岡山の観光スポット30選！絶景・ひと休みスポット・レジャーなど旅行好きな筆者が紹介

名高い蒜山とその美しいフォルムから伯耆富士の愛称で親しまれる大山。この2つの山の間には壮大な景色を望むドライブが楽しめる蒜山大山スカイラインが整備されています。

ここは新緑や紅葉の季節になると長い渋滞ができるほど人気のツーリングコースですが、途中にある見晴らし台からの眺めも見逃せません。なんと360度に渡って何ものにも遮られることのない雄大なパノラマを望むことができますよ。

鷲羽山スカイラインは山麓を貫く峠道ですが、ほかの山中の道とは決定的な違いがあります。それはその眺望で、山麓の景色を楽しむ一般的な峠道と違いこの道から楽しむ風景は人口建築物たる工場群。水島コンビナートが日暮れと共にさまざまな光に包まれ、どこか有機的で神秘的な風情を醸します。

高所からこれだけの光景を眺望できるのは全国でも稀でしょう。この風景を眺めるなら水島展望台がおすすめ。夕日の名所でもあるので夕暮れ時が狙い目ですよ。

岡山市内と備前を結ぶ県道397号が岡山ブルーライン。観光道路として整備されましたが現在は無料で走ることができます。君津から入るとまずは田園風景が広がり、八毛でカーブが多くなり峠道の雰囲気になりますよ。

海が広がり始めると見所の片上大橋が現れます。ここから眺める牡蠣筏の浮かぶ瀬戸内海はまさに絶景。少し足を伸ばして夕立受山の展望公園から瀬戸内の美しさを満喫しましょう。

岡山後楽園は日本三名園の1つに数えられる国の特別名勝です。園内の花葉の池には白い花を咲かせる一天四海が井田ではピンクの花をつける大賀蓮の姿が楽しめますよ。季節ごとに美しい花が咲き誇りいつ訪れても目を楽しませてくれます。

ともに朝の早い時間に咲くので早起きして歩きながら景観を観賞できる庭園の散策に出かけましょう。

児島インターチェンジを降りて県道21号を海沿いに走ると展望台へ上がる道があります。途中の駐車場で降り遊歩道を5分ほど歩くと展望台に着きますよ。瀬戸内海に浮かぶ島々とそれらを結ぶ瀬戸大橋が織りなす景色を楽しめます。

日没後に瀬戸大橋がライトアップされれると昼間とは違った印象になりますし、日本の夕陽百百選にも選ばれているので夕方を狙って行くのも良いでしょう。

岡山県瀬戸内市の沿岸から陸路で渡れる島、長島。周囲約16キロの小さな島にある海岸沿いのカフェ喫茶さざなみハウスは島唯一のカフェで、ゆったりと設えた木製の家具とブルーの壁、そして大きな窓から望む海の風景が心地よい空間です。

天気の良い日は窓から手影島や小豆島が望めますよ。

かつては備前藩主・池田候が茶会の席には必ず愛用し今や岡山代表の銘菓として愛される大手まんじゅう。その生みの親で創業1837年の老舗和菓子店が初のカフェをオープン。

伝統的な白壁の外観とは裏腹に陶芸店だった古民家を改装した店内はモダンな設え。岡山のスペシャリティコーヒー店とコラボしたドリンクや大手まんじゅうソフトなど、この店ならではのメニューも楽しめますよ。

1971年以来、民芸運動が盛んだった倉敷で作り手から使い手への橋渡しを担ってきた名店です。写真家でもある二代目店主は先代の想いごと店を継承し、古民家の趣のある姿を残しながた展示スペースを拡大させました。

従来の作品群に加え新たな民芸の作り手を中心に、名士による希少な大皿や古民芸などを織り交ぜた品ぞろえも豊富。モノづくりの取材で培った見識と審美眼で作品の魅力を伝えてくれますよ。

井原市の古い郵便局をリノベーションした珈琲店です。豆の焙煎方法の違いから屋号を2つに分けているそうで、表のコーヒースタンドCoffeeMIMURAではガス釜式焙煎機を奥にある手回し焙煎機で焼くコーヒーを味わえますよ。

また炭珈琲三村の研ぎ澄まされた静寂な空間で深煎りしたシングルオリジナルコーヒーを堪能できます。

滔々は歴史ある建築はもちろん作家や職人の手仕事による家具や寝具、器にいたるまで配慮と心地よさ、美意識が行き届いた宿です。美観地区内に点在する7つの客室はそれぞれに趣が異なり、1日1組限定で暮らすように宿泊できるのも魅力。

フロントを兼ねた隣接のギャラリーでは器を中心に現代の美しい工芸との出会いもありますよ。