広島の遊び場・暇つぶしスポット30選！リフレッシュ・絶景・癒しなど旅行好きな筆者が紹介

おりづるタワーは建築家・三分一博志氏が手掛けたタワーで、屋上まで続くスパイラルスロープや折り鶴で彩られる壁など随所に仕掛けが詰まっています。最大の魅力は広島の街を一望できる屋上展望台。

ウッドデッキの先には原爆ドームや平和記念公園の憩いの景観が広がっており晴れた日は宮島の弥生まで望めますよ。ここからしか見られない風景を建築美とともに堪能しましょう。

神勝寺は福山市の山間部にある禅と現代アートを融合させた寺です。広大な敷地内には自然と調和する建築や圧巻の存在感を誇るアートパビリオンなど禅を体感できるスポットが点在していますよ。

見所は洸庭で巨大な建築に圧倒されながら名に入れば光と波のインスタレーションに五感が研ぎ澄まされます。その他にも禅画や写経など禅を体感できるスポットが多数あるので、全体を楽しみなら3時間ほど見ておくと安心ですよ。

豊国神社は豊臣秀吉が千部経を読誦するため建立を命じられた大経堂です。秀吉公の急死により未完のまま現在に至っており、柱や天井の梁が剥き出しになった様子はここならではの雰囲気。

腰を下ろして景色を眺めながらゆっくりと過ごすのが定番の過ごし方です。ゆったりとした時間が流れる癒しのスポットへ出かけましょう。

大聖院は弥山の麓にある1200年以上の歴史を誇る島内最古の寺院で、真言宗御室派の大本山です。境内は霊験あらたかな仏像が数多く安置されており、厄除けや海運、家内安全などさまざまなご利益を受けられますよ。

また遍路窟には四国八十八カ所の各霊場のお砂が埋められており、順に進むとお遍路と同じご利益があるそうです。

ひろしま美術館は広島銀行が創設した私立の美術館で、数多くの名画を収蔵・展示しています。19世紀はじめのロマン派から20世紀前半のエコール・ド・パリまでのフランス近代美術は見ごたえがあり、中でも印象派のコレクションは圧巻。

モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャンら巨匠の名画を常設展示で鑑賞できますよ。

三原はかつて毛利元就の三男・小早川隆景の城下町として栄えたエリアです。市内には広島空港や新幹線が停車する三原駅や瀬戸内の島や四国へ向かう三原港があり、広島観光の起点にもぴったり。

筆影山は瀬戸内の多島美やしまなみ海道を見晴らす絶景スポットで四国山地を遠望できますよ。瀬戸内に面した須波エリアで美しい海景色に癒されながら地元で人気のスポットを巡りましょう。

竹原は平安時代に京都下鴨神社の荘園として栄えたことから安芸の小京都と呼ばれる、情緒あふれる街並みが美しい町です。江戸時代後期に製塩・酒造業で栄えたお屋敷や由緒ある寺社などが残っていますよ。旧松坂家住宅は江戸時代に塩田経営・醸造業で栄えた松坂家の邸宅なので華やかな意匠に注目しましょう。

また、町並み保存地区には駐車場がないため車で訪れる場合は道の駅竹原の駐車所を利用できますよ。石畳に沿って続く商家など素敵な風景も多いのでスマホやカメラは必携です。

京都の伏見と兵庫の灘に並ぶ名醸地、西条。白壁と赤レンガの煙突が象徴的な西条は酒都と称されるほど美しい。一般向けに開放されている酒蔵を巡ったり、お酒にまつわるグルメを食べたりと楽しみ方が盛りだくさん。

8軒の酒造が集まる西条酒蔵通りでは自分好みの日本酒を探すほろ酔い散歩を楽しめるので、老舗の蔵元で伝統的な酒造りを学びましょう。

鞆の浦は瀬戸内海沿岸のほぼ中央に位置しており潮待ちの港として栄えました。常夜灯は小さな灯台として港町を見守り続けるシンボル的存在。

映画のロケ地やアニメの背景モデルとしてよく描かれていますよ。現存する江戸時代の常夜灯としては日本最大級の高さで日が暮れると幻想的な明かりが灯り昼間とは違った雰囲気に包まれます。

瀬戸内海の中央に位置する大崎上島はかつて潮待ち・風待ちの港として栄えました。観光名所が点在しているというよりは自然を楽しんだり歴史を愉しんだり地元の人と交流することで島の魅力を感じられます。

そんな島のシンボル・中ノ鼻灯台は来島海峡の強い潮の流れを避けて航行する船の安全を守るために設置されました。石造りは当時のまま改修を行いながら現在も活躍中ですよ。