こちらは現存する香川県最古の民家。建てられたのは慶長年間と考えられています。慶長5年に起こったのが「関ヶ原の戦い」ですから、どれだけ歴史のある建物かということがわかりますね。
代々大きな庄屋をつとめてきた小比賀。その住まいは茅葺屋根で寄棟造りの長屋門と母屋、池泉回廊式の日本庭園等からなり、これらは国の重要文化財に指定されています。
高松駅から東部と呼ばれる地域までの所要時間は車でおよそ20分。コンパクトな高松市だから移動の時間ロスは少なくて済みますね。東にもステキなスポットがたくさんあるんですよ。
こちらには広大な敷地の中に四国各地から移築した33棟の建物が点在しています。それらが建てられた時代は江戸~大正時代。その内古民家は12棟あり、その当時使用されていた民具も展示されているんですよ。
緑豊かで四季折々の自然を楽しむことができる敷地内には他にも安藤忠雄氏が設計した美術館「四国村ギャラリー」や石の芸術作品群、伝統産業施設等がありますが、おすすめは池の上に掛かる「かずら橋渡り」。スリル満点です。
大人のあなたもついつい童心に帰ってしまう、新屋島水族館は、高松市内から車で30分くらいの距離にあります。屋根のような形をした屋島という場所の山頂にあり、小規模な水族館ながら、高松市民の有名デートスポット。
穴場は入口からアザラシの水槽を外回りに出て行ったところにある、丸い形の水槽です。中には巨大魚のナポレオンフィッシュが泳ぎ、丸い形の水槽なのでどこからでも眺めることができます。楽しくてついつい子供のようにはしゃいでしまいますね。
屋島には平家物語にまつわる史跡がたくさんあります。この展望台からは「那須与一・扇の的」や平家滅亡の舞台となった壇ノ浦、平家が軍船を隠したといわれる舟隠し等を見ることができるんですよ。
古文や歴史の教科書で目にした「壇ノ浦」を自分の目で見ると盛者必衰を感じますね。またこちらは夜景スポットとしても有名です。因みに「屋島」といいますが「島」ではありません。
こちらは屋島南嶺西端にある展望スポット。こちらからは高松市内や瀬戸内海の島々を見渡すことができます。
西向きなので、夕陽が美しく「日本の夕陽100選」にも選ばれているんですよ。眼下に高松市の市街地や高松港を見ることもできるので夜景も大変有名。夕暮れ時から夜景まで楽しむことができる珍しい「ゆうやけいスポット」です。夕暮れ時から夜景までの美しい時間を二人で過ごして下さい。
天平時代に鑑真和上によって創建されたと言われる「屋島寺」。梵鐘「平家供養の鐘」は鎌倉時代に作られたもので、本尊・十一面千手観音坐像と本堂(鎌倉時代に建立)とともに国の重要文化財に指定されているんですよ。
また本堂の手前に建てられた「屋島寺宝物館」には「源平盛衰記絵巻物」「源氏の白旗」「屋島合戦屛風」等が展示されています。文学好き、歴史好きな方には訪れていただきたい場所です。
庵治町・牟礼町は高級石材「庵治石」の産地。こちらの資料館は昭和初期の切り出し作業や石の加工作業の様子、石と人々との関わりを展示した資料館です。
館内では石を加工した雑貨も販売されていて時計や花瓶、オブジェ等が並べられています。砂の中からアメジストやローズクォーツ等の石を探し出す「ストーンハンティング」等の体験教室も開催されているので「楽しめる資料館」ですね。「ストーンハンティング」で探し当てた鉱物は持ち帰ることができるんですよ。施設の前はかなり広い芝生広場になっていて、石の彫刻が点在しています。
イサムノグチは20世紀を代表する芸術家で、彫刻やデザイン等、多方面で活躍しました。牟礼はイサムノグチ氏が晩年、ニューヨークと行き来しながら過ごした場所です。
ここにあった住居兼アトリエがこの美術館。見学は完全予約制。スタッフの案内で施設を巡ります。アトリエには作業の名残の石の破片が散らばっていてイサムノグチ氏の息遣いを感じることができる気がするんですよ。彫刻作品が展示されているのは庭園の中、屋外なんですね。この庭園からアトリエ、施設の全てが作品と言えるのでしょう。
地元の新鮮な魚介類や野菜が販売される道の駅。その地域ならではの物産も並べられていて、楽しいですよね。
こちらのおすすめは「海鮮食堂 じゃこや」のランチ!お昼時には長い行列ができることも。こちらのランチは好きなお料理を選んでトレーに並べていく嬉しいセルフスタイル。驚くのはその種類の多さ!メニューには丼物もあり「ハマチづけ丼」はおすすめの一品です。
デザートには「産直カフェ」でジャージー牛乳の美味しさが詰まったソフトクリームをどうぞ。
自然豊かな南方面では心も身体も癒されます。日常の喧騒を離れ、のんびりとした時間を二人で過ごして、リフレッシュしましょう!
こちらは高松市街地から7㎞程のところにあります。市民の足「ことでん」を利用して行くなら「ことでんおんせん乗車入浴券」の購入をおすすめしたいですね。これは「運賃・仏生山温泉入浴料・オリジナルタオル・うちわ」のセット。檜皮色のうちわがレトロ感満載です。
こちらの温質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉で「美人の湯」と言われています。とにかく外観も内装もオシャレでスタイリッシュ。大浴場と露天風呂があります。リフレッシュすればデートがもっと楽しくなりますよ。
「こどもの国」というネーミングだけで素通りしてはもったいない!こちらは子どもだけでなく、大人も楽しめる施設です。
「科学体験ゾーン」では「流れの速いものにものは引き寄せられる」というベルヌーイの定理を体験できるコーナーや風洞実験、はばたきの仕組みなど、大人でも航空力学について楽しく学ぶことができます。
また「スペースシアター」では直径20mのドームにデジタルプラネタリウムが映し出され、より美しい星空を見ることができるんですよ。散策エリアでは国産飛行機YS-11を間近でみることもできます。
こちらは広大な敷地内でアスレチックや散策を楽しむことができる公園です。
おすすめするのは桜の季節。ソメイヨシノやオオシマザクラ等、その数およそ5,000本。500mの桜のトンネルはインスタ映えするスポットですね。秋には紅葉も楽しめます。散策のついでに健康遊具で体力チェックをしてみては如何ですか。簡単なように見えますが、なかなかハードなんですよ。
こちらの温泉は1,300年前の天平時代に行基によって発見され、その後弘法大師によってひろめられたと言われています。泉質は硫黄泉・放射能。こちらを流れる香東川は6月になるとゲンジボタルが飛び交うことから環境庁自然保護局によって「ホタルの里」に指定されるほど自然豊かなところです。
「道の駅 しおのえ」では新鮮な地元の野菜類や花並べられていますが、おすすめは「ふじかわ牧場 ソフトクリーム」。このソフトクリームのためにこちらに来られる方も多いそうです。