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「西瀬戸自動車道」と聞くとピンとこないかもしれませんが、「瀬戸内しまなみ海道」と聞けば全国的にも有名なスポットですよね。
「瀬戸内しまなみ海道」は瀬戸内海にある6つの島々を結んでいて、ドライブデートはもちろん潮風を感じるサイクリングデートにもオススメ。瀬戸内の美しい風景を眺めながら、気持ち良いひと時を過ごしましょう!
さあ、「瀬戸内しまなみ海道」へ!
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瀬戸内海で渦潮というと、徳島県と「淡路島」の間で見られる「鳴門の渦潮」が有名ですね。実は今治の「来島海峡」周辺も流れが速く、日本三大急潮流ならではの雄大な風景を望むことができるんです。
「来島海峡」の勇ましさを体感するなら、「来島海峡急流観潮船」に乗って間近に迫るのがおすすめ。その渦の大きさや勢いが良く分かりますよ。
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潮の流れが早い来島海峡に架けられているのが「来島海峡大橋」。今治と大島を結ぶこの橋の全長は約4㎞。3つの長大橋梁から成る世界初の三連吊橋です。橋梁とは水面等を跨ぎ高い位置にかけられた構築物のこと。流れが激しいこの海峡に吊橋を掛けることができたのは海中基礎工事の技術が進歩したからです。
その技術のお陰で私たちは美しい橋を眺め、その橋を使って海の上を渡ることができるのですね。この橋はライトアップが行われ、幻想的な夜景を見ることができるんですよ。ライトアップの日程はネットで確認が可能。二人でロマンティックな時間を過ごして下さい。
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瀬戸内の雄大な絶景を見下ろすことができるのが、標高307mにある「亀老山展望公園」です。眺望はエリア随一と言われていて、大島にあるこちらの展望台は「来島海峡大橋」とのコラボレーションが秀逸!
私のおすすめはの時間帯は夕日が沈む頃。「四国八十八景」に選ばれた風景は、疲れが吹き飛ぶような景色ですよ。
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遊歩道が整備されたこちらの広さは28ha。そこに咲くバラの花はおよそ400種類、3500株!開花は5月~12月です。ベストシーズンは5月中頃~6月初め。一季咲きと四季咲きの品種の開花が重なるこの時期は本当に見事です。
こちらにはインスタ映えするスポットがたくさんあるあるのですが、満開時、ピンクに染まる「つるバラのアーチ」は順番待ちがでる程の人気スポット!また、隣接する「よしうみローズ館」ではレストランで食事もできるのですが、おすすめはデッキで販売されているローズソフトクリーム。ほのかなピンク色でバラの香りがオシャレです。
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大島~見近島を繋ぐ「大島大橋」と、見近島~伯方島を繋ぐ「伯方橋」、この2つの橋の総称が「伯方・大島大橋」です。大島大橋は吊橋、伯方橋は桁橋。吊り橋はワイヤー等で吊る形になっている橋で、桁橋は横に掛けた橋脚で橋を支える形の橋。しまなみ海道にかかる橋を通りながら「これは吊り橋」「これは桁橋」なんて言い合うのも楽しいかも!
ところで見近島へは車で行くことはできません。訪れる場合は徒歩や自転車で。
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夏限定の楽しいデートと言えば、ビーチではしゃぐ海水浴デート!恋人と2人で海を楽しめば、素敵な思い出になりますね。
今治で海水浴デートを楽しむなら、伯方島の「伯方ビーチ」がピッタリ。人工ビーチなのですがヤシの木が立ち並んでリゾートっぽい雰囲気。昼間はしゃいだ後は、沈みゆく夕日を眺めるのもロマンチックです。
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伯方島と鵜島の間、幅およそ300mの狭い海峡が船折瀬戸。その潮の流れの激しさは渦潮ができるほど。「船折」という地名がどれだけの難所であるかということを物語っていますね。かつてエンジンのない船でここを通過したと思うと驚いてしまいます。
伯方島にある船折瀬戸観潮台ではその迫力ある潮の流れを間近でみることができるんですよ。流れの変化は潮の満ち引きに関係するので、潮汐表・潮見表で時間を確認されるのがいいでしょう。
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「ドルフィンセラピー」はイルカと触れ合うことによって心身の機能向上が期待される療法です。確かにあの人懐っこい行動と鳴き声には癒されますね。こちらはイルカと触れ合える日本最大級の施設。海の中に仕切られたイケスでイルカたちと触れ合います。イルカと一緒に泳ぐコースと、陸上からイルカに触れたり餌を与えたりするコースがあるんですよ。
こちらでは繫殖にも力を入れていて、可愛いベビーたちに合える日もそう遠くはないかも。近くにはキャンプ場もあり、ここを利用する場合、無料でイルカたちと会うことができます。星空の下、二人でイルカを眺めるなんてロマンティックで癒し効果も抜群ですね。
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開山は標高149m。伯方島の北端、海に突き出した場所に位置します。その山頂に建てられているのが開山展望台。木造の美しい建物です。建物だけでは無く、ここからの眺めも素晴らしいんですよ。
多々羅大橋、大三島橋、伯方・大島大橋の3つの橋を見ることができるスポットで、春には1000本の桜が咲き誇るお花見スポットでもあります。春、空が見えないほどに咲き誇る桜の花は息を吞む美しさです。
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この橋の特徴はその美しいアーチ。この橋はしまなみ海道唯一のアーチ橋です。しまなみ海道に架かる橋はどれも直線的でシャープな印象ですが、このアーチの曲線には優しさと温かさを感じますね。
この橋が繋ぐのは伯方島と大三島。この間の鼻栗瀬戸は流れが激しいことで知られています。2島の間、およそ300mを流れる潮の速さは時速13㎞以上。流れが速いだけではなく、見通しが悪くて浅くなっている場所も所々にあるという海の難所です。
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この鐘はしまなみ海道で最大の島「大三島」の「道の駅 多々羅しまなみ公園」にあります。「鳴らすと幸せになれる」というこの鐘はカップルに人気のスポット。フランスのノルマンディーで鋳造されたというこの鐘は外観もオシャレですね。
鐘の後ろに見えるのは多々羅大橋。こちらのスポットはしあわせの鐘と多々羅大橋を1つのフレームに収めることができるフォトジェニックなスポットなんです。