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日本髪にシャラシャラと揺れるカンザシのモチーフとしてお馴染みの藤はマメ科の植物。あの大きく成長する藤と小さなエンドウ豆が同じマメ科なんて、ちょっと不思議ですね。
こちらの公園は300mも続く藤棚で有名です。春、藤棚から無数に垂れて風に揺れる藤の花はまるで薄紫のカーテン!満開は4月下旬~5月上旬頃。この頃には野点茶会が催されます。藤の他にもバラやボタン、サクラ、アジサイ等も楽しめますよ。
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大三島橋の美しいアーチ、鼻栗瀬戸の迫力ある潮の流れ…これらを見ることができるスポットが鼻栗瀬戸展望台。こちらは大三島にあります。緑濃い島々、青い空、白波を立てる海、迫力ある大三島橋…これらを一望できる贅沢なスポットですね。
しまなみ海道は美しい風景の連続です。車を運転していれば、それらをゆっくりと楽しむことができません。所々で車を降りて、「海、島、空、橋」が創り出す風景に二人で浸って下さい。
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広島県の生口島と愛媛県の大三島を結ぶこの橋は全長1,480m。日本一長い斜張橋です。斜張橋とは斜めに張ったケーブルと桁で橋を支える構造。
見えるのは桁と橋を保つために桁から張られたケーブルだけで、すっきりとしたフォルムが美しい橋です。この橋をカメラに収めるためのおすすめスポットは多々羅しまなみ公園にある多々羅展望台。春には桜も楽しめます。
そしてこの橋を渡ると広島県。今治市のしまなみ海道はここまでです。
今治の美しい絶景を満喫したら、次はのんびり過ごせるスポットへ。
普段忙しく過ごしているカップルなら、ゆったりのんびりした時間でリフレッシュしましょう。
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今治と言えば「今治タオル」に代表される、日本随一のタオルの産地ですね。質の良さからブランド化されている「今治タオル」について学べるのが、ちょっと珍しいスポット「タオル美術館」です。
館内に入ると、タオルでできた大きなキリンがドーンとお出迎え。タオル地でできた大きなオブジェを眺めつつ、タオルができるまでを見学しましょう。
名称 | タオル美術館 |
住所 | 愛媛県今治市朝倉上甲2930 |
営業時間・開場時間 | 9:30~18:00 |
利用料金や入場料 | 【入館料】800円 |
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上質なタオルを作るために大切なものは「水」なんだそうです。そんな水に恵まれた今治でタオルの製造が始まったのは明治時代。今日では「今治タオル」といえば「上質なタオル」の代名詞ですね。
こちらでは今治タオルの歴史が紹介されている他、今治ブランドに認定された各社の製品が販売されています。製造過程を見学でき、タオルの手織りを体験できる施設もあるんですよ。
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かつての古い織物工場をタオルショップとカフェに改装したこちらのお店は今治タオルのメーカー「コンテックス」の直営店。レンガ造りの外観がオシャレです。
こちらのタオルをいただいたことがあるのですが、とにかく肌ざわりがフワフワでとっても柔らか!。刺繍されているワンポイントのキャラクターもカワイイんですよ。こちらではタオルの他に生活雑貨も販売されていて、気持ちの良い、オシャレなライフスタイルが提案されています。
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海賊って、バイキングのような荒くれ者?いえいえ、実はかつて日本にも「村上水軍」という海賊がいて、瀬戸内海の安全を守っていたんです。近年日本遺産に認定されて注目を集めていますね。
そんな「村上水軍」の歴史が学べるのが「村上海賊ミュージアム」。館内には実際使用されていた品々が展示されていて、どのような活動をして暮らしていたのか分かりますよ。
名称 | 村上海賊ミュージアム |
住所 | 愛媛県今治市宮窪町宮窪1285番地 |
営業時間・開場時間 | 9:00~17:00 |
利用料金や入場料 | 【常設展】310円 ※企画展はその都度定める |
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菊間瓦は鎌倉時代から作られてきました。こちらでは雨が少なく、瓦作りに適した土が産出されたことから瓦作りが盛んになったのです。
こちらの施設に展示されている瓦の中でも見ごたえがあるのは鬼瓦。鬼瓦は雨を防ぐという瓦本来の役割の他に魔物の侵入から家を守るという役割があります。あの恐ろしい形相は魔物を睨みつけているんですね。鬼瓦に施されている細かな彫りは芸術的!館内では怖い顔の鬼瓦が蛇口に取付けられていて、口から水が出てくる光景はどこかユーモラスです。
こちらは大三島にある現代アートの美術館。収蔵作品は実業家 所敦夫氏からの寄贈です。
さすが現代アートの美術館。外観はポップでオシャレ!収蔵しているのはノエ・カッツ、林範親、深井隆等の作品。どの作品も個性的です。こちらの美術館は高台に建てられているので、テラスからは瀬戸内海が一望できます。セルフのコーヒースタンド(無料)もあるので、アートの世界に浸りながら、二人でゆっくりとした時間を過ごすことができますよ。
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こちらは日本で初めての建築ミュージアム。「スティールハット」と「シルバーハット」という2棟から成ります。
伊東氏が作成した100件を越す図面等が展示されている「スティールハット」は鉱物の結晶を組み合わせたような建築物で館内に設置されている家具も個性的。「シルバーハット」は東京の自宅を再現したものだそうです。海は時の経過と共にその表情を変えます。敷地内の高低差を利用し、瀬戸内海をバックに建てられたこの美術館はそれ自体が作品といえますね。
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「瀬戸内しまなみ海道」でデートするとき併せて巡ってほしいのが、「大三島」に建つ「大山祇神社」です。一生に1度の願いを3年続けて願えば叶えてくれると伝えられています。
境内は緑豊かで落ち着く雰囲気。推定樹齢2600年の大クスノキはパワーがもらえそうな感じですし、甲冑や刀剣が収められている「宝物館」も要チェックですよ。
名称 | 大山祇神社 |
住所 | 愛媛県今治市大三島町宮浦3327 |
営業時間・開場時間 | 日の出~17:00 |
利用料金や入場料 | 【宝物館】1,000円 |