塩釜には神社がたくさんあり、楽しめる要素が満載。歴史を感じる街なので、その雰囲気をぜひ楽しんでみてください。
今まで興味がなかった人も、きっと楽しめますよ!
かつて陸奥国と呼ばれた、宮城、岩手、福島、青森の中で最も格式の高い神社とされた塩竈神社。1200年以上の歴史を誇っています。仙台藩の藩主である伊達家が厚く信仰・奉仕していたそうです。
撫でるだけで商売繁盛するという「撫で牛」があり、開運効果もあるので、来た際は撫でてみてください。
塩竈神社の入り口にあるのが、202段の石段です。これは「男坂」とも呼ばれており、登りきるとパワーや運気が上がると言われています。運動する機会はきっと減っていますよね。一緒に運動しましょう。
202段を登りきると立派な楼門が現れます。オオシマサクラとソメイヨシノが横に咲いており、楼門との風景はとても美しいですよ。
塩竈神社と同じ境内にあるのが志波彦神社です。美しい朱色の神殿をくぐった先に拝殿と本殿があります。もともと仙台市にありましたが、明治7年に塩釜に移されました。
平安時代の「延喜式(えんぎしき)」という2861の神社の名が記されている書物のわずか255しかない名神大社に選ばれています。農業の神として信仰されているようです。
塩竈神社の裏、志波彦神社の間にあるのがイボ取り神社です。樫の木の根っこにたまった水を箸ですくって、イボにかけるとそのイボが取れるという言い伝えがされています。
予想以上の大きい木が今にも倒れそうになっている光景は圧巻。自然の神秘を感じられるので、一見の価値ありです。
志波彦神社の近くにある塩竈神社博物館にもぜひ立ち寄ってみてください。ここには、神社をより楽しめる資料がたくさんあるんです。1階には刀や絵画、古文書などの塩竈神社に関する歴史資料が展示されており、2階には漁業に関する資料があります。
屋上の展望台からは塩釜の街並みを見渡すことができ、さらに日本三景の松島を一望できるんです。この絶景をぜひ楽しんでください!