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ライター/こはるひより
中学生の双子の母で、助産師です。 ワンオペ育児やワーキングママも経験してきました。 助産師としてプロからの目線と先輩ママとしての目線で、育児が楽しくラクになるおすすめのアイテムをご紹介します。
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ベビーバスは赤ちゃんが退院した当日から1か月検診までは必ず使います。これから出産される方は必ずベビーバスを準備しておきましょう。新生児の赤ちゃんたちはまだ未熟な状態。へその緒や、へその緒が取れたばかりのおへそは感染しやすい部分です。赤ちゃんがいろんな細菌に感染してしまわないように、ベビーバスでの沐浴は大切なこと。
1か月健診でおへそがじゅくじゅくしたり、嫌な臭いがなければ「大人と同じお風呂でいいよ」と許可がでます。そのあとは大人と一緒にお風呂に入ることができますよ。
ちなみに、ベビーバスは新生児しか使ってはいけないということはありません。生後1か月の時点ではまだ首が座らず、大人と一緒にお風呂に入れるのが怖いというパパ、ママも多いです。パパ・ママが自身を持てるまで、ベビーバスでの沐浴でも大丈夫。
ベビーバスにはたくさんの種類があります。素材も大きさもいろいろで自分に合ったベビーバスがあって選べない…というパパ・ママも多いですよね。ベビーバスにはさまざま特徴がありますので、ベビーバスの種類とメリット、デメリットについてご説明していきます。
床置き型ベビーバスとは昔からあるタイプのベビーバス、と言えばイメージが浮かびやすいでしょうか。床置き型ベビーバスのメリットは安定感。深さも大きさも充分なので、育児がはじめてのパパ、ママでも安心。
持ち運び可能なので、寒い時期は暖かい居間で沐浴することも可能です。床置き型ベビーバスは耐久性も良く、次の出産を考えているパパ・ママにもおすすめですよ。
床置きベビーバスのデメリットは、背が高いパパ、ママだと沐浴中に腰や背中が痛くなってしまうことも…。また床置き型ベビーバスのお湯の準備や後片付けは、産後のママには重労働です。保管場所も大きなスペースが必要なので、保管できるスペースが十分にあるかも確認をしておきましょうね。
安定感とコンパクト収納を同時に叶えるのが折りたたみ式ベビーバス。充分な大きさや安定性がありつつ、折りたたんでコンパクトな収納が可能です。耐久性も良く、2、3人目でも十分使えますよ。ただ毎回ベビーバスを広げて、折りたたんでを繰り返すうち、劣化して壊れてしまうのが悩みどころ。
エアータイプのベビーバスは空気で膨らませて使用するタイプのベビーバス。家庭用のビニールプールと同じイメージですね。空気を抜けば収納はとてもスマート。
ふわふわなので、赤ちゃんが気持ち良く入浴できるのもエアータイプのイチオシのポイントです。使用中に空気が抜けていってしまったり、保管場所が悪いとビニールに傷がついてしまうのがデメリットになりますね。
ワンオペ予定のご家庭におすすめなのはシンクタイプのベビーバス。キッチンのシンクに置けるサイズのコンパクトなベビーバスです。蛇口をひねるだけでベビーバスにお湯をためられて、沐浴後のお湯を捨てるのもかんたん。立ったままで沐浴ができるので、腰も痛くなりにくい点がイチオシポイント。
産後の体は想像以上にぼろぼろ。毎日の抱っこで肩、腰は痛いし、出産の疲れや夜泣きや夜中の授乳で寝不足で体力も落ちています。沐浴は毎日するもの。お湯の準備や片付けがラクで、腰が痛くならないベビーバスは想像以上に便利です。
赤ちゃんをキッチンで沐浴することに対して、衛生面で不安を持ちやすい点がデメリット。食事を作るところで赤ちゃんが入ったあとのお風呂のお湯を捨ててることに抵抗があるパパ・ママもいますね。
マットタイプのベビーバスは固めのスポンジや発泡スチロールで作られたフラットなベビーバス。他のベビーバスと比べて安く購入できるのがポイントで、保管場所にも困らないのも大助かり。
スポンジや発泡スチロールでできているので、赤ちゃんの体が触れても冷たくありません。沐浴を卒業したあとは、ママが体を洗っている間に赤ちゃんを寝かせたり、座らせておくことができる「ママ待ちマット」としても使用できるので、長い期間で重宝します。
マットタイプベビーバスだけでは、ベビーバスとして使用することはできません。シンクにお湯を張って使用したり、他のベビーバスやたらい、衣装ケースなどと組み合わせて使用してくださいね。
ベビーバスは安いものではありません。何かと出費も多い妊娠、出産期。できれば買い直しはしたくないし、失敗もしたくないお買い物。ここでは現役助産師の私が、失敗しないベビーバスの選び方をお伝えしますよ。
ベビーバスは毎日使うもの。取り出しやすく、生活の邪魔にならない場所に収納しておくことが重要です。ご自宅の広さや収納スペースを考えて、ベビーバスを選びましょう。出産前は「沐浴は里帰りの間だけ」と考えているご家庭もありますよね。ところがいろんな事情から里帰り後も沐浴を続けているご家庭は、実はとても多いのです。
里帰り先の収納場所だけではなくて、自宅の収納場所も考えて選んでおくと、どんな状況になっても安心ですよ。赤ちゃんが産まれると物は増えます。収納スペースが確保できるかどうかも考えて、ベビーバスを選びましょうね。
ベビーバスを購入する際には、沐浴する場所を考えることはとても大切。お湯の準備や片付けをしやすいお風呂場で沐浴をするのか、室温調節がしやすいリビングで沐浴をするのか、または産後の体を第一に考えてシンクで沐浴をするのか。どの場所で沐浴をするかで、選ぶベビーバスの種類は違いますよね。
新生児の赤ちゃんは体温調整する力ももまだ未熟です。沐浴中の室温が高すぎたり低すぎると、沐浴中に高体温・低体温になってしまいます。お湯の準備のしやすい場所、生まれる季節や気温・室温を踏まえて沐浴する場所、ベビーバスの種類を選びましょうね。
産後のお手伝いの状況によってもベビーバスの選択は変わります。ワンオペママに一番おすすめなのはキッチンシンクでの沐浴。産後の体にも負担が少なく、お湯の準備も片付けもとてもかんたんです。
床置きベビーバスはお湯の準備が非常に力仕事。産後3週までは、ママは赤ちゃんより重いものは持ったり運んだりはできません。産後の体が回復しない時期に重い物を持つと、子宮脱や膣脱の原因になってしまいます。産後は誰から、どれくらいサポートをしてもらえるかも考えてベビーバスを選んでくださいね。
生後1カ月健診まで必要なベビーバス。いろんなベビーバスがあって、長い期間使える多用途タイプのベビーバスもあります。生後2、3カ月になるとワンオペお風呂になるご家庭も多いです。ワンオペお風呂でも使いやすいベビーバスを選ぶのも賢い選択ですよ。
マットタイプベビーバスは沐浴卒業後には「ママの体洗い待ち」ができるベビーバス。ワンオペお風呂をしている先輩ママ評判も上々。次子にも使用したいのであれば、耐久性のあるベビーバスを選ぶと長持ちします。べビーバスをいつまで使うのか沐浴卒業後のお風呂はどうするのか、あらかじめ考えておくと失敗せずにベビーバスを選べますよ。
ここからはおすすめのベビーバスのご紹介に入ります。現役助産師のわたしが、自信をもって選びました。いろんな種類のベビーバスがありますので、ご自身にぴったり合ったベビーバスを見つけてくださいね。
お子さんの成長に合わせて長い期間ベビーバスを使いたいなら「ピープル ラッコハグ」がおすすめ。新生児の沐浴用ベビーバスとしてはもちろん、首が座らない時期のママの体洗い待ち用お風呂ベッドにも、ママ待ちお風呂イスにもなります。いずれワンオペで子どもをお風呂に入れる予定のあるママには特におすすめ。
少し大きくなってくると、お風呂以外にもミニプールとしても遊べるようになるので、長く使用できるコスパ最高のベビーバスです。