名古屋の美術館15選！体験型・子どもと行ける・日本文化を楽しむなど東海在住の筆者が紹介

地下鉄名城線「大曽根」駅から徒歩15分、東区にある「徳川美術館」は尾張徳川家初代・徳川義直（家康9男）が家康から受け継いだ遺品を中心とした名品が鑑賞できる美術館です。江戸時代の大名文化を体感でき、歴史ロマンに浸ることができるのでおすすめですよ！

さまざまな企画展、特別展を開催し、展示替えも季節に合わせてしているので、何度行っても楽しめます。ぜひ隣接する「徳川園」の素晴らしい庭園も散策して、楽しんでくださいね。

地下鉄東山線「池下」から徒歩3分、千種区の「古川美術館」は明治生まれの実業家・古川為三郎の収集した美術品を展示する私設美術館です。近代日本画を中心に油彩画、陶磁器、工芸と幅広いコレクションで企画展や特別展を開催します。

「分館・為三郎記念館」でも展覧会を開き、多くの芸術作品に触れることができますよ！また分館は為三郎の私邸でもあり、数寄屋造りの建物と四季を愛でる庭園、茶室の公開もしています。

地下鉄鶴舞線「いりなか」駅から徒歩10分、昭和区の「昭和美術館」は重要文化財4点を含む800点の収蔵品がある美術館です。コレクションの80％が茶道に関するものとなっており、年3回の企画展示を行っています。

敷地内には池を中心に愛知県指定文化財である南山寿荘ほか茶室が点在し、自然林を生かした侘びさびある庭園は趣があるので、散策してそれらを鑑賞するのもおすすめですよ。

地下鉄鶴舞線「川名」駅から徒歩8分、昭和区の「桑山美術館」は近代の日本画と鎌倉時代から現在に至るまでの茶道具を所蔵しています。年3回の展示替えでコレクションの鑑賞を楽しむとともに、回遊式の庭園での散策もできておすすめです。

展覧会に合わせたイベントや、お茶会の開催もしています。お茶会では庭園内の露地を通っての席入りを体験できますので、茶道をしている方はぜひ参加したいですね！庭園を鑑賞しながらいただく一服は至福の物でしょう。もちろんお茶会が開催していなくても、茶室をみることはできますので勉強になりますよ。

地下鉄名城線・桜通線「久屋大通」駅、地下鉄名城線・東山線「栄」駅から徒歩3分の場所にひっそりと建っているのが「森村記念館」で、大和絵を主に展示する美術館です。喫茶室が1階にあり、飲みものとお茶菓子代も入館料に含まれるため、都会の真ん中でゆっくりとお茶をいただきながら大和絵や茶道具を鑑賞できる場になっています。

また大和絵、茶道、華道、書道、香道の講座も開かれているので、伝統的な日本文化が好きな方、興味のある方におすすめですよ！