広島の遊び場・暇つぶしスポット30選！リフレッシュ・絶景・癒しなど旅行好きな筆者が紹介

日本三景の1つにも数えられる風光明媚な宮島にある厳島神社は後白河法皇や高倉上皇など多くの皇族や貴族が参詣し都の文化がもたらされました。朱塗りの社殿は廻廊で結ばれ、満潮時にはまるで海に浮かんでいるかのような優美な姿を見せます。

海面に立つ高さ16メートルの朱塗りの大鳥居は厳島のシンボル的存在。干潮時には陸続きとなり大鳥居まで歩いて行くことができますよ。

本州・尾道から瀬戸内海を渡り四国・今治までを結ぶのが西瀬戸内自動車道、通称しまなみ海道です。街道ではなく海道と銘打ったところにこの道の魅力が表現されていますよ。向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島という6つの島を10本の橋を通過しながら渡というスケールの大きい海の道です。

小島の点在する瀬戸内を渡りますがそれぞれの橋から眺める情景にそれぞれの個性がありますよ。風や潮の関係で海の表情が刻々と変化していき眺めていて飽きることがありません。途中で橋を降り亀老山展望公園などの絶景ポイントに立ち寄ってみるのもおすすめですよ。

白滝山は標高約226メートル、因島を代表するビュースポットです。頂上にある展望台周辺には視界を遮るものがなく、360度大パノラマで因島大橋や瀬戸内海に浮かぶ大小の島々が一望できますよ。

爽快な日中はもちろん、瀬戸内海が黄金色に染まる夕暮れ時の景色も見事なもの。山頂付近には石仏が約700体も並び、澄み切った雰囲気を醸し出していますよ。

弥山は厳島神社の背後にそびえる標高535メートルの霊峰で、世界遺産にも登録されています。山頂までの道のりには手つかずの原始林や弘法大師ゆかりの寺院などが続きますよ。

ハイキングのハイライトとなる山頂付近には神秘的な巨岩群があり、辺り一帯は厳かな雰囲気に包まれています。弥山山頂の展望台からは巨岩群と瀬戸内海のパノラマビューが一望でき、その美しさに思わずため息がもれるでしょう。

尾道市と島根県松江市を結ぶやまなみ街道沿いには美しい景勝地が点在しています。尾道を出発すると最初の見所は四季の花々が美しい世羅高原農場。

春はチューリップ、夏はヒマワリ、秋はダリアなど季節の花々が丘一面に咲き誇る景色は圧巻で彩り豊かな世界を楽しめますよ。ほかにも広大な峡谷で天然橋の雄橋や遺跡など見所も満載です。

広島県尾道市にある生口島はしまなみ海道の島々の1つ。温暖な気候によりレモンの名産地として名高いですが、島の北西部に位置する瀬戸田町は江戸時代に製塩業や海運業で栄えた歴史のある港町でもあります。

瀬戸田港から耕三寺まで続く通りはしおまち商店街と呼ばれ昔ながらの風情が残されていますよ。大三島と生口島を結ぶ多々羅大橋のたもとにはレモン畑が広がる一角があり、レモン畑が集まる丘から多々羅大橋を望むことができます。

比較的コンパクトなエリアの中に見所が豊富な尾道の街。レトロな風情あふれる坂道と美しい瀬戸内海の風景を望む絶景スポットがあちらこちらに点在します。そして坂道や港町など多くの顔を持つ尾道のもう1つの顔が猫の街。

艮の神社の東側から天寧寺雲海塔にかけて続く約200メートルの細い路地には多くの猫が暮らしています。千光寺山の麓の細い路地周辺は見所も豊富ですよ。

徒歩10分圏内の場所に位置する縮景園は池を中心に小山や橋、茶室を配した池泉回遊式庭園です。

春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の椿と自然が彩る園内は四季を通じて美しく茶会やお祭りなど季節ごとの行事も多彩なので、都市庭園で街の喧騒を忘れ優雅な時間を過ごせますよ。初代藩主が築城した庭園を歩いてみましょう。

三段峡は全長約16キロにも及ぶ大峡谷で、西日本有数の峡谷美を楽しめるスポット。国の特別名勝に指定されており、黒淵・猿飛・二段滝・三段滝など見所が多数ありますよ。

峡谷内はハイキングコースもあり、新緑から紅葉の時期にかけてはガイドツアーも実施しています。真夏でも三段滝周辺はひんやりとしているので避暑地として利用するのもおすすめですよ。

耕三寺は実業家であった耕三寺耕三が母のために建立した浄土真宗の寺です。極楽浄土を思わせる華やかな伽羅は圧巻。平等院鳳凰堂を原型とする本堂をはじめ国登録の有形文化財も多数展示しています。

夏には蓮の花が伽羅を彩り春の桜や秋の紅葉に負けず劣らず美景が広がりますよ。四季の花が咲く園内は散策に最適です。