熊本の観光スポット30選！リフレッシュスポット・穴場スポット・絶景など旅行好きな筆者が紹介！

御輿来海岸は天草へと細く延びた宇土半島の北側に位置する海岸です。干満の差が激しい有明海の潮が引くと、風と波によって生まれる曲線が出現。等間隔に並んだ美しい砂紋はここにしかない大自然のなせる技です。

昼間のシルバー、薄暮の時間の紫色、満月の夜の黄金色など時間とともに色彩の移ろいが楽しめますよ。中でも夕日に照らされて水面が赤く染まった風景がベスト。

草千里ヶ浜は阿蘇火山の中央火口丘を構成する阿蘇五岳の一つ、烏帽子岳の北麓に約3万年前に形成された火口跡です。大草原と雨水が溜まってできたとされる池のコントラストがなんとも美しい。

辺りには牛や馬が放牧され牧歌的な雰囲気も漂い、乗馬や散策で草原を1周することもできます。噴煙たなびく中岳を望む景色もとても見事ですよ。

夫婦滝は黒川温泉の2キロほど西の田の原川と小田川が合流する地点にあります。田の原川の落差15メートルの滝が男滝で、小田川の落差12メートルの滝が女滝。夏の日の出時、夫婦滝は幻想的な光景を作り出します。

暖かい外気と冷たい清流の温度差によって生じる川もやが男滝の上流から昇る朝陽でオレンジ色に染まりますよ。川岸の木々の間をすり抜けた光は幾筋もの線を描き神秘的。

フォレストアドベンチャー・美里は熊本のほぼ中央に位置する石橋と石段の郷・美里が誇る、熊本初となる自然共生型アウトドアパークです。緑川ダム湖畔に位置し森や地形をそのままの形で使っているのが特徴。

子どもから大人まで満足できる難易度別のプログラムやスリル満点の川滑りなどのアクティビティがおすすめです。家族みんなで楽しめる施設ですよ。

立神峡里地公園では清流での川遊びや夜のイルミネーションが美しい吊り橋の観賞など、さまざまな楽しみ方ができます。石灰岩層を浸食してできた岩壁が大迫力で、その岩壁と一緒に春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪景色と四季折々の景観を楽しむことができますよ。

川べりから見上げる景色は圧巻の一言。峡谷に架かる火の国橋はスリル満点なのでぜひ渡ってみてくださいね。

海辺にある数々の橋の中で、特にフォトジェニックなことで人気の高いのが牛深ハイヤ大橋です。牛深湾に架かるイタリアの建築家による牛深ハイヤ大橋は自然と調和した曲線が美しく、魚の銀鱗を思わせる風よけ板が目を引きますよ。

SNSで話題となっているのがライトアップされた冬期の夜間の姿。手作業で貼られた色鮮やかなセロファンが虹のように海面を照らしますよ。

長部田海床路は干満差が日本一といわれる有明海で、苔養殖など漁業関係者のために敷設された道です。干潮時に現れて眼前の雲仙普賢岳や干潟の風景と共にどこか懐かしい風情が漂っていますよ。

反対に満潮時には海に沈み、電柱だけが点々と続く幻想的な景観になります。

熊本県にある阿蘇市道狩尾幹線は眼下に勇壮な阿蘇五岳と田畑が広がる風光明媚な道です。崖の淵スレスレを縫うように蛇行する道はもともと牧草の運搬を目的に造られた農道。

まるで空を飛んでいるような景色が眺められることや、阿蘇山のカルデラが雲海に覆われると狩尾幹線が雲に浮かぶ島のように見えることから、一躍注目を集めるようになりましたよ。

菊池渓谷は阿蘇外輪山の外側中腹に位置します。マイナスイオンたっぷりの渓谷には数々の滝や瀬がありますよ。菊池渓谷が幻想的な姿を見せてくれるのが夏の早朝。

阿蘇の冷たい伏流水と暖かい外気との温度差によって川もやが発生します。川もやは木立の隙間から差し込む朝の光で黄金色に輝き、渓谷に光のカーテンを下ろしますよ。