【2024年版】札幌ののんびり散歩観光スポット30選！アート・感動・歴史的建造物など旅行好きな筆者が紹介

洞爺湖は火山によって造られた周囲約43キロのカルデラ湖でコバルトブルーの湖の中央に4つの島からなる中島が浮かんでいます。周辺は国立公園に指定されており世界ジオパークに登録されていますよ。

また壮瞥公園展望台からは洞爺湖と晴れた日には羊蹄山やニセコ連峰まで望めますし、約300本の梅の木があるので春にはお花見が楽しめます。

藻岩山の麓ゆるやかな坂道を登ると住宅街の中にヴィヴィッドな外観が印象的な建物が現れます。藻岩山を背に佇むこの店は木の温もりあふれる2階建てのカフェ。

店内ではどこの庭からでも豊かに生い茂る樹樹が眺められ、木漏れ日あふれる野鳥テラスでは小鳥やエゾリスに出会えることもあります。藻岩山の清涼な空気を感じながら美しい景色と淹れたてのコーヒーを味わいましょう。

築100年以上の木像建築を改装したという店内は古い柱や梁が織りなす古民家特有の風情が漂っています。随所に楽譜やレコードなどの遊び心あふれる小物がさりげなくディスプレイされ、窓から見える緑が食事に彩りを添えてくれますよ。

建物が過ごしてきた長い時間に思いを馳せながら旬の食材をふんだんに使った料理を堪能しましょう。

昔スキー場だった地に建つことから命名されたCafeスロープは札幌の町並みから遠く石狩までを眺望できる高台にあります。評判のパン類は札幌軟石窯で焼き上げ看板商品のマーチはしっとり触感が特徴の山型食パン。

米のピューレをブレンドし小麦本来の甘みを引き立たせています。2階では裏庭に茂木々を間近で見られるので色づく景色とともに絶品パンを堪能しましょう。

多くの北海道の風景がを世に残した画家の作品を展示する美術館の館内の一角にボザールがあります。宇治の茶門屋や帯広の紫竹ガーデンから取り寄せる本格抹茶やハーブティーなどドリンクはどれもほっと一息つけるものばかり。

全面ガラス張りの窓からは視界を遮るものがないので眼前に広がる緑を堪能しましょう。

AGRISCAPEは野菜生産と養鶏、養豚も行う循環型農園レストランです。持続可能な連ストランの在り方をコンセプトに腕を振るうのが札幌の有名料理店で修業したシェフ。

収穫したばかりの野菜と平飼いの卵、健康に育った豚や鶏、裏山で採れた果樹など旬を意識したクリエイティブなコース料理を味わえますよ。採れたての野菜やもぎたてフルーツがテーブルに並ぶレストランで心と体に潤いを与えましょう。

海沿いの国道235号から山間へ向かう道道209号に入ると競走馬の生産牧場が約8キロにわたり連なっています。広大な緑の牧場では美しい馬たちがのんびり草を食んだり、仔馬同士が無邪気にじゃれ合ったりしていますよ。

馬好きでなくても癒される光景に時を忘れてしまうほど。ただし観光牧場ではないので近隣の迷惑にならないよう注意が必要。往年の名馬にも出会える競走馬のふるさとを満喫しましょう。

ししゃもといえば副菜としておなじみですが、全国で一般に流通している商品のほとんどは実はカラフトシシャモという代用品。海から川に遡上する本物のししゃもは北海道や太平洋の一部沿岸にしか生息しない日本国内のとても貴重な魚です。

秋の短い時期に焦点の軒先に見られるすだれ干しは当地の風物詩。本物のししゃもはメスだけでなくオスも美味。干しししゃもの品ぞろえも豊富なのでししゃも好きなら必見の老舗ですよ。

知床峠は知床半島のちょうど真ん中、知床連山を貫く横断道路の途中にあります。峠の標高は738メートル、例年11月から4月下旬まで冬季全面通行止めとなっており、7月下旬でも残雪が見られる羅臼岳は絶景。紅葉シーズンの美しさも見事です。

天候に恵まれれば海の向こうに北方領土を望むことができますよ。本州ではなかなかお目にかかれない大スケールの峠道は北海道を満喫するコースとして最高です。

広い北海道には大スケールの直線道路が多く、中でも屈指なのが知床半島の付け根に位置する斜里町から網走の棟仏湖近くまでオホーツク海に沿って続く斜里広域農道です。通称・天に続く道でその距離28キロ。

いくつもの丘を越える道が地平線から空に続いて見えることから名付けられました。アップダウンともに延々と続く直線道路は北海道以外では絶対に体験できない不思議な感覚ですよ。