豊平神社は国道36号沿いにひっそりと佇む神社で明治4年、この地に青森から入植してきた人々が故郷に立つ猿賀神社の祭神を勤請して建立したのが始まりだそう。また東北地方の守護神として崇敬される上毛野田道将軍を祭神とする北海道唯一の神社でもあります。
田道将軍は坂上田村麻呂の東北地方平定の際大蛇となって軍勢を助けたという伝説があり、御朱印のデザインもこの伝説に因んでいますよ。ちなみに片面の御朱印と見開きの御朱印の2つから選べます。
西野神社は明治18年、福井県や広島県などから水田開発のために入植した人々が創建。現在の社殿は昭和42年の造営で所々に施された立体的な彫刻が見どころとなっています。
特に社殿内にある十二支の彫刻は圧巻。境内の愛らしい犬の石像は西野神社が安産の神様を祀っていることにちなみ地域の人々の繁栄を願って造られたものです。通常の御朱印のほか拝殿の中にある干支の彫刻を元にした御朱印が人気ですよ。
スポット名 | 西野神社 |
住所 | 〒063-0021 北海道札幌市西区平和1条3丁目1−1 |
営業時間 | 月曜日: 9時00分~17時00分、火曜日: 9時00分~17時00分、水曜日: 9時00分~17時00分、木曜日: 9時00分~17時00分、金曜日: 9時00分~17時00分、土曜日: 9時00分~17時00分、日曜日: 9時00分~17時00分、 |
電話番号 | 011-661-8880 |
公式サイト | 公式サイトにアクセスする |
開拓神のパワーが絶大な札幌村神社は人生を好転させるレアなご利益がいただけるとっておきの神社です。また駅から近く境内は段差が少ない形状になっているため足の不自由な方でも移動がしやすく、車いすの方も参拝に多く訪れていますよ。
境内鳥居前の狛犬は容姿とスタイルのバランスが良いと狛犬ファンから人気。世界に1つの御朱印帳を手に入れましょう。
スポット名 | 札幌村神社 |
住所 | 〒065-0016 北海道札幌市東区北16条東14丁目3−1 |
営業時間 | 月曜日: 24 時間営業、火曜日: 24 時間営業、水曜日: 24 時間営業、木曜日: 24 時間営業、金曜日: 24 時間営業、土曜日: 24 時間営業、日曜日: 24 時間営業、 |
電話番号 | 011-741-7789 |
公式サイト | 公式サイトにアクセスする |
開拓使時代の面影を伝える作品から現代の巨匠の作品まで新旧の名建築の宝庫でもある札幌。建築を知れば街の知られざる歴史がきっと見えてくるはずですよ。
ゴミ処理場跡地を公園化したモエレ沼公園は札幌市の市街地を公園や緑地の帯で包み込もうという環状グリーンベルト構想に基づいて整備されています。イサム・ノグチ氏がランドスケープはもちろん園内に置かれた遊具にいたるまで造形力を発揮した、まさに芸術作品と言える公園。
生涯で最後の情熱を傾けたとも言われています。テトラマウンドなどのように幾何学的か、はたまなモエレビーチのように有機的な形態のものまであり、いずれも広大な敷地の中に自然と溶け込んでおり、まさにノグチの芸術の集大成といえる完成度を誇っていますよ。
四季折々の花が咲き誇るアプローチから水庭、トンネルを経てようやく大仏と対面。約135メートルの道のりを経る間に心が清められていきます。ちなみに約15万株ものラベンダーが咲き誇る7月は期間限定で丘を通って大仏の頭まで近づくことも可能。
大仏の前に立つと頭上から光が降り注ぎ空を見上げると移ろいゆく自然を感じることができます。こうした巧みな演出は光を操る建築家の安藤氏ならではと言えるでしょう。外から見た時の奇妙な印象と内部に立った時の神聖さのギャップにも驚かされますよ。
スポット名 | 頭大仏殿 |
住所 | 〒005-0862 北海道札幌市南区滝野 |
営業時間 | 月曜日: 10時00分~15時00分、火曜日: 10時00分~15時00分、水曜日: 10時00分~15時00分、木曜日: 10時00分~15時00分、金曜日: 10時00分~15時00分、土曜日: 10時00分~15時00分、日曜日: 10時00分~15時00分、 |
電話番号 | 011-592-2481 |
公式サイト | 公式サイトにアクセスする |
高さ約147.2メートルの堂々とした姿は札幌の大通公園のシンボル。設計者は東京タワーと同じ各地の塔を手掛け塔博士と言われた人物です。さっぽろテレビ塔は東京タワーより完成が早く昭和31年に竣工し翌年開業。
完成した時は塔全体が銀色に輝く外観でしたが昭和38年に現在の赤を基調とした塗装に改められています。テレビ塔を構成する鉄骨にも触れることができる展望台からは碁盤の目状に札幌市街を一望できますよ。
スポット名 | さっぽろテレビ塔 |
概要 | 1950 年代に建造された有名なテレビ塔。展望台から市街を一望できる。 |
住所 | 〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西1丁目 |
営業時間 | 月曜日: 9時00分~21時50分、火曜日: 9時00分~21時50分、水曜日: 9時00分~21時50分、木曜日: 9時00分~21時50分、金曜日: 9時00分~21時50分、土曜日: 9時00分~21時50分、日曜日: 9時00分~21時50分、 |
電話番号 | 011-241-1131 |
公式サイト | 公式サイトにアクセスする |
札幌市時計台はクラーク博士の提言によって札幌農学校の生徒の兵式訓練や入学・卒業式を行うための講堂として建てられました。シンボルの時計台はアメリカのハワード社製。正確に動き続けている日本で最も古い塔時計です。
実は完成したときは時計塔がなく小さな鐘楼が乗っているだけでしたが、札幌標準時刻を市民に知らせる重要性から完成から約3年後の明治14年に取り付けられました。白い壁のイメージが強いですが調査の結果、創建当初は壁が灰色で柱や窓枠が茶色だったことが判明しました。
スポット名 | 札幌市時計台 |
概要 | 1878 年建造の札幌を象徴する木製の時計台。現在は資料室で札幌の歴史を伝えている。 |
住所 | 〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西2丁目 |
営業時間 | 月曜日: 8時45分~17時10分、火曜日: 8時45分~17時10分、水曜日: 8時45分~17時10分、木曜日: 8時45分~17時10分、金曜日: 8時45分~17時10分、土曜日: 8時45分~17時10分、日曜日: 8時45分~17時10分、 |
電話番号 | 011-231-0838 |
公式サイト | 公式サイトにアクセスする |
北海道庁旧本庁舎は八家計の屋根の塔屋がシンボルですが実は安全上の理由から明治29年に一度撤去されています。現在の塔屋は昭和43年の復元。明治42年には大火で内部を焼失しましたが明治44年に復旧。この時耐火構造とすべく天井をオーストラリア製のメタルシーリングで覆いました。使用された赤煉瓦は約250万個にも達します。
レンガ、木材、硬いしなどの大部分に道産品を使用し冬の寒さを防ぐために窓は二十構造。ちなみに重要文化財に指定されている現在も道庁の事務室機能などを有する現役の庁舎ですよ。
スポット名 | 北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎) 仮設見学施設 |
住所 | 〒060-0003 北海道札幌市中央区北3条西6丁目 |
営業時間 | 月曜日: 8時45分~18時00分、火曜日: 8時45分~18時00分、水曜日: 8時45分~18時00分、木曜日: 8時45分~18時00分、金曜日: 8時45分~18時00分、土曜日: 8時45分~18時00分、日曜日: 8時45分~18時00分、 |
電話番号 | 070-7824-1796 |
ここからは緑豊かな円山エリアの散策スポットを紹介します。四季ごとに替わる表情を楽しみながら札幌の街の魅力を体感してみてはいかがでしょうか。