島根のおでかけスポット30選！温泉・フォトスポット・歴史スポットなど旅行好きな筆者が紹介！

ローソク島は隠岐の島の代海岸沖合に浮かぶ小島です。高さ20メートルのローソク状の岩の兆円に夕日が重なる様子が巨大なローソクのように見えることからこの名が付いたそう。

荒波が岩に刻み込んだ造形と夕日が生み出す光景は感動の一言。夕日が岩の上に重なる瞬間は晴天の波が穏やかな日のみ見ることができ、観賞できるかどうかは天候や海上の状態によるので出かける前にチェックしましょう。

国賀海岸は隠岐諸島の西ノ島に位置し、約7キロにわたって海蝕崖が続く景勝地です。その中心をなす摩天崖は高さ257メートルの急峻な岸壁ですが、崖の上では牛馬が悠然と草を食む光景が見られることもありますよ。

奥出雲おろちループは日本最大規模の二重ループ式道路です。標高差167メートル、4キロの区間に11の橋と3つのトンネルがあり、標高675メートルの道の駅には展望台や鉄の彫刻美術館もありますよ。春夏の緑に三井野橋の赤が鮮やかです。

石見畳ヶ浦は波に浸食された海中の岩盤が明治5年の地震によって海上に現れた隆起海床です。54haもの千畳敷に丸い腰かけ状の岩塊が無数に点在する景観は珍しくもどこかユーモラス。地質学的にも貴重なもので国の天然記念物にも指定されていますよ。

中海に浮かぶ大根島は全国一の牡丹苗の産地です。島内の由志園はこの牡丹を一年中観賞できる日本庭園。約1万2千坪の広大な敷地の中心に池があり、ゴールデンウイーク中、3万輪の牡丹が水面を埋め尽くす光景は実に絢爛です。

ゴールデンウイーク期間中には約3万輪の牡丹が池に浮かぶ池泉牡丹を開催しており、最終日には黄色の牡丹に入れ替わりますよ。

大航海時代の地図にもその名が記される世界遺産・石見銀山。中でも龍源寺間歩は常時公開されている唯一の坑道であり、江戸時代より200年以上開発されています。

全長は約600メートル。壁面にはノミの後も残っており、往時の採掘の様子が伝わってきますよ。

掛戸とは海と湖をつなぐため鎌倉時代に霧割られた水路の名称です。その工事の記念碑とされるのが奇岩・松島で、約20メートルに塔状に屹立する岩の上に一本の青松を載せており、日本海の荒波と相まってその姿は見事。夕景の名所でもありますよ。

白亜の日御碕灯台は高さ日本一。緑豊かな松林を抜け、遊歩道が続く柱状節理の荒々しい海岸線から灯台を見上げる光景は迫力があります。灯台周辺から眺める日本海に沈む夕日は国造りの神話に思いを馳せると神々しさが感じられますよ。

経島は日御碕の沖、100メートルに浮かぶ2つの島。11月下旬、北からウミネコが飛来し、初夏には雛も加わりこの島はウミネコで埋め尽くされますよ。

島根半島の西端にある日御碕には石積みの灯台として日本一の高さを誇る白亜の灯台が立っています。晴れた日は空の青と灯台の白のコントラストがとても見事に映りますよ。灯台は内部にも入ることができ、展望台からは海の絶景が見渡せます。