北海道のお金かからない観光スポット30選！ドライブ・絶景・癒しなど旅行好きな筆者が紹介

三島さんの芝桜庭園は元農家の三島さんの厚意で一般開放されている個人庭園。約4000平方メートルに広がる庭園内には赤、ピンク、白の芝桜が鮮やかに咲き誇ります。

残雪の冠を敷いた羊蹄山をイメージして植えられた芝桜も必見。5月下旬から6月上旬が見頃で晴れた日には羊蹄山を背景に芝桜とのコントラストを楽しむことができます。

大きさや形が異なる氷の塊は太陽の光を浴びると宝石のように美しく、時間の経過とともにその輝きを変化させていきます。クリスタルのように透き通った十勝川の氷が太平洋に流れ大津海岸に打ち上げられた冬ならではの自然現象と言えるでしょう。

その年の天候によっても変わりますが見ることができる期間は1月中旬から3月中旬まで。高波で濡れてしまうこともあるため波の様子にも気を配り防寒対策をしっかりと行いましょう。

巨大きのこのような造形は湖底から姿を現した切株の上に氷が乗ったもの。ダム湖である糠平湖の湖面が氷結し、発電のための放水で水位が下がることで見られる特有の自然現象は訪れた人々を圧倒するほどの存在感を放っています。

2月からはスノーシューを履いて湖上を1キロほど散策するきのこ氷探索ツアーが実施されるのでぜひ参加してみてください。

小型のコンクリート製防衛用陣地であるトーチカは太平洋戦争末期に造られた今も残る歴史的遺産です。海辺に佇む十数基のトーチカはそれぞれに味がありますよ。

旭浜の海岸沿いに立ち並ぶ姿は少し寂しさを感じますが、雪に覆われた白い砂浜で歴史を語りかけてくるよう。太陽の位置や時間によっても変わるためじっくり時間をかけて観察してみましょう。

左右に枝を大きく延ばした大木は一見すると1本の木のようですが、実は2本の木が一体化しています。美しい形はそんな奇跡がもたらしたもの。

河川敷に立ち雪景色と調和する冬はさらに美しさが増しているように見えます。木の周りを一周回って自分の中のベストアングルを探してみてはいかがでしょうか。

湖面の氷の膨張で亀裂が入り降起することによって凍りの道が出現する御神渡り。塘路湖ではワカサギ釣りを楽しむ人々を横目にこの不思議な現象を見ることができます。また氷が膨張する時に響き渡る音は迫力満点。

国道391号沿いの入り口から山道をトレッキングして進むと塘路湖や小さな沼群が望めるサルボ展望台やサルルン展望台に辿り着きますよ。

高さ70メートル、幅35メートルという道内でも指折りの規模を誇る賀老の滝には鹿と龍神の伝説があります。その昔砂金の隠し場所を探していた一人の男が一匹の鹿の導きにより滝つぼに金を隠すことにしました。鹿に言われた通り滝つぼに金を隠すと龍神が現れ財宝を守ることを約束したそう。

以後この財宝を掘り起こそうとする者には決まって祟りがあったと言われています。そんな言い伝えに信憑性を与えてくれるのが滝に注ぐ岩の割れ目から湧き出す天然の炭酸水。ドラゴンウォーターと呼ばれるこの水には便秘や貧血を解消してくれる効果があり、龍神の御神水であると信じられていますよ。

栄華のロケ地にも選ばれたサンピラーパークの風の丘にあるひまわり畑は小高い丘の上にあり、畑の後ろには田んぼの風景が広がっています。ここからは宗谷本線を走る列車の姿や名寄の街並み、山々が連なる風景などが一望できますよ。

見頃は7月下旬から8月上旬。開花時期にはひまわり畑がライトアップされるので開催予定日等はHPで確認しましょう。

旭川市西神楽築で旭川港の南東に広がる丘陵地を就実の丘といいます。田園地帯にアップダウンのある直線道路と周辺の美しい波状丘陵の農地との景色が注目されるようになり人気の観光スポット。大雪山と十勝岳連峰にまだ雪が残る5月や山々が紅葉しはじめる9月など山と丘陵地帯との季節が移りゆくタイミングはとても幻想的です。

就実の丘から十勝岳連峰が見渡せますが途中のアップダウンの道中からの眺めも素晴らしいので、自分だけのお気に入りの景色を探してみましょう。

音羽橋が架かる雪裡川は真冬でも凍結しないためタンチョウの貴重なねぐらとなっています。またタンチョウを脅かすことなくそのねぐらを鑑賞できる唯一の場所であり、厳冬期の川霧に浮かぶ姿は幻想的で寒さも忘れてしまうほど。

11月中旬～3月中旬の期間に限り道道53号沿いに面した鶴見台では午前9時頃にタンチョウへの給餌を見ることができますよ。