この記事は、編集部で2023年12月11日にチェックし追加更新した最新情報を掲載しています!
自然に逆らわず生きる人たち、自分のペースで生活できる風土、北海道にはおおらかさと自由さが同居した独特のライフスタイルが根付いており、土や風、水や木そのすべてに自然界の要素が感じられます。大自然の空気と風土に身を任せ自分の時間で行動するスローな土地のスローな生き方。心を解き放ちたいと感じたら大自然に包まれた古さと新しさが同居する場所に身を委ねてみるのがおすすめ。そこで今回は、北海道の街に詳しい筆者が北海道でおすすめの癒しスポットを紹介します。※本サイトは広告プログラムにより収益を得ています。
ライター/espressivo
旅行が好きなフリーライター。美しい夜景や人気の絶景スポットはもちろん、アクティブに過ごせる場所、歴史ある建造物など情報を惜しみなくお届けするとともに、ビギナーでも安心して出かけられるよう分かりやすく解説します。
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近代化した現代でも大自然の宝庫である北海道。そこからは自然と共存した人々の歴史が垣間見えます。澄んだ水と豊かな緑に囲まれた北海道で時間を忘れのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。
日本海、太平洋、オホーツク海の三大洋に囲まれ雪解けがもたらす豊かな水源のアイランドのさまざまな絶景を巡りましょう。北海道ならではの出会いがそこにはありますよ。
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アイヌの言葉で夏の村を意味する北海道西部の積丹。この一帯は積丹ブルーと呼ばれる美しい海をはじめ、海岸線に連なる奇岩群や季節を彩る花々など風光明媚な景観に富み、ニセコ積丹小樽海岸国定公園にも指定されています。
積丹ブルーと呼ばれる独特の青がある神秘的な輝きを放つ海が奇岩とともに唯一無二の光景を造形。その他にもニシンの大群の鱗が張り付いて光を放ったとされるローソク岩や夫婦円満のご利益があるとされる大黒岩と恵比寿岩の夫婦岩など数多くの見所が点在していますよ。
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厚岸道自然公園内にある霧多布岬は自らの身を投げ出すようにして太平洋にそびえ立ち荒波に打たれながらも堂々と佇んでいます。海霧が頻繁に発生するこの地域では標高が高くないにも関わらず高山植物が生育し、冷涼な気候を求めてタンチョウやエトピリカといった希少な鳥類がやってくるなど他とは一線を画す生態系が確立されていますよ。
人間の目には過酷に映る環境でもその他の動植物にとっては暮らしやすい環境なのかもしれません。力強くも優しい波音はまるで地球の鼓動のように響きますよ。
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春国岱に堆積する砂は3000年から1500年前にかけてオホーツク海の海流によって運ばれてきたものだと考えられています。根室半島の付け根にある風蓮湖の南側から延びる砂丘は長さ8キロ、幅約1.3キロに及びますが、この場所は元々海だったため砂が堆積しなかった砂丘と砂丘の間は湿地になっていますよ。
一見すると腐敗した大地にしか見えませんがここには信じられないくらい多様な生態系があります。カモメやシマフクロウなどの鳥類、果ては干潟で暮らすアサリやホッキ貝までその景観からは想像もできないくらい多種多様な生物が生息。原始の地球の姿を残す貴重な環境を堪能しましょう。
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納沙布岬は根室半島の先端に位置する岬で、離島を除けば日本の本土最東端にあたります。わずか3.7キロ先にはロシアによる実行支配が続いている歯舞群島の貝殻島があり、肉眼でもはっきりと確認できますよ。
このような立地にあるため海岸にロシアの巡視船が姿を見せることも珍しくなく、島国でありながら他国との国境を視覚的に実感することができます。また納沙布岬から西に10キロ程度行くと広大な広さの北方原生花園があり、紫の絨毯を敷き詰めたような一面のヒオウギアヤメは必見ですよ。
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海に向かって細長い陸地が伸びているこの奇妙な半島は沿岸流によって運ばれた砂が長い年月を経て静水域に堆積することで出来上がった砂嘴と呼ばれる地形で、一帯には甲殻類や貝類とそれらをエサとする鳥類などが生息しています。
また野付半島の自然や歴史について情報を提供している野付半島ネイチャーセンターでは、季節の花や野鳥観察に最適なガイドツアーを開催していますよ。徒歩での散策コースから船による野付湾観光まで不思議な砂の半島をぜひ体感してみましょう。
空気に魅せられて人が集まってくる北海道。ここからはそんな北海道のリフレッシュスポットを紹介します。そこに行けば今までにない出会いがきっと待っていますよ。
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カムイワッカという名称の起源はアイヌ語にあります。カムイは神様や崇高な存在を意味しワッカは水を指すことから直訳すると神の水となりますが、この川の水質が強い硫黄成分を含んだ有毒性であることから実際には生物が生息できない魔の水ととらえられていたそう。
カムイワッカの滝の上流にはカムイワッカの湯の滝という別の滝があり、こちらは流れる温泉水の川に浸ることも可能ですが、辿り着くまでの道は滑りやすく落石の危険もあるので訪れる際には十分な注意が必要です。
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湿原の中には屈斜路湖から発して太平洋へと注ぐ一級河川・釧路川が大きく蛇行しながら流れており、日本最大の淡水魚であるイトウや北サンショウウオなどの奇勝生物が生息しています。その他にも水辺の生物やさまざまな種類の植物が棲息していますが中でも有名なのがタンチョウ。
釧路湿原には夏になると繁殖期を迎えたタンチョウが訪れ、一旦は離れるものの冬には越冬のため再びやってきます。この時期はバードウォッチングに訪れるのがおすすめですよ。
スポット名 | 釧路市湿原展望台 |
概要 | タンチョウヅルで有名な釧路湿原国立公園内にある展望台、自然博物館、遊歩道。 |
住所 | 〒084-0922 北海道釧路市北斗6−11 |
営業時間 | 月曜日: 9時00分~17時00分、火曜日: 9時00分~17時00分、水曜日: 9時00分~17時00分、木曜日: 9時00分~17時00分、金曜日: 9時00分~17時00分、土曜日: 9時00分~17時00分、日曜日: 9時00分~17時00分、 |
電話番号 | 0154-56-2424 |
公式サイト | 公式サイトにアクセスする |
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急な坂と長い石段を上り切った先に待ち受ける圧倒的な水量を誇る名瀑、賀老の滝。岩の割れ目からは龍神の御神水が湧き出ており、滝つぼがないため直接岩にあたり打ち砕かれた水しぶきに大きな虹がかかることでも知られています。
また上流の賀老高原は太古から続くブナの原生林が紅葉に染まる9月中旬から10月中旬はとても見事。水量が多く晴れた日の午前中に見られる確率が高く緑がまぶしい初夏に訪れるのがおすすめです。
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富士山を思わせるような美しく広がる裾野の形状から渡島富士の別名を持つ駒ヶ岳は3万年ほど前に始まった火山活動によって形成されたと考えられています。駒ヶ岳の麓には大沼をはじめとする大小さまざまな沼が点在しており、これらを含め周囲一帯は国定公園に指定されていますよ。
豊かな緑に囲まれた大沼国定公園は全国に先立って函館が開港された明治時代からリゾート地として親しまれており皇族なども訪問しています。ベストシーズンは深緑の5月下旬から紅葉の10月下旬。大沼公園にはキャンプ場が整備されているので最高のロケーションのもと大自然を満喫できますよ。
スポット名 | 北海道駒ヶ岳 |
概要 | 日本を代表する活火山で、1640 年の噴火で大津波を引き起こした標高 1,131 m の山。 |
住所 | 〒049-2301 北海道茅部郡森町尾白内町 北海道駒ヶ岳 |
営業時間 | 要お問い合わせ |