
0歳の赤ちゃんはまだ言葉が話せません。反応が返ってこないのに絵本を読み聞かせるのは必要なの?と難しく思う方もいるかもしれません。
実際には、言葉が話せない時期からの「語りかけ」は、子供の発達に大切と言われており、絵本はその1つの手段です。絵本であればページをめくりながら、親も楽しみながら、赤ちゃんに語りかける時間が持てます。
普段、筆者は言語聴覚士(コミュニケーション専門のリハビリ師)として働いているため、言葉に関心があり、わが子にも言葉の発達を促せるような関わりを意識して子育てしています。そんな言語を意識した子育てをする筆者が選ぶ、おすすめの絵本を今回は10選ご紹介します
実際には、言葉が話せない時期からの「語りかけ」は、子供の発達に大切と言われており、絵本はその1つの手段です。絵本であればページをめくりながら、親も楽しみながら、赤ちゃんに語りかける時間が持てます。
普段、筆者は言語聴覚士(コミュニケーション専門のリハビリ師)として働いているため、言葉に関心があり、わが子にも言葉の発達を促せるような関わりを意識して子育てしています。そんな言語を意識した子育てをする筆者が選ぶ、おすすめの絵本を今回は10選ご紹介します

ライター/こみち
2020年に第一子を出産。コロナ渦での妊娠生活~出産を経験。その頃は母親教室等が中止になっており、私自身がネット上の情報に助けられました。今度は、役立つ情報を発信していける側になりたいと思っています。
- 0歳におすすめする絵本の選び方4つ
- その1.はっきりした色使いのカラフルな絵本を選ぶ
- その2.リズム感のあるオノマトペや歌を使った絵本を選ぶ
- その3.指先が動かせるような仕掛け絵本を選ぶ
- その4.破れにくい素材の絵本を選ぶ
- 0歳向け絵本10選
- #1 リズム感のあるオノマトペ、色もカラフル!「じゃあじゃ びりびり」
- #2 自分でめくって興味津々!「やさいさん」
- #3 長年、読み継がれている「いない いない ばあ」
- #4 舐めても安心な布素材!「しましまぐるぐる しかけいっぱい かくれんぼ おおきなぬのえほん」
- #5 大学の研究から生まれた絵本!「きらきら」
- #6 0歳の頃のわが子の1番のお気に入り!「ばっばばーん」
- #7 赤ちゃんが真似しやすい音の組み合わせ「あ・あ」
- #8 長く楽しめる人気シリーズ「だるまさんと」
- #9 歌って、色も憶えられる!「どんないろがすき」
- #10 ボタン押しで指先も使えて、動物の鳴き声に興味深々!「おとのでるえほん どうぶつ」
- 絵本の選び方を工夫して、0歳からたくさんの絵本を読んであげよう
この記事の目次
その1.はっきりした色使いのカラフルな絵本を選ぶ
0歳児は、視覚発達の途中段階。はっきりとした色使いのカラフルなものを選ぶと、ぼんやりとした赤ちゃんの視界でも色を感じやすいはずです。
やわらかい淡い色合いの絵本もかわいいのですが、視覚的にははっきりとした色合いの方が、赤ちゃんの目には認識しやすいようですよ。
その2.リズム感のあるオノマトペや歌を使った絵本を選ぶ
言葉の意味は理解できなくても、オノマトペや歌にはリズム感がありますよね。赤ちゃんも楽しい気持ちになりそうです。0歳向けの絵本には、オノマトペが使われているものが多いように感じます。わが子もリズム感のある言葉に、反応しやすかったです。
絵本を読んでも反応が少ない0歳時期でも、反応がみられるリズム感のある絵本は、大人も読み甲斐がありますよ!
その3.指先が動かせるような仕掛け絵本を選ぶ
指先を動かすと、脳の刺激になるって聞きますよね。赤ちゃんが興味を示して、指先を動かせるような仕掛け絵本もおすすめ。
0歳のうちは、指先もまだ不器用。押しやすいボタンが付いた絵本や、めくりやすい本など工夫されたものもあります。赤ちゃんが興味を示すような工夫がされた仕掛け絵本なら、自ら指先を使って楽しんでくれそう。
その4.破れにくい素材の絵本を選ぶ
0歳児の指先はまだ不器用なので、普通の紙はうまくめくれません。厚紙や布素材の絵本であれば、赤ちゃんも自分でめくりやすいです。
厚紙や布素材は、破れにくくもありますから、何でも口に入れてしまう0歳児には、誤飲防止にもなって安心ですよね。ママが忙しい時も、一人でめくって遊ばせられるので、助かります。
0歳向け絵本10選
わが子にも読んできた0歳向け絵本の中で、おすすめ10選を紹介します。
次のページを読む