愛知のおでかけスポット30選！花畑スポット・リフレッシュスポット・散策スポットなど旅行好きな筆者が紹介！

佐久島は三河湾に浮かぶ離島です。この島を訪れる観光客のお目当ては島内各所の屋外に展示されたアート作品の数々。そしてその多くに触れることができるのもこの島の魅力となっています。西地区にある黒壁をモチーフにした黒い箱形のおひるねハウスが代表作品。

おひるねハウスは自由に内部に入って波音を聞きながら寝ころんでくつろぐことができますよ。

三河大島は蒲郡の沖合に浮かぶ周囲約4キロの無人島です。7月1日から8月31日の間のみ海水浴場が開設され、期間中は竹島埠頭より定期船が運行されていますよ。美しい白砂のビーチは幅50メートル、長さ200メートルもあり、蒲郡や渥美半島を眺めつつ遊泳も好評。

また島から海を分かつように伸びる砂の道はまるで香川のエンジェルロードのよう。干潮時に現れる砂州も必見ですよ。

渥美半島に月影が落ちて水銀の光が茫洋と澄み渡る夜半前、電飾菊の温室群がモザイク模様に浮かび上がります。高台の展望台から見る景色は色とりどりの宝石が田原市街に散りばめられたようで、あたかも万華鏡の中にいるかのよう。

時間は前後しますが22時から明け方まで点灯するハウスが多いです。夏菊から冬菊に植え替わる10～11月頃、空気が澄む寒い日がおすすめ。時間を忘れて秋の夜長をゆっくり楽しみましょう。

その昔伊勢の神々が石の遠投を競った際、海を越えて岩石がこの地に落ちたという伝説が残るつぶて浦は、波打ち際に大小の岩石が見られ神秘的な光景が広がっています。この地から神宮に遥拝できるよう立てられた鳥居も厳かな雰囲気を放っていますよ。

阿寺の七滝は日本の滝百選に選ばれるほか国名勝および天然記念物にも指定されています。落差約40メートル、7段の階段状になっていることからその名になったそう。子抱石と呼ばれる礫岩を流れ落ちるため子宝に恵まれるとの伝承もあります。

深い緑に覆われ冷涼な空気の中で散策できる新緑の時期から秋の紅葉シーズンまでがベスト。穏やかな水音やせせらぎも心地よく、滑り落ちるように流れる滝を真正面から眺めてみましょう。

奥山田のしだれ桜は約1300年前、持統天皇が御手植えされたと伝わる江戸彼岸桜です。高さ17メートルから流れ落ちるように咲き誇る姿は花見客をやさしく見守るかのよう。特に夕方から夜にかけては花が輝き一帯がより神秘的な雰囲気になりますよ。

4月上旬から中旬にかけて旭エリアの上中町に約3000本ものしだれ桜が咲き誇ります。白やピンク、赤など色とりどりの艶やかな花が里山を彩り、桃源郷さながらの華やかな景観になるのが特徴。1キロほどの遊歩道があるので散策しながら観賞しましょう。

茶臼高原芝桜の丘には5月中旬から6月上旬にかけて標高1358メートルの萩太郎山の山頂付近に色鮮やかな花の絨毯が広がります。開花するのは色と形の異なる7種類40万株の芝桜。ピンクに白、淡青や青紫と色とりどりに咲く芝桜を観光リフトに乗って見渡せますよ。

天王川公園を彩るのは12種類の藤の木からなる藤棚。全長275メートル、総面積5034平方メートルという見事な規模で、頭上から降り注ぐように咲き乱れる藤の花が風にそよいで甘い香りを漂わせます。4月下旬からの尾張津島藤まつり期間中はライトアップも行われますよ。