【2024年版】愛知のお金のかからない遊び場・暇つぶしスポット30選！散策・絶景・歴史など旅行好きな筆者が紹介

その昔、藤本玄碩という漢方医が山の中腹に苗を植えたのが始まりだと伝わる小原の四季桜。今では地区内に1万本を数えるまでになり、ゲストシーズンの秋ともなれば里山のあちこちで紅葉との競演を楽しむことができます。

里山らしい田園風景が広がるエリアもあり、一年を通してさまざまな花を楽しむことができるのもおすすめポイントですよ。

東海道五十三次の39番目の宿場として栄えた知立。浮世絵にもたびたび描かれ東西を行き来する旅人で大いに賑わいました。江戸時代、東海道三社の1つに数えられた知立神社の創建は第12第景行天皇の御代と伝えられています。

知立神社は国の重要文化財である多宝塔や国登録有形文化財、県指定文化財など貴重な文化物を多数有していますよ。先史時代から江戸時代までタイムトラベルのように史跡巡りを楽しむことができます。

古くから良質な硬水に恵まれた武豊町は明治に入り旧国鉄武豊線が開通するとたまりや溝の醸造業が栄え、最盛期には50軒もおの醸造元が軒を連ねました。武豊・蔵の道はそんな活気あふれる息吹を感じるコース。

西側エリアには今も昔ながらの製法を守る醸造蔵があり、黒壁の町並みからたまりの香りが立ち上ります。ひしめき合うように蔵が立ち並ぶ細い小路はまるで迷路のよう。味の蔵たけとよではたまりや味噌をはじめ地元の特産品の販売も行っているのでお土産にするのも良いですよ。

徳川家康の生誕地として有名な岡崎市。江戸時代以降、城下町として長きにわたって発展を続けてきたこのエリアは徳川家ゆかりの史跡や寺社をはじめとして歴史遺産から観光名所まで見所が満載で岡崎城はその代表格です。

所々に名残を残したその姿や伝統は往時を忍ばせますよ。また何気なく通っている道も昔を思い浮かべながら歩くと普段とは違った景色に見えてくるでしょう。

この城下町は往時のままの町割りや鍛冶屋町、魚屋町といった町名に江戸時代の暮らしを感じることができます。城へと続く道筋には趣向を凝らした飲食店や土産物店が軒を連ねているので食べ歩きをしながら観光を楽しみましょう。

また国宝・犬山城の天守は木造の急な階段を上ると360度の大パノラマが出迎えてくれます。戦国武将や町民の暮らしに思いを馳せながら散策してみましょう。

2018年春に御園座タワーがリニューアルされるなど近年盛り上がりを見せる伏見エリア。堀川から浅間町へと北上するルートを歩けば江戸時代を忍ばせる史跡をはじめ数々の歴史に触れることができます。

堀川に架けられた五條橋もその1つ。慶長15年に始まった清州越しの際に移築され、擬宝珠にはさらに古い慶長7年の銘が確認できますよ。