【2024年版】愛知のお金のかからない遊び場・暇つぶしスポット30選！散策・絶景・歴史など旅行好きな筆者が紹介

愛・地球博記念公園は2005年に開催された愛知万博長久手会場の跡地を利用した公園です。約152ヘクタールもの広大な敷地に3キロと5キロのウォーキングコースが設定され、森の散策路を歩きながら園内の見どころを回ることができますよ。

大きなアップダウンや車の通行もなく安全なのでファミリーにもおすすめ。ちなみにサツキとメイの家は観覧予約や時間の確認が必要なのでご注意ください。

窯道具を積み上げた幾何学模様の窯垣が約400メートルに渡って連なる細い散策路が窯垣の小径。窯垣の小径史料館で展示する本業タイルや染付トレイは必見です。

また陶磁器を運ぶかつてのメインストリートで小径沿いには陶工が描いた本堂の天井画が見ごたえある宝泉寺や明治期の窯元の住宅を改修した資料館、市文化財に指定されている登り窯のある瀬戸本業窯などがありますよ。

東海道五十三次の吉田宿として栄えた豊橋で建築好きなら一度は見ておきたい歴史ある建築物を巡ってみましょう。おすすめは中世ヨーロッパ風のドームと鷲が目を引くロマネスク様式の建物の豊橋市公会堂。戦火の免れ近年は映画のロケ地にもなっています。

隣接の豊橋公園には復元された吉田城の鉄櫓があり元々天守を持たない城で鉄櫓が天守代わりでした。櫓を支える土台は当時の石垣のままとなっています。

織田信長公の天下統一の足がかりとなった清州城。一般的に天守閣と表現される建造物ですがここは信長の意向で天主閣とされ、桶狭間の合戦で今川義元を破った際にはここから出陣していきました。まさに信長の天下取りの出発点となった験の良い城です。

現在の天守閣は平成元年に再建されたもので五條川に架かる朱塗りの大手橋とともに目を引きますよ。五條川を挟んだ対岸には清州古城跡公園や信長と濃姫像が立つ清州公園もあり城見学とともに足を運ぶ人が多いです。

愛知県は織田信長や豊臣秀吉、徳川家康の三英傑の出身地。このうち羽柴と徳川家康が唯一対決したのが小牧・長久手の戦いです。この主戦場跡地は現在緑豊かな公園として整備され日本の歴史公園百選にも選ばれていますよ。

園内には国指定史跡があり、古戦場跡地の周辺には合戦にまつわる旧跡が残り武将たちに思いを馳せながら歩く道が続いています。街角には町歩き案内標識が設置されているので迷うことなく安心ですよ。

愛知県最古の灯台、野間埼灯台。高さ18メートルの灯台のノスタルジックな姿は美浜町のシンボルとして長年多くの人に親しまれてきました。近年は恋人たちの聖地として主変が整備され定番のデートスポットになっています。

時が経つのも忘れて懐かしい街並みや海岸線を歩けばいつの間にか夕暮れ時に。美しい砂浜と海を茜色に染め上げるサンセットの景色が目の前に広がり穏やかな海面に夕日の光が長く伸びます。思わず息をのむ絶景に出会う散策はずっと忘れられない思い出になりますよ。

瀬戸市南東部に広がる海上の森。豊かな森林や湿地、川、農地があり大半が愛知県の県有地である広大な里山です。500ヘクタール以上の土地には約3000種以上の生物が生息していますよ。

オオタカ、ハチクマなどの猛獣類、ムササビや二ホンリス、ニホンノウサギといった哺乳類、シデコブシをはじめとする絶滅危惧種の植物など貴重な生態系を織りなしています。名古屋市中心部からわずか20キロほど離れただけとは思わない自然豊かな空間を歩いてみましょう。

名古屋市守山区は古墳時代前期から後期に造られた、年代や大きさ、形の異なる古墳が点在しています。これほどの種類が密集している所は全国的にとても珍しく、リアル古墳図鑑とも言われていますよ。この地を保存・活用するため新施設がオープンするなど今注目のエリア。

そしてコースの中でも注目なのが復元が完了した志段味大塚古墳。出土品を元に色まで復元した約500体の埴輪の複製品が並ぶ様子は壮観です。墳丘に登ることも可能なので外から眺めるだけでなくぜひ登って古代ロマンを体感してみましょう。

動物写真家・岩合氏の初監督作品「ねことじいちゃん」のロケ地になった三河湾に浮かぶ周囲約11キロの離島。半日ほどあれば一周することができる小さな島には信号機もコンビニもありません。あるのは豊かな自然と昔懐かしい集落の風景、そしてアート。22点ものアート作品が自然や人々の暮らしに溶け込むように常設展示され、1年を通してアートを巡るスタンプラリーが開催されています。

作品は触れたり覗いたり中に入ったりとダイレクトに体験できるものが中心。潮風が心地よい海岸ロードや黒壁集落が連なる路地を巡り歩きながらカメラ片手にユニークな作品を探してみましょう。