北海道ののんびり散歩おでかけスポット31選！リフレッシュ・癒し・ひと休みなど旅行好きな筆者が紹介

小樽運河は商業としてとして栄えた港町・小樽の歴史を伝える観光スポット。大小時代に大型船から貨物を運ぶ船のために造られた運河が保存されています。運河沿いには古い時代の倉庫群が立ち並び、北側には大正時代の荷物用エレベーターやシュートが残る工場も立ち並びますよ。

散策路や街園、ガス灯も整備されたノスタルジックな街並みはSNS映えも抜群。周辺で観光人力車に乗ることができボート・小樽運河クルーズも運行しています。運河の歴史を辿りながら案内してくれるのでより深く小樽の魅力が感じられますよ。

上ノ国町の中央を流れる清流は天空を浮かぶミルキーウェイと同じく天の川と呼ばれ、古くから町の人々に親しまれています。この全長28.6キロの二級河川は豊かな川釣りの場であり、特に7月から8月は鮎釣りの太公望たちで賑わいを見せますよ。

また中流の中州にはアオサギの繁殖地があるともいわれ晩秋の頃には大空を華麗に飛び交う鳥たちの様子が見られます。四季折々の花が訪れる人々を出迎えてくれますよ。

せたな町にある浮島公園は道南八景にも選ばれたことのある緑豊かな美しい公園です。同公園内には昔々竜神が住んでいたと言い伝えの残るうぐい沼があり、大小の浮島が点在していますよ。

風が吹くとこの浮島がゆらりゆらりと水面を漂いえも言えぬ不思議な風景を目にすることができます。

函館観光の目玉の1つである函館山からの眺望。本来なら山頂が雲や海霧で隠れてしまうとせっかくの眺望が楽しめないとがっかりしそうですが、最近では幻想的な自然の芸術が見られるとこの雲海を楽しむ人が増えてきています。湿った温暖な空気が寒冷な海面に冷やされて発生するのが海霧。

5～7月頃の函館はオホーツク海高気圧からの冷たく湿った東寄りの風が流入することや函館で海霧が発生しやすい気象条件となります。雲海が見られるチャンスは5月中旬から8月上旬。この気象条件時には雲も通常より低い位置となるため函館山に雲や霧がかかりやすくなります。また早朝から午前中に発生することが一般的に多いですが稀に夕方に見られることもありますよ。

北海道本土から約18キロの西方沖に浮かぶ道内で2番目に大きな島。1993年に起きた北海道南西沖地震から復興し旅人を温かく迎えてくれます。外周は約84キロあり奥尻ブルーと呼ばれるほどきれいな海が自慢。

そんな島にある鍋釣岩は島のシンボル。岩の中心部が自然浸食され鍋の取っ手に似ていることが名前の由来となっています。非日常的な広大なロケーションのもとで心のデトックスを行いましょう。

神威岬ニセコ積丹小樽海岸国定公園内に位置し、絶壁と奇岩が続くダイナミックな景観を満喫できる北海道有数の絶景スポット。駐車場から遊歩道・チャレンカの小道を辿っていくと片道20～30分で岬の突端まで行くことができます。

積丹ブルーと名付けられたコバルトブルーの海が周囲300度に広がり、丸みを帯びた水平線や海上にそびえる高さ約40メートルの神威岩の眺めに圧倒されますよ。

周囲約43キロの洞爺湖は日本で3番目に大きいカルデラ湖。南側の湖畔には近代的な大型温泉ホテルや飲食店、土産品などが立ち並び日帰り入浴はもちろん10か所の手湯と2か所の足湯を楽しみながら温泉街を散策できます。

湖にほっかり浮かぶ中島への遊覧船もここから出ていますよ。また湖を取り囲むように58点もの野外彫刻が点在する洞爺湖ぐるっと彫刻公園はアートと四季折々の自然が調和した風景が美しく、ツーリングやサイクリングに人気が高いです。

日本海に面した乙部町の海岸線には断崖や奇岩などが並び日本ではなかなか見ることのできない風景を目にすることができます。特に長い年月を経て波に削られその岩肌にいくつもの地層が堆積した様子を見ることができる白亜の断崖・館の岬は東洋のグランドキャニオンと評されるほどの迫力。

はるか昔海底であった時代にいくつもの地層が堆積。その後地殻の変動によって隆起した岬が波に削り取られて現在の形になったと言われています。

網走市にある能取湖の卯原内地区に約3.8万㎡のサンゴ草の群生地があります。ここは園地整備を行ったところ群生地が縮小してしまい地域住民が再生に取り組んで見事復活させた場所。

消滅しかけた観光資源を地域の結集で取り戻した好例とも言えます。9月上旬から下旬頃に赤く色づき湖畔が真っ赤に染まる風景を楽しめますよ。