絶景メディア元編集長が厳選！秋に行きたい絶景温泉旅館25選（関東近郊編）【露天風呂付き客室・ロケーション◎・記念日にも】

旧宮家の別邸跡地を引き継いだ旅館「強羅花壇」は、ラグジュアリーな建物で高級旅館として有名。

国立公園の中に位置し、四季折々の表情を楽しめる自然豊かな好ロケーション。秋の紅葉も見事ですが、なによりも建造物の建築美に惚れ込むことでしょう。強羅駅至近のアクセスもうれしいところ。

筆者も宿泊したときは強羅の静けさと相まって「高級リゾートがこんなところにあった」と驚いたもの。

個室で美しい庭と露天風呂を楽しめる「巨石露天風呂付和室」はいつか泊まりたいものです。

手入れの届いたお庭が赤く色づく「箱根翡翠」。テラスやビューバスから箱根外輪山の紅葉を見られる部屋をぜひ押さえたい！

露天風呂は、泉質マニアも納得の大涌谷温泉ならではの「にごり湯」。岩風呂や檜風呂など趣向を凝らした浴槽が、特別感を演出してくれます。

お庭の遊歩道にある足湯も雰囲気抜群。湯上がりに、秋のひんやりとした風に吹かれながら歩くと「こういうことがしたかったんだ！」と実感するでしょう。

美しい早川沿いに建つ「紫雲荘」。渓流沿いの紅葉は美しく、楽しめる期間が長いのも特長。年明け以降まで色づいた葉を楽しめます。露天風呂付客室「観月の間」や「山葵の間」から見る紅葉は感動的。月型や円形の窓いっぱいに広がる紅葉は、まるで絵画のよう。この宿でしか見ることができない眺望です！

早川にかかるつり橋の先にある貸切露天風呂「観山の湯」は風情溢れる空間。

露天風呂ではあの憧れのシチュエーション、竹徳利の冷酒を飲むこともできます。

箱根には17つの温泉がありますが、ここ「箱根小涌谷温泉水の音」では「小涌谷温泉」と「宮ノ下温泉」の2つの源泉が湧き出ておりまして。泉質をいろいろ味わいたい派にはこれがたまらんのです！

施設内の庭園には絶景の貸切露天風呂が3つ。宿の中にいながら、大浴場と貸切露天風呂の湯めぐりも楽しめます。

11月になると、お部屋の窓からは紅葉を一望。檜露天風呂とテラスの付いたラグジュアリーな客室から見下ろす紅葉は絶景です。

「玉のような美しい庭」のある旅館という意味を持つ「玉庭」。庭の中には、池を囲むように造られた離れの客室が8室あります。大規模な宿泊施設ではなく「離れ」に魅力を感じる筆者のようなタイプには、とっておきの空間といえましょう。

伝統的な和室からみえる、開放的な窓一面に広がる紅葉。この絶景に加えて、鳥の鳴き声や風の音が聞こえ風情豊かです。

そして地味に予約サイトでも見つけることが難しいのが、全ての客室に備え付けられた源泉掛け流しの湯。しかもスイッチを押すと出てくる湯は57℃前後なので「自分で冷ましてください」とのこと。この「生のお湯感」が泉質好きにはたまらないのです！

原生林に囲まれ、高級感溢れるリゾートホテル「金谷リゾート箱根」。秋になると、周囲の原生林ではケヤキやカエデが美しく色づきます。

そしてこちらも全てのお部屋が大涌谷温泉の源泉掛け流し露天風呂付。露天風呂でくつろぎながら絶景を楽しむことができるということで確定コンボきましたコレ。

にごり湯で見た目の通り、シルクのような柔らかいお湯。美肌の湯とも呼ばれています！

洗練されたインテリアの客室で、居心地も抜群。創作フレンチのディナーは絶品揃いで、ワインとのマリアージュも楽しめます。

広大な庭園を持ち、四季折々の自然を楽しめる「四季を愉しむ貸切温泉　ゆとりろ庵」。全てのお部屋の窓が箱根外輪山や庭園側になるというこだわりの設計で、窓一面に紅葉を堪能することができます。

客室は和モダンでおしゃれなデザインや純和風の和室などさまざま。紅葉に加え、相模湾まで見渡せる専用露天風呂がある特別室も！「部屋風呂はただのお湯」というパターンもあるなかで、やはり個室で源泉かけ流しが楽しめるお宿は大変貴重ですね。

小湊温泉にある「満ちてくる心の宿 吉夢」。海沿いに建ち、お部屋からはオーシャンビューを満喫。地上35mにある露天風呂から見る夕日は、海に沈む瞬間まで見ることができます。

秋に行きたいかと言われると、そのものズバリの紅葉というわけではないかもしれません。それでも、夕暮れの黄昏を味わうのは、秋なんです（断言）（個人的な見解）。

ジャグジー露天風呂付のお部屋は華やかなインテリアで、カップルに大人気。夕食は料亭「阿うん」で、千葉ならではの新鮮な海の幸を楽しめます。

海と山の両方を楽しめる鴨川市の旅館「旬彩の宿　緑水亭」。山里に位置するので周囲の紅葉は見事です。自家源泉の「内浦山温泉　藏の湯」は無色透明で、さらりとした泉質を味わうことができるでしょう。

本館1階は全てのお部屋に露天風呂に縁側、坪庭があり、風情溢れる空間。

縁側は広々としており、椅子も設置されているので、二人でゆったりとくつろぐことができます。2階の檜風呂付の和室は、檜のいい香りを感じながら自然豊かな眺望を楽しめます。

鬼怒川沿いに建つ老舗宿「鬼怒川温泉ホテル」。渓谷と紅葉が織りなす絶景を楽しめます。「ワンランク上の上質なくつろぎ」がコンセプトの「湯の街館　和洋室」は記念日を祝うカップルにおすすめのお部屋！リバービューのテラスでは、心地よい風を感じながら、紅葉を独り占めできます。

プライベートな時間を楽しめる貸切露天風呂も人気。鬼怒川温泉はアルカリ性単純泉が楽しめます。

ちなみにこういう温泉街では、銭湯のように楽しめる「立ち寄り湯」（いわゆる日帰り温泉）の施設が点在していることも。こういう定番ホテルに居を構え、そこから他の湯に浸かりに鬼怒川沿いを3つや4つ巡るエクストリーム日帰り温泉もまたご紹介の機会があれば。

中禅寺湖と紅葉が織りなす感動の眺望を満喫できる「日光中禅寺湖温泉　ホテル四季彩」。

木々に囲まれた大規模露天風呂や、ガラス張りのジャグジー風呂などの付いた豪華なお部屋もあるのは、小型旅館とは違った趣がありますね。

四方が窓に囲まれた大浴場は、豊かな自然を一望。色鮮やかで、まるで絵画の中にいるような空間。温泉は元の色はエメラルドグリーンですが、空気に触れると乳白色になるという特長も！

日本庭園に癒される「奥の院 ほてる とく川」。日光東照宮へ好アクセスで、観光にも便利な立地です。庭園に面した露天風呂付の客室「吟龍」や広々としたベランダが優雅な客室「月代」など趣の異なる客室。別邸のアクアは2016年にオープンしたばかりで、庭園や専用露天風呂付の贅沢な空間です。

露天風呂は岩風呂で、頭上には燃えるような紅葉。せせらぎセットという地酒セットを露天風呂に持ち込み、飲みながら入浴もOKとのこと。夢の時間をぜひ！

「日光 星の宿」は、窓いっぱいに色づいた葉が広がり、幻想的な風景を楽しみながら入浴できる宿。日光温泉はとろりとしたアルカリ性単純泉が楽しめます。

庭園や日光の山々を一望できる客室は、窓が大きく、景色を堪能できる造り。景色へのこだわりが感じられるお宿ですね。

食事は日光を代表する「湯波」をいただくことができます。京都の湯葉に比べて、分厚くて大豆の味が濃いのが特徴とのことですよ。

東洋と西洋が絶妙に融合した空間「鬼怒川金谷ホテル」。鬼怒川渓谷を一望する好ロケーションで、渓谷と紅葉がコラボする絶景に酔いしれることができるはず！

全ての客室にテラスがあるのもポイントが高く、川のせせらぎを聞きながら火照った方だを冷ますことができそうです。

懐石料理に西洋のテイストを織り交ぜたディナーは演出も秀逸。まずはラウンジテラスでアペリティフなどを楽しんだ後、ダイニングに移動しコースを堪能。食後はラウンジでデザート。3カ所を移動する食事ってなかなか珍しく、徹底的な非日常を演出してれます。

鬼怒川沿いに建つ「七重八重」。露天風呂から見る紅葉は、ため息が出てしまうほどの絶景！鬼怒川渓谷が目前に迫り、紅葉する木々に囲まれて浮いているような感覚を味わってみてくださいね。

お部屋により源泉掛け流しの貸切風呂も用意されており、窓一面の紅葉を堪能できます。これはぜひ確保したいプラン！

鬼怒川を望む専用露天風呂付のゴージャスなお部屋や、開放的な窓の特別室などさまざまなお部屋があります。

静岡県の一番東側、伊東市にある「伊東　緑涌」。伊東温泉は日本三大温泉と呼ばれ、県内で一番の湯量を誇ります。アルカリ性単純泉を楽しむことができます。

客室は7室のみ。全てのお部屋に源泉掛け流しの露天風呂があるのは嬉しいポイント。美しい庭園を眺めながら温泉を堪能できます。

またお部屋食なので、温泉も食事もお部屋で完結。これはカップルにも子連れにも嬉しいポイントで、落ち着きのある豪華なお部屋でくつろぐことができます。

相模湾を見下ろす高台にある「横浜藤よし伊豆店」。広大な敷地に離れの客室4室や露天風呂などが点在しており、四季折々の庭園と海のコラボを楽しめる造りです。

「横浜藤よし伊豆店」の温泉は、敷地内の地下1200mから湧きだす源泉掛け流しで「五つ星温泉宿」にも認定。くみ上げられた源泉が空気に触れることなく全ての浴槽に適温で入っている宿のみ認められるとのことで、これが泉質好きにはまたたまらない！

また全室が「離れ」になっており、一部屋一部屋がまるで一軒家の佇まい。広大な土地に4組だけが滞在するという超高級志向。私も1泊したことがありますが、リゾートはここにあったという感覚です。

全室が離れで、プライベート空間を大切にできる旅館「はなれ宿 善積」。1日6組までしか泊まることができないということで、こちらもまた超高級志向のお宿。伊豆高原にあり、自然豊かで海を一望できる素晴らしいロケーションです。

離れにはそれぞれ趣向を凝らした露天風呂が付いています。「西山」と名付けられたお部屋は、信楽焼の内風呂に加え、露天風呂には寝湯のスペースもあり、天然温泉を存分に楽しめるお部屋。内風呂の大きな窓から見る風景にも癒されます。

1日に5組限定の極上宿「野の花亭こむらさき」。全5室が同じ間取りで、これは予約した瞬間に勝ちのやつです。掘りごたつの和室や庭園を望む露天風呂、檜の内湯付の豪華な造り。大浴場がなく朝食も夕食もお部屋食なので、他人とすれ違うことはほぼ無いでしょう。

庭園は手入れが行き届いており、紅葉も見事。温泉は蓮台寺温泉の源泉掛け流し。専用露天風呂なので、好きなタイミングで何度でも入れますね。弱アルカリ性の肌に優しい泉質なので、女性も安心！

国の登録文化財に指定されている「新井旅館」。外観も内装も重厚感があり、美しい建物。紅葉と素晴らしい建築のコラボも見どころです！紅葉名所として有名な修善寺の桂川沿いに建ち、ロケーションは完璧といっても言いほど！夜には木々のライトアップもされ、ロマンチックな雰囲気になります。

庭園内にある「木漏れ日の湯」は間近に紅葉を望みながら、入浴できる極上の温泉。天然温泉掛け流しで無色透明のお湯を楽しんでください。

「万座ホテル 聚楽」では、源泉掛け流しの高濃度硫黄泉を楽しむことができます。露天風呂からは広大な山々を見下ろすことができ、黄色く色づいた紅葉は絶景です。

群馬の名勝「空吹」を一望できる特別室「こもれび」は人気のお部屋。空吹と紅葉の両方を楽しみに、群馬県まで訪れたいところ！

公式的には「雪景色」を押されていることもあり、秋のシーズンを逃したときには改めて選択肢にしてみてはいかがでしょうか。

河口湖畔の高台に佇む「時悠々楽游」。全てのお部屋から河口湖を望むことができ、河口湖と紅葉のコラボは感動もの！「湖」といえば関東近郊温泉地でも山梨のポイントがひときわ高いでしょう。

施設のルールとして7歳未満の子供は宿泊できないので、ファミリー感を避けたい方にとっては選択肢になるでしょう。

展望風呂「湯楽」は河口湖を見下ろす大パノラマを満喫できる好ロケーション。湖に吹く風も心地よく、秋風を感じながら湯を楽しめます。ロビーの壁一面に設置された窓から見る河口湖の絶景も魅力のひとつです。

705年に開湯し、世界最古の歴史を持つ宿としてギネス認定もされた「全館源泉掛け流しの宿 西山温泉 慶雲館」。

早川沿いに建ち、緑豊かなロケーションが楽しめます。また日本随一の湯量を誇り、趣の異なる6種のお風呂があるのも温泉マニアにとって高ポイント。部屋付きのお風呂はもちろんシャワーまで温泉という、贅沢な宿なんです！

野天風呂「望渓の湯」は宿の顔とも言える自慢の温泉。紅葉を眺めながら体を温めることができ、夜には満天の星。展望風呂「桧香の湯」「石風の湯」からも木々の大パノラマを堪能できますよ。

河口湖と富士山の織りなす眺望が魅力の「ふふ 河口湖」。全てのお部屋がスイートルームというバグ設定で、富士山溶岩の敷かれた天然温泉付き。

そんな豪華なお部屋のテラスや窓からは、河口湖畔の紅葉を独り占めできます。どのお部屋も洗練されたインテリアというのは建築物・構造物好きにとっても眼福で、時を忘れてくつろげる空間！

おしゃれなバーラウンジや美しいガーデンなど施設も充実。河口湖でのカヌーや1組限定のオーダーメイドツアーなどアクティビティも豊富なので、さまざまな体験ができる楽しい宿です。

5000坪の日本庭園を持つ「石和温泉　銘石の宿　かげつ」。8000匹もの鯉が泳ぐ池や、全国から集めた銘石、そして美しく色づいた葉が織りなす絶景はこの宿でしか見ることができないでしょう。甲州牛を堪能できる会席プランなど、こだわりの食事も楽しめます。

全36室の客室は、すべてのお部屋から庭園を眺めることができる優雅な空間。庭園が見える露天風呂付の豪華な客室もあります。1階の客室からは鯉の餌やり体験も。素晴らしい紅葉を見ながら、非日常を体験してくださいね！