積丹半島では、絶景を眺めながら天然の温泉に入ることができるスポットもあり宿泊せずとも日帰りで利用できるので、ドライブの休憩を兼ねて立ち寄ってみませんか?その他、アイヌの伝説が残る穴場スポットも紹介します。
ドライブの途中に休憩を兼ねて天然の温泉に入ることができるのが、「岬の湯しゃこたん」です。名前の由来の通り、日本海を眺めることができる岬にある温泉で、積丹岬、神威岬の両方を眺めながら湯あみができるスポット。
駐車場完備で男女別に露天風呂があるから、外気浴を兼ねた温泉を楽しむことができますよ。大浴場にはサウナ、水風呂、バイブラ湯などの趣が違う湯船もあるのがうれしいですね。絶景を眺めながら、ドライブで疲れた体をゆっくりと癒しましょう。
名称 | 岬の湯しゃこたん |
住所 | 北海道積丹郡積丹町野塚町212−1 |
営業時間・開場時間 | 【4~10月】11:00~19:30【11~3月】11:30~19:00 |
利用料金や入場料 | 【入浴料】620円 |
ニシンが盛んだった明治時代に作られた、旧川村家番屋、旧武井邸客殿が鰊御殿とまりとして、一般に開放されています。泊村発の有形文化財に指定されたこの建築物は、300年前に始まったと言われるニシン漁の最盛期について知ることができる貴重なスポット。
ニシン漁で財を成した人が建てた家を鰊御殿と呼び、当時の様子が分かるように内部で再現展示しています。ニシン漁が盛んであったころの積丹半島の雰囲気を体感しに、ぜひ、訪れてください。
名称 | 鰊御殿とまり |
住所 | 北海道古宇郡泊村59−1 |
営業時間・開場時間 | 【4月13日~11月初旬】9:30~16:30 |
利用料金や入場料 | 【観覧料】300円 |
積丹半島岩内にある「盃温泉 潮香荘」は、全室オーシャンビューという宿屋。それが人気で毎年訪れる人がいるほど、絶景ロケーションに佇んでいます。そんな宿屋のもう一つの人気が、日帰りでも入浴ができる温泉。
カルシウム硫酸塩泉(石膏泉)という天然の温泉に、日本海を眺めながら入浴することができます。海がすぐ目の前で、磯の香りたっぷり、外気浴も兼ねての温泉を楽しむことができますよ。
名称 | 盃温泉 潮香荘 |
住所 | 北海道古宇郡泊村興志内村220-11 |
営業時間・開場時間 | 【チェックイン】15:00~18:00【チェックアウト】10:00 |
利用料金や入場料 | 【2名1室1名あたり】4,320円~(素泊まり) |
神恵内村にある「あんない展望公園」は、国道229号雷電国道・にしん街道そばにある小さな展望台。かつてあった安内小学校にできた展望台で、知る人ぞ知るスポットです。展望台から賽の河原やジュウボウ岬を見ることができます。
静かに2人っきりで海が見たいというカップルにとっては、おすすめのスポットで遊歩道も完備。ぜひ、ドライブ休憩をかねて車から降りて散歩デートを楽しんでみては?
名称 | あんない展望公園 |
住所 | 北海道古宇郡神恵内村大字珊内村字ヲブカルウス145番地1 |
営業時間・開場時間 | 9:00〜17:00 |
利用料金や入場料 | 【入園料】無料 |
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島武意海岸から少し行った岬に立っているのが、赤と白のツートンカラーの灯台「積丹出岬灯台」です。灯台までの道は、シララの道と呼ばれる遊歩道があるので、天気が良い日は車は駐車させて、2人で歩いてみましょう。
出岬に立つ灯台の高さは、141mで昭和62年に作られたものです。積丹半島の岬にある灯台は全部で5つ。もし時間があればすべての灯台をドライブデートで巡るのも楽しいでしょう。
名称 | 積丹出岬灯台 |
住所 | 北海道積丹郡積丹町入舸町 |
営業時間・開場時間 | 24時間(外観) |
利用料金や入場料 | 無料(外観) |
今回は積丹の海岸線と絶景スポットを中心に紹介しました。道内でもウニを食べるなら、積丹というほど、人気のあるスポット。それだけにぜひウニのシーズンを逃さないように訪れましょう。また、すぐそばには鮨で有名な小樽市、お酒で有名な余市があり他のグルメも兼ねて楽しめるスポットです。
内陸部の積丹とその周辺には、まだまだ絶景やグルメなど魅力的なスポットが残っていますよ。今回の記事を参考に、海岸線のドライブデートを楽しんだ後は、2人で自分たちなりの積丹ドライブデートを考えてみてはいかがでしょう。