【保存版】四国の温泉旅館おすすめ15選【香川県在住の筆者が徹底紹介】観光地に近い・オーベルジュ・露天風呂・テラス付きなど

「こんぴらさん」で親しまれる金比羅宮の表参道から車で2分、400年の歴史ある老舗旅館。森鴎外、与謝野晶子や北原白秋、皇族や華族の方々も宿泊されたことのある由緒ある宿です。ハイグレードなプランではかつて著名人が宿泊した、広大な庭園に点在している豪華な数寄屋造りの客室に宿泊することも可能。

温泉は、琴平智光院温泉を使用しており美人の湯と評判。大浴場の他、露天風呂付き客室や貸し切り露天風呂もあります。長い階段で有名な金比羅宮の参拝した後に温泉に浸かれば、疲れもとれますよ。

高松駅から車で10分、将棋の棋王戦が開催されたこともある格式ある宿。建物が高台にあり、最上階の大浴場では全面ガラス張りの大きな窓からは高松市街と瀬戸内海が一望できます。

温泉は、香川県では希少なph9.0の低張性アルカリ性冷鉱泉。トロっとしていて肌がスベスベになり美肌の湯として人気が高く、リピーターもいるほど。温泉露天風呂付き客室もありのでいつでも温泉が楽しめます。香川県の海の玄関口「JR高松駅」への送迎もあるので、小豆島へ行くフェリー乗り場にもすぐに行けますよ。

高知市から車で30分、土佐山と川に囲まれた小さな集落の中にある宿。たった30分でこれだけ自然豊かな場所に来られるとは驚き。初夏にはホタルをみることもできます。客室は離れのヴィラとホテル棟からなり、杉、ひのき、土佐和紙、土佐漆喰など高知県の名産品を使用。温泉はアルカリ性単純硫黄冷鉱泉の土佐温泉で、大浴場には内湯と檜の露天風呂とサウナがあります。

「オーベルジュ」という名のとおり料理も一流。国内ファーストクラスの機内食をプロデュースした経験もある松本昇吾料理長が厳選した、旬の食材を使ったメニューの数々が好評です。

道後温泉駅から徒歩2分、創業390年の歴史と格式のある宿。皇族に愛され、昭和天皇や上皇上皇后両陛下や天皇陛下などがご宿泊されています。夏目漱石や正岡子規などの愛媛県ゆかりの文豪や、渋沢栄一も宿泊しました。

温泉は、道後温泉から引いた源泉かけながし。大浴場には内湯、露天風呂、サウナ、庭には足湯も完備。また敷地内には1,500坪の庭園が広がり、初夏にはホタルが舞う自然の川も流れています。春から秋にかけてはこの川べりの席で食事もできますよ。広い園内には石碑などここを訪れた著名人の足跡が残っているのでぜひ散策してみては。

道後商店街から徒歩2分、数寄屋造りの名匠が手がけた全19室の宿。建物は全て檜が使用され、全てのお部屋の床の間には正岡子規などの直筆の掛け軸が飾られており必見です。また細やかな「おもてなし」が好評で、お部屋専属の客室係が対応してくれます。

温泉は、道後温泉から引いた源泉かけながし。大浴場もありますが、全室源泉をひいた客室風呂付きです。湯上がり処にはビールサーバーやアイスクリームも無料で提供。夕食と朝食はともにお部屋食で食べることができます。チェックイン14時、チェックアウト11時のためゆっくり過ごせますよ。

香川県と徳島県の山間にある2017年開業の新しい宿。建物に入ると大きな暖炉が出迎えてくれ、そこはもう別荘。客室タイプは露天風呂付き客室もある｢本館客室｣とペット宿泊可の｢里山ヒュッテ｣があります。

温泉は、自家源泉の美合温泉を使用。大浴場はバリエーション豊富で、滝が見える露天風呂、寝湯、水深100mの上半身まで浸かる深い浴槽もあります。貸し切り露天風呂も利用可能。料理は「里山料理」が人気。香川県と徳島県で獲れた山菜やジビエや川魚など、里山ならではの食材を堪能できますよ。

日本三大秘境のひとつ｢祖谷｣にある、全9室の隠れ宿。行くのが少し大変な山奥にありますが、谷底70mの渓谷の景色は圧巻。息をのむ壮大さで地球の力強さを感じます。

温泉は、ほのかに硫黄の香りがし肌がスベスベに。全室源泉かけながし露天風呂付き客室で、ここからの景色も絶景です。料理は掘りごたつの囲炉裏個室でいただける祖谷の旬の食材を使った｢囲炉裏懐石｣が人気。自家製豆腐やこんにゃく、締めには｢名物祖谷そば｣も。周辺には人気の観光地「祖谷のかずら橋」があるので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

こちらも祖谷にありますが個性ある宿です。その理由は、宿専用ケーブルカーに乗って行く谷底の露天風呂があること。5分間の道中は360度山に囲まれ、秋には紅葉が見頃です。露天風呂は源泉かけながしで、白い湯の華が舞うにごり湯。エメラルドグリーンの清流がすぐ側を流れ、川の流れる音を聴きながら入浴できる贅沢な露天風呂です。

客室は足湯付き、客室露天風呂付き、月見台付き客室などバリエーション豊富。料理は地元で獲れた野菜や山菜、徳島県のブランド牛、すだち鮎、あめごなど旬の食材を使っており、普段なかなか食べられないメニューがいただけますよ。

「しぜんたいですごすこと」がコンセプトの宿。3000㎡の敷地で山や湖畔に囲まれた大自然の中でとっておきの一日を過ごせます。全室湖畔に面したテラス付きの客室で、「音楽の部屋」「キャンプの部屋」の2タイプ。料理は無農薬栽培の自家菜園からその日収穫した野菜がメインで、体にも優しい懐石料理がいただけます。

温泉は、敷地内から湧き出る自家源泉をかけながしで使用。日本では珍しい天然にごり湯等張性温泉。黄金色に輝き等張性温泉なので体への負担が少なく、皮膚病にも効果があり美肌の湯ともいわれています。

「そうだ山」という名の山に囲まれた自然豊かな場所にある宿。ウッドデッキでつながったツリーハウスがある客室もあります。

温泉は、四国随一の優れた泉質と湯量を誇る源泉かけながし。ph9.5のトロッとしたぬめりのあるお湯は「美人の湯」ともいわれ、お肌がスベスベになると好評です。離れの宿では源泉かけながしの半露天風呂も楽しめます。料理は四万十うなぎ、鰹のたたき、土佐料理、などの地元食材を堪能できますよ。
車で30分のところにはホエールウォッチング（※季節限定）ができる施設もあるのでぜひ行ってみては。

小豆島にあるタイプの異なる全7室の小さな宿。国の登録有形文化財指定の蔵を改装した離れの客室は特に人気です。

小豆島といえば、醤油造りが有名。島で造った醤油を食べ比べできる｢醤油会席｣は宿泊者からも好評で、この料理目当てにリピートする方もいるそう。食事処は築80年以上の古民家で、個室でいただけます。また全室源泉かけながしの温泉付きで、自家源泉の里枝温泉を使用。メタケイ酸を多く含みお肌がツルツルになる美肌の湯です。無料で貸し切り風呂の利用も何度でも可能。チェックインが13時からなので、宿でゆっくり過ごせますよ。

宿泊は高校生以上という全10室のヴィラタイプの宿。鳴門海峡の絶景が見渡せる広大な敷地の国立公園の中に佇んでいます。

温泉は、源泉をかけながしで使用。地下1,500mから湧出しており鉄分を多く含みやや茶色く濁っています。料理は阿波・瀬戸内でその日取り寄せた食材を使用し、和食会席、洋食コースなど多種多様。食事処も豪華で夕食では「万里荘」という昔高級料亭で使われた建物や、朝食は築90年以上の旧財閥の別荘を移築したダイニングでいただけます。エステメニューも豊富に揃い、まさに大人向けのリゾートホテルです。

中村城址の城山にある全9室の家族経営の宿。高台にあり見晴らしがよく、周りは静かです。客室は5種類のタイプがあり夫婦や家族や一人旅でも利用でき、窓からは木々や四万十川が見えます。

温泉はph9.8の新案並温泉の源泉を使用。四万十川を望める露天風呂もありますよ。屋上の展望台では、夜は満点の星空を眺めることができ、そこはまるで星の世界。料理は高知の食材をたくさん使い、鰹のタタキはもちろん、鮎やウナギや川エビなどの恵みもいただけます。また年間70頭しか市場に出回らないという幻の四万十牛ステーキの料理プランも人気です。

愛媛県宇和島にある2020年開業の1日1組限定の高級宿。ここは石の彫刻家ケースオーウェン氏のアトリエとして使われていた建物です。周りは山、畑、池に囲まれたのどかな場所。敷地面積4,000㎡の敷地すべてが宿泊施設です。室内には彫刻、絵画、陶芸などの芸術作品がたくさんあり、ハイセンスなインテリアに囲まれ異国の地のような特別なひとときを過ごすことができます。

またph7.4のナトリウム塩化物温泉の露天風呂付き。料理はシェフが室内のカウンターキッチンで目の前で調理し、一皿一皿が芸術作品のような美しさで写真に収めずにはいられません。芸術に興味のある方なら一度は訪れたい憧れの宿です。