【2024年版】愛知のお金のかからない遊び場・暇つぶしスポット30選！散策・絶景・歴史など旅行好きな筆者が紹介

巴川の渓谷と飯盛山一帯に広がる香嵐渓。香嵐渓は生きた民族資料館といわれる三州足助屋敷や香積寺など見どころも多いです。まずはこれらを辿りながら新緑や紅葉と四季折々に美しいモミジの中を散策してみましょう。

飯盛山からは香嵐渓と反対側の東登山口方面へ下り、重要伝統的建造物群保存地区に指定された足助の町並みを目指します。ちなみに足助八幡宮は足を助ける神様なのでハイキングの最後にぜひ立ち寄りましょう。

大アサリや岩垣など豊かな海の幸に恵まれた渥美半島。その先端の伊良湖岬界隈ではグルメと海の絶景ハイキングが楽しめます。青い空と海に映える白亜の灯台は伊良湖のシンボル的存在。

そのまま遊歩道を進むと島崎藤村の抒情詩の舞台、恋路ヶ浜に至ります。美しい砂浜は恋人の聖地にも認定されていますよ。日出の石門の1つ冲の石門は日出園地からが絶景なので伊良湖の魅力を存分に堪能しましょう。

愛知県と長野県の県境、愛知県最高峰の標高1415メートルを誇る茶臼山とその南西にそびえる愛知県第2位の標高1358メートルの萩太郎を中心に約4キロに渡って広がる茶臼山高原は5月になると芝桜の花畑が出現します。

シーズンなら天空の花畑の散策を楽しめますよ。また山頂の展望台からは愛知県側の眺望が開け萩太郎が良く見えます。天空のお花畑ハイキングも楽しめる愛知随一の高原を巡りましょう。

国の名勝および天然記念物にも指定された乳岩峡は乳岩川の清流と起伏に富んだ景観で知られています。コースのハイライトである乳岩の洞窟では急な階段や狭いハシゴの上り下りが続き高所恐怖症の方には冷や汗ものですが、天に向かって開く通天洞や通天門・極楽門といわれる大きな天然石橋など魅力的な奇景が多い。

特に巨大な乳房状の鍾乳石が見られる乳岩洞窟は圧巻の一言。自然のパワーを感じずにはいられません。

明治時代に走っていた旧国鉄中央線で使用されていたのが愛岐トンネル群。開通当時の面影を残す赤レンガ造りのトンネルは周りの渓谷美と相まってノスタルジックな雰囲気を漂わせています。

保存会の運営で春と秋の数日間のみ一般公開されますよ。深い樹木の緑と人工建造物である赤レンガのコントラストが美しく、まさに現代と過去を結ぶタイムトンネル。自然に溶け合うよう手作りされや橋や水車が心を和ませてくれますよ。

名作童話・ごんぎつねの作者、新美南吉が生まれ育った半田市。新美南吉記念館では彼の作品に登場する場所を巡りながら南吉の童話世界に浸れます。また半田には醸造と運河の町として栄えた歴史もありますよ。

現在も運河沿いに立ち並ぶ黒壁の蔵や赤煉瓦建物などさまざまな歴史的建築物や街並みが多く保存されています。9月下旬から10月初旬にかけて矢勝川の堤に300万本の彼岸花が咲き誇りますよ。

やきもの散歩道はれんが造りの煙突や窯、黒塀の工場などが残る迷路のような丘を歩く所要60分のコースと、産業施設見学で常滑焼の歴史を学べる所要2時間半のコースが設定されています。

壁には明治期の土管と昭和初期の焼酎瓶、床には土管の焼成時に使った焼き台を敷き詰めた土管板がありますよ。時間が許せば両方つなげて歩いて焼物の魅力と歴史にどっぷりと浸りましょう。

段戸裏谷原生林きららの森は樹齢200年の巨木が生い茂り多くの野鳥や湿原植物がみられる自然の宝庫。散策道は複数ありますがおすすめは湿地とブナの原生林を巡るコースです。駐車場から尾根道を歩くコースを登り反時計回りに周回して駐車場へ戻りますよ。

標高差は50メートル程度なので初心者でも無理なく楽しめます。ハイキングマップはキラッと奥三河ナビのパンフレットから入手可能なので、事前にダウンロードして用意しておきましょう。

抹茶の里の西尾を訪れたならやっぱり抹茶を楽しみたいですよね。小高い丘陵地に位置する公園です。東屋からは日本の原風景のような稲荷山茶園の約100ヘクタールもある茶畑を見下ろすことができますよ。

5月の新茶シーズンには一番茶茶付摘み体験を実施しているのでぜひ足を運んでみてください。