こちらは300万年前の地層が隆起し、波の浸食によってできた海食洞。国道から少し入ったところにあるその洞窟は高さ5m、幅3m。その壁面には貝の化石を見ることもでき、この辺りがかつて海であったことを教えてくれます。
40m程進むと突然視界が開け、シダに覆われた緑豊かな渓谷が。この渓谷は400m程続いているのですが、ここに見られる何種類ものシダの群生は国の天然記念物に指定されているほど貴重なものなんですよ。安芸の住宅街のすぐ傍に、夏でもひんやりと涼しく、滝が流れ落ち、緑溢れる神秘的な世界が存在しているなんて!自然のパワーを感じることができるおすすめの穴場スポットです。
青い海、緑の木々、澄んだ青空…海から見た高知はインスタ映えするスポットがいっぱい!こちらはそんな「映える高知」を楽しむことができるクルージングです。
しかも高知市浦戸湾を巡る約80分の遊覧コースは「龍馬の軌跡を辿る」もの。歴史好きの人も楽しめます。激動の時代を駆け巡った龍馬に関わり深いスポットを目の当たりにすると、やはりその時代に思いを馳せますね。また、見上げることになる全長1,480mの浦戸大橋は大迫力です!
春には堀川で遊覧船からお花見を楽しむクルージングも期間限定で運航されます。
坂本龍馬や中岡慎太郎など、幕末の日本に大きな影響を与えた志士たちが多い高知。
歴史的に重要なスポットを訪ねて、幕末の香りを感じてみましょう!
「龍馬伝」や「功名が辻」など大河ドラマにもよく登場する、高知県を代表する歴史スポット「高知城」。市内中心部にあってアクセスしやすいので、のんびりと散策するにも良いですよ。
「高知城」は三層六階の天守閣がしっかり現存していて、日本にあるお城の中でも珍しいこと。天守閣から街並みを見下ろせば、かつての天下人たちの気分。ライトアップも美しく、「日本三大夜城」にも認定されているロマンチックな風景です。
名称 | 高知城 |
住所 | 高知県高知市丸ノ内一丁目2-1 |
営業時間・開場時間 | 【高知城天守・懐徳館等】9:00~17:00 ※高知城公園は24時間 |
利用料金や入場料 | 【高知城天守・懐徳館・東多門・廊下門の利用料】420円 ※高知城公園は入園無料 |
先ほどご紹介した「桂浜」すぐ近くの丘に建つ近代的な建物が、「高知県立坂本龍馬記念館」です。名前の通り坂本龍馬にまつわる貴重品が展示されていますよ。
入口にある龍馬像と握手をして、写真を撮ったら館内へ。坂本龍馬の生涯や暗殺事件について学んだら、上階の海が見えるスポットへ行きましょう。こんな海の風景を坂本龍馬も眺めたかもしれないと思うと、ちょっと不思議な気持ちになりませんか。
名称 | 高知県立坂本龍馬記念館 |
住所 | 高知県高知市浦戸城山830番地 |
営業時間・開場時間 | 9:00~17:00 |
利用料金や入場料 | 【企画展開催時】700円【その他期間】500円 |
こちらも「高知県立坂本龍馬記念館」と同様、坂本龍馬ゆかりのスポットなのですが、生誕地にあるのがポイント。坂本龍馬の生い立ちや家族など、より人間らしい部分に触れることができるでしょう。
「高知市立龍馬の生まれたまち記念館」では、土佐弁のガイドさんとともに、さまざまな街歩きを楽しむこともOK。何度訪れても新たな発見がありますよ。
名称 | 高知市立龍馬の生まれたまち記念館 |
住所 | 高知県高知市上町2丁目6番33号 |
営業時間・開場時間 | 8:00~19:00 |
利用料金や入場料 | 【入館料】300円 |
中岡慎太郎は坂本龍馬と一緒に、薩長同盟の締結に尽力した偉人。そんな中岡慎太郎について知ることができるのが、「中岡慎太郎館」です。
館内に入るとまずは「幕末タイムトンネル」がお出迎え。幼少時代の様子から、段々と高知のスーパースターへ成長していく様子が、タイムスリップした気分で学べます。
名称 | 中岡慎太郎館 |
住所 | 高知県安芸郡北川村柏木140 |
営業時間・開場時間 | 9:00~16:30 |
利用料金や入場料 | 【入館料】500円 |
長宗我部元親が長浜城攻略の前に祈願しに立ち寄り、見事打ち破ることができたとして知られる「若宮八幡宮」。現在は港南地区の氏神様として、また厄除け開運の神様として親しまれています。
「若宮八幡宮」でぜひ見て欲しいのが、毎年4月に行われる「どろんこ祭り」です!女性が男性に泥を塗って無病息災を願う、ちょっと変わったお祭りとなっています。
名称 | 若宮八幡宮 |
住所 | 高知県高知市長浜6600番地 |
営業時間・開場時間 | 境内自由(授与所9:00~17:00) |
利用料金や入場料 | 参拝無料 |
こちらの潮江(うしおえ)天満宮は菅原道真公の子で土佐に流されていた菅原高視が菅原道真公の死後、遺品をお祀りし、創建しました。
天満宮といえば梅。境内には樹齢200年以上といわれる「飛龍梅黄」をはじめ、100本以上の紅白梅が早春の境内を彩ります。やはり梅の香り漂うこの頃がベストシーズンですね。こちらは県内で最も参拝者が多い神社なんですよ。朱塗りの欄干が鮮やかな天神大橋を渡った先にある参道を進むと見えて来る「桜門」は高知市指定文化財です。
足摺岬にある金剛福寺は1,200年前に弘法大師がひらいたと言われています。大師が足摺岬を選んだ理由はここを「補陀落」(観音様がいるという楽園)に最も近い場所と考えたから。
亜熱帯植物園がしげる境内の敷地面積はおよそ120,000㎡という広さ!。見所は御本尊の三面千手観世音立像、土佐五色石を使った庭園、「補陀洛東門」と彫られた嵯峨天皇宸筆の勅額等、盛り沢山です。境内にある石像の「大師亀」の頭をなでると願いが叶うそうですよ。
こちらは材木商・廻船業等で財をなした江戸時代の豪商の邸宅です。土佐藩主山内家が参勤交代の際、本陣をおいた場所で、書院造りの建築は高知県の指定文化財。
庭園は半分ほどになってしまっていますが、建物は建築当初の姿をほぼ完全な状態で残しているんですよ。こけら葺きの屋根や襖絵、欄間を見ると、当時の人々の暮らしに思いを馳せますね。建物内には岡家の所蔵品や勤王志士「野根山二十三士」に関する資料等が展示されています。歴史好きにはたまりませんね。
豊かな自然を楽しむアクティブデートも良いけれど、たまにはしっとり芸術に触れながら、大人なデート時間を過ごすのもGOOD。
高知でアートといえば、やっぱり「高知県立美術館」は外せませんよね。歴史的名品から現代アート、ダンスや演劇、パフォーマンスなど、さまざまなアートが楽しめるスポットです。
館内の展示やパフォーマンスはもちろんのこと、土佐漆喰や土佐瓦を使った伝統的な外観にも注目。
名称 | 高知県立美術館 |
住所 | 高知県高知市高須353-2 |
営業時間・開場時間 | 9:00~17:00 |
利用料金や入場料 | 【常設展】370円【企画展】展覧会ごとに異なる |
高知生まれの有名漫画家横山隆一について知ることができるのが、高知市文化プラザかるぽーと内にある「横山隆一記念まんが館」です。
館内の展示は、マンガの世界に入り込んだような工夫がされていて、巡るだけで楽しい気分に。まんがライブラリーでは、無料でさまざまなマンガが閲覧できます。
名称 | 横山隆一記念まんが館 |
住所 | 高知県高知市九反田2-1 高知市文化プラザかるぽーと内 |
営業時間・開場時間 | 9:00~18:00 |
利用料金や入場料 | 【観覧料】410円 |
精巧なフィギュアで世界的にも評価が高い海洋堂。そのミュージアムが高知にあり、あれもこれも変わっていて面白い!
まず建物は、廃校になった小学校の体育館を改築したもの。館内にはプラモデルから恐竜、見少女フィギュアまで揃っていて、海洋堂の技術の粋が詰まったビックリ箱のようなスポットです。
名称 | 海洋堂ホビー館四万十 |
住所 | 高知県高岡郡四万十町打井川1458-1 |
営業時間・開場時間 | 10:00~17:00 ※シーズンにより異なる |
利用料金や入場料 | 【入館料】800円 |