【2024年版】北海道の雨の日観光スポット30選！穴場・ときめき・歴史など旅行好きな筆者が紹介

ニセコが管理する1棟貸しきりタイプのリゾートでは自然に抱かれたコテージで優雅に滞在そのものを楽しむことができます。ラグジュアリーなコテージが立ち並ぶオーチャード、森の中のカントリーリゾート、どちらも水辺や遊歩道、ツリーハウスのあるキッズエリアなどを備えた快適な環境。

また北欧風だったり重厚だったりアートや遊び心がいっぱいなので、ゆっくり滞在してニセコライフを心ゆくまで堪能しましょう。

コバルトブルーの湖面と中央にぽっかりと浮かぶ中島が四季折々の豊かな表情を見せてくれる洞爺湖。湖畔からの眺めも良いですがせっかくなら湖上の景色も楽しみましょう。洞爺湖温泉街の中島めぐり桟橋からは洞爺湖汽船の遊覧船が30分おきに運航しています。

爽やかな風を浴びながら船上から見る景色は湖畔では味わえない風情がありますよ。開放感あふれるクルーズで大自然に包まれた洞爺湖の魅力をより深く楽しみましょう。

中島・湖の森博物館は洞爺湖有珠山ジオパークの概要や大地の成り立ち、ジオサイトの内容、火山活動がもたらす恵みを学べるとともに中島の自然環境や実際のフィールド散策情報などをわかりやすく紹介しています。

フロア中央には洞爺湖と周辺地域の航空写真が広がり中島の大きさや形、位置関係が確認できますよ。また博物館にはカフェが隣接しているので観覧後にゆっくりと一息入れましょう。

店内にはスェーデンやフィンランドから仕入れた食器や雑貨が並ぶほかオーナーが製作した木工製品や自家製ジャムなどセンスあふれる品ぞろえが魅力的。併設された奥の工房ではオーダーメイド家具の製作も行っています。

湖畔の穏やかな雰囲気と北欧の空気感が見事に溶け合い心地よい空間を生み出していますよ。また店前には洞爺湖の景色を楽しめるデッキが設置され、天気の良い日はテラスでスムージーやジェラートが味わえます。

同ワイナリーが余市ブドウ酒醸造所として余市でワイン醸造を開始したのは昭和49年。それから時を隔てた2011年敷地内にワインショップやレストラン、カフェ、ベーカリー、ギャラリーなどを併設した同施設をオープンさせました。

ワインを通して余市の魅力を伝えています。冷涼な気候もあいまって北海道はワイン用ブドウの栽培が盛んな土地。今、日本屈指のワインの里となるべく挑戦を続ける道内各地の新しいワイナリーを巡ってみませんか。

ノロッコ号は釧網線の釧路から塘路間を春から秋まで走る片道約1時間の観光列車。湿原を蛇行して悠々と流れる釧路川の畔まで線路が寄り添っています。一般的な車両より床面が18センチ低いので視界は良好。6人がけのボックス席と窓に向かって座る2人がけの席があります。

機関車に続く1号車が普通客車、2号車から4号車は窓の大きい展望客車となっていますよ。また大きな窓いっぱいに釧路湿原の風景を楽しめる展望客車とひと昔前の汽車旅気分を楽しめる普通客車があります。ビュースポットでは減速してくれるのでゆっくり車窓を楽しみましょう。

アイヌ工芸伝承館ウレシパはアイヌ工芸の伝統が息づく匠の道にある施設。平取の第一線で活躍する二風谷民芸組合の工芸家たちの手仕事を間近に見学でき、工芸家志望の若手が同組合の講師から技術を学ぶ育成の場でもあります。

ペンダント組み立てやレーザー加工機でアイヌ文様を刻むオリジナルタンブラー製作など体験プログラムも実施していますよ。若手の作業場としても活用されているので木彫や織物、染め物を製作する様子が見られることもあります。

沙流川流域の自然と共生してきたアイヌ民族の伝統や生活文化が色濃く残る二風谷。アイヌ文化博物館は現在まで連綿と受け継がれてきた二風谷ならではのアイヌ文化を次世代に継承し発信するため誕生した施設です。

館内は日常で使われた民具類を展示するアイヌ、儀礼具・祭事品から信仰に触れるカムイ、農耕や狩猟に用いる道具を展示するモシリ、そしてアイヌの造形や文様の美しさを紹介するモレウの4つのゾーンに分かれていますよ。人と神と自然が一体となり営まれるアイヌの人々の暮らしと伝統文化を多面的・専門的に伝えています。

萱野茂二風谷アイヌ資料館はアイヌ文化研究者の萱野茂氏の個人コレクションを展示している資料館です。約半世紀の年月をかけて収集した民具や復元製作したものが基礎となっており、1121点もの使用が重要有形民俗文化財の指定を受けました。

そのうち202点所蔵、いずれも出自が明確であるため歴史資料としても貴重なものばかり。民具、遊具、楽器など幅広く二風谷アイヌの伝統文化の宝庫と言えるでしょう。

雪が少なく暮らしやすい伊達には縄文時代から人々が定住していた痕跡が残っています。だて歴史文化ミュージアム2階の展示室では縄文文化からアイヌ文化、そして伊達文化まで太古の昔から現在まで連綿と続く伊達の大きな歴史の流れに触れることができますよ。

また貴重な資料が数多く展示されており見所が満載。学芸員によるガイドも実施しており詳しい話を聞きながら観察すると面白さも倍増しますよ。