※本サイトは広告プログラムにより収益を得ています。
ライター/Haru
可愛い4人の子を育てている、現役助産師です。妊娠・出産アイテム、私もいろいろと試しました。そこで、子育て中のママとしてはもちろん、助産師としての専門的な視点からも、妊娠・出産の準備品についてご紹介いたします!
image by PIXTA / 331013
ベビースケールは本当に必要なの?そう思うママも多いと思います。結論からいうと、すべてのママに必要というわけではありません。ですが、ベビースケールがママの安心につながるアイテムだということは確か!特にこんなママにはオススメです!
母乳だけで十分足りているのに、不安な気持ちからミルクを足しているママは意外と多いです。もちろんミルクは赤ちゃんにとって素晴らしい栄養源ですよ。
問題なのは、ミルクを足したくないのに足さなくてはいけないのかなと不安になるママの気持ちです。そんなとき、母乳量を計測できればミルクを足したほうがいいのか判断できますね。
ミルクを赤ちゃんに多く飲んでもらうと、その分母乳をのむ量は減ります。母乳は赤ちゃんに飲んでもらった分作られますよ。つまり母乳の分泌を維持するためには、母乳量を確かめたうえで必要な分をミルクでおぎなうことが大切です。
もし完全母乳にしたい!というママの希望があった場合、母乳量がわかれば安心してミルクの量を減らしていくこともできますね。
赤ちゃんの体重は、生後3か月で産まれた時の約2倍、1歳で約3倍になるといわれています。産まれてからの1年は本当にあっという間ですよ。成長記録として体重も一緒に残しておくといい思い出になりますね。
では実際にベビースケールを選ぶときのポイントをお伝えします。
赤ちゃんの体重や母乳量など、重さをはかるものなので正確な値が知りたいですよね!何g単位で計測するのかをまずはチェック!そして誤差がより小さいものを選ぶことが大切です!多彩な機能もあわせて紹介しますね。
まずは5~10g単位ではかることができるベビースケールを選びましょう。しっかりと母乳量をチェックしたいママには5g単位がオススメ。産院で使用される2g単位の高精度なものもありますが、値段が高額です。より高精度のものを使いたいという方はレンタルを考えてみるといいですね。
参考までに、1日に増える赤ちゃんの体重の目安をお伝えします。生後3カ月まで:25~30g、3カ月~半年:15~20g、半年~1年:10~15gです。体重は、排せつ(便・尿)や授乳の前後によって変化しますよ。毎日体重をはかるのはもちろんOKですが、体重が順調にふえているかのチェックは数日ごとがいいですね!
赤ちゃんは動くので、はかった体重に誤差が生じます。誤差の範囲が±20gくらいのものがオススメ!ただ残念なことに誤差について記載のないベビースケールが多いです。
誤差を小さくするために体重の平均値を出してくれる機能がついているものもありますよ。またできるだけ赤ちゃんの姿勢が安定するように丸みをおびた乗せやすい形状のものを選ぶのもいいですね。
ベビースケールにはいろんな機能がついています。あなたに必要な機能はなんですか?一緒に見ていきましょう!
1.風袋機能 :本体の上にしいたタオル類の重さをカットします。産後のママは寝不足なことが多いもの。計算せずに赤ちゃんの体重がわかるのはとても便利ですね。この機能は比較的多くのベビースケールについてますよ!
2.バックライト機能 :暗い部屋でも明るく数字が表示されます。夜中でもはかりたい!というママにはオススメ。
3.メモリー機能:前回の体重を記憶します。うっかり記録し忘れた際も安心ですね!
4.アプリとの連携:赤ちゃんの体重管理がスマホ1つでできちゃいますよ!
実際に筆者が使用したベビースケールを含め、オススメしたい商品を厳選してご紹介します!
計測機器の開発に長年取り組んでいるタニタの製品です。体脂肪計、体組成計を開発してきた大手企業という安心感がまずはありますね。
こちらの製品は1g単位で授乳量を測定できます!1万円前後のお値段でこの機能がついているのはタニタのnometaだけ。1g単位だととても安心できます。そして産後は寝不足が続くこともしばしば。ボタン1つで授乳量を計算してくれるのはとてもありがたいですよ。ひやっとしないマットがついているのもポイント。はかる時にタオルをひく、というひと手間が省けるのも嬉しいですね。風袋機能もついています。タニタのnometaはレンタルしているところもありますよ。
筆者はこちらを使用しました。5g単位での計測なので母乳量も測定可能です。10秒間赤ちゃんの体重を計測し、平均を出してくれる機能がついています!ある程度正確な値がでるため、安心して使用することができましたよ。
赤ちゃんを乗せるトレーは取り外しが可能。トレーが数値の出る画面にかぶさり、やや見えにくいのがマイナスポイントでした。赤ちゃんがタッチできるようになれば、通常の体重計と同じように使うことができます!30キログラム、9歳ころまで使用可能です。かわいいパンダのデザインで自ら乗りたがるお子さんも多いと思いますよ。風袋機能もついており、トータル的にコスパ(コストパフォーマンス)のいい商品です!
こちらも5g単位での計測が可能です。正確な体重の値が変化しないようホールド機能がついていますよ。画面はバックライトつき。ボタン1つで画面が反転するのでどの方向からも数値が見やすいです。
トレーは丸みをおびた設計で赤ちゃんが滑りおちることはありません。トレーを外せば、120キログラムまで測定可能なので家族みんなの体重管理がこれ1台でできますね!2つに分離するトレーは取り外し可能で収納しやすいですよ。多彩な機能つきでコスパ最強の一台といえるでしょう!