栄養源です!離乳食だけでは必要な栄養をまかないきれません。消化吸収が未熟なので一度に食べられる量が少ないのです。
またお菓子を手でつまむ・口にもっていく、などの食べる練習にもなります。そしてママや兄弟、友だちと楽しく食べることで心の発達にもいい影響がありますよ。
ではいつから食べてもいいのでしょうか?ズバリ!6か月頃から食べても問題はありません!ただ、栄養的に必要なのは離乳が完了する12~18か月です。母乳やミルクを飲んでいるならお菓子は必要ありませんよ。そのため離乳前の時期は、日常的に取りいれるのではなく、お出かけの時やちょっとしたイベントの時にあげるといいですね!おいしいお菓子を一緒に食べることで「食べることは楽しいもの」という大切な感情が育ちますよ。
離乳が完了する頃、または母乳やミルクの量が少なくなってきたら1日1~2回お菓子をあげるようにしましょう!あげる量は1~2歳で100~150kcalが目安です。例えば牛乳100ccとバナナ半分、リンゴ1/4個とロールパン1個、くらいですね。タイミングは午前10時頃、午後3時頃が基本ですが、食事と食事の間にあげると覚えておけばいいです。できるだけ決まった時間にあげると生活リズムもつきますし、離乳食が食べられないといったことも起きにくくなりますよ。
ここでお菓子をたくさんほしがって困るというママも多いと思います。あげすぎると離乳食や母乳の量がへってしまうことがあるので悩ましいですよね。小分けのものを選ぶ、決めた量だけを赤ちゃんの前に出す、食べ終わったら遊びに注意を向ける、などと工夫するといいかもしれません。
それでも今は手が離せない、ちょっと大人しくしててほしい、といった時がありますよね。そんな時はお菓子あげちゃいましょう。少々あげすぎたからといって大きな影響はまずありません。ママのストレスを少なくする方法を試行錯誤していきましょう。
お菓子の選び方のポイントを4つお伝えします!月齢に応じたもの・アレルゲンフリーなもの・無添加のもの・栄養が補えるもの、こういったお菓子選びをマスターしましょう。
パッケージに月齢の目安が記載されているので確認しましょう。ただ、噛む力や唾液の量、飲み込み方など個人差が大きいので食べている時は目をはなさないようしてくださいね!
どんなに考えられたお菓子でものどに詰まらせるリスクはあります。お菓子を赤ちゃんにあげる時は、まずはママが試食してみてくださいね!そのうえで、赤ちゃんの食べている様子から、かたさや素材を選んでいきましょう!以下に月齢ごとのお口の発達について特徴をのせています。
7~8か月:舌と上あごで食べ物をつぶせるようになります。唾液も増えてくるころなのでハイハインやボーロなど、なめて溶かすお菓子がおすすめです。
9~11か月:歯茎で押しつぶせるようになるため、クッキーやウエハースなど、少し硬さがあるものも食べられます。
12か月~:噛む力がついてくるので、いろんな物が食べられるようになりますよ。
パッケージにアレルギーの原因になりやすいものを使っているか表示されています。離乳食が進んでいてアレルギー体質でないことがある程度分かっているのであればそれほど気にする必要はありません。初めて食べさせる場合や、離乳食がまだ進んでないうちはアレルゲンフリーのものが安心です。
ちなみに卵、牛乳、小麦粉が赤ちゃんに多いアレルゲンですよ。筆者のこどももみんな卵アレルギーでしたが、成長するにつれて食べられるようになりました。3歳頃までに約半分、6歳頃までに8~9割の人が治ってくると言われていますよ。
アレルギーではありませんが、はちみつを使用したものは1歳まではあげないようしましょう。乳児ボツリヌス症を発症するリスクがあるからです。1歳以降は腸内細菌が整ってくるので問題はないと言われています。
食品添加物は食品を長持ちさせたり味や香りを高めるなどの効果があります。厚生労働省によると基本的には安全に利用できると言われていますよ。
ただ赤ちゃんは消化吸収が未熟、免疫機能も未熟です。あまり神経質になる必要はありませんが、できるだけ無添加のものを選ぶと安心ですね。